腎臓人工透析を主とする内科の病院


上山病院は、腎臓人工透析を主とする内科の病院です。病院の建替えにあたり、一部併設クリニックの構造体を残し改装、その倍近くの増築を行う計画が採択された。既存建物を残す事で、階高等に制約を受ける面もあったが、構造体を外装版で覆う事により増築部分と一体化した表現となりました。

再生木ルーバーで覆われた3階バルコニーは、病室より出入できる安全な外部空間として自然と触れ合う事や回遊性を確保し、交通量の多い通りからの緩衝帯ともなります。

また、最上階では、中庭やトップサイドライトにより自然光を取り入れ、開放感のある空間とした。さらに屋上を緑化する事で、散策の場として利用し、再生木の使用、光触媒塗料の大気浄化作用など、環境対策にも配慮しました。

国道と、脇田川に面する部分は、1階をセットバックさせ石貼りのベンチと緑地帯を設け、緩やかにカーブを描く壁と共に、地域に開かれた医療施設としての表現もしています。

 

概要
作品名 上山病院
ジャンル その他
所在地 鹿児島県鹿児島市
構造 鉄筋コンクリート造3階建
延床面積 3,450.48㎡
田村 孝典

田村 孝典

機能とデザインの調和を目指します