角地に向かって開きつつ、ルーバーでプライバシーは確保された住宅


約80m2(24坪)の土地に、駐車スペースも確保しなければならない厳しい敷地条件の中、南側の角地方向に開くことで光や風を取り入れ、ルーバーによってアイレベルの視線はブロックしました。

角地に対して“遮りつつ開く”表情を持った住宅です。  

テラスは、外部にあるもうひとつの居間。車は屋根無しで道路に対して平行駐車とし、小さいながらも囲われたテラスを取ることができました。

全体のフォルムは、斜線制限に沿って上がっていく片流れの屋根です。

最も高くなる部分はロフトとして有効活用。内部は構造あらわしとして、天井高を出来るだけ高く確保しつつ、床懐を最小限に抑え、厳しい斜線制限もクリアしています。

無駄は徹底的に排除していますが、単にコンパクトに空間を詰め込むだけでは息苦しくなってしまうので、細長いスリット状の吹抜やナナメの天井により、空間的な“ゆとり”の部分も生み出しています。

また、1階は収納やカウンターなどのしつらえを細かく考えた設計としていますが、2階は対照的にフリースペースとし、家族構成の変化に対応出来るプランとしています。

概要
作品名 綱島FS邸<角地に開いたコンパクトな家>
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 神奈川県横浜市
間取り 2LDK+ロフト
基礎 ベタ基礎
外壁 塗装ガルバリウム鋼板
屋根の形 片流れ
珪藻漆喰土
フローリング
構造 木造在来工法
延床面積 86㎡
ロケーション 住宅地
植本 俊介

植本 俊介

住宅・集合住宅から一般建築まで手掛ける建築設計事務所