パノラマビューを楽しむ為の「離れ」を設けたピロティー形式の住宅|一軒家・自宅
鹿児島市の高台に在るミニ開発地に建つ住宅です。
南西方向に開けた崖の先端に位置し、南と西側の隣地は1.5階分ほど低くなっているため、将来的にも視界を遮る物が建つ可能性は低い場所です。
その眺望の素晴らしさを増幅するために、1階をピロティーとし、壁柱で構成した2つの強靭な構造コアにより持ち 上げられた2階に、水周りを含む全ての主室を設ける事としました。
小山を切り開いた宅造地は、切り盛り土工事を行う事が多く、本敷地もL型敷地の寄付き道路側が盛土部分に当たります。
敷地のL型形状と前述の支持地盤の状 態、風当たり等を考慮して、眺めに対して開いた「母屋」を道路にほぼ平行に、崖から離して配置しました。
残った崖の先端部に、パノラマビューを楽しむ為の 「離れ」を設け、非日常的な空間への移行装置としてのブリッジにより、アプローチするレイアウトとしました。
概要 | |
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作品名 | 中山の住宅 |
ジャンル | 一軒家 , 自宅 |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市 |
構造 | 鉄筋コンクリート造2階 |
延床面積 | 122.32㎡(車庫込168.02㎡) |