タタミ居間、見晴らし、自然素材の三拍子揃った住宅


約25年ほど前に私が手掛けた家に育ち、そのお気に入りの家を基本に設計を依頼されました。

一昨年完成した見晴らしの家(音羽の家)と、偶然にも同じ分譲地に建つ南下がり斜面の見晴らしのよい家です。

自然力を最大限に利用した住宅で、夏の通風、冬の日当たり、南側の屋根が大きいのが特徴です。

以前の育った家と同じ、畳の居間を大きくとり、それに付随して食堂、又家事が楽しく出来るように、中心にキッチンを配置しました。

一方、外部はシンプルさの中に使いやすさ、楽しさを演出、内部は床、壁とも自然素材を採用して健康的なことも考慮しています。 それでも、素材の使い方などを工夫してローコストの家です。

また、住宅の性能を確保し、シンプルをテーマにした若い夫婦のための外断熱、自然材料、バリアフリーの住宅でもあります。

概要
作品名 赤坂の家(見晴らしの家Ⅱ)
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 愛知県豊川市
基礎 ベタ基礎
屋根の形 切妻
鋼板サイディング、防火サイディング
コルクタイル
構造 在来木造2階建て
延床面積 96.88㎡
ロケーション 南西に下がる分譲の傾斜
予算帯 1720万円(税込み)、擁壁280万円
氏原 求

氏原求|うじはら・もとむ|氏原求建築設計工房|建築事務所

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