大阪の長屋のある住宅地の家|一軒家・自宅
大阪市内の昔ながらの長屋が残る住宅地に建てられています。
3方を隣家に挟まれ、また狭い前面道路の向いにも住宅が建てられている条件のなか、いかに自然光を取り入れるかを考えたなか、プランを完成させています。
全体は、屋内のコート、屋外のコート、リビング、キッチンを含む水回り、主寝室、子供部屋(フリールーム)で構成されています。
敷地いっぱいの長方形の平面を3分割し、各室を”屋内のコート”と”屋外のコート”ではさむ、単純な構成をとっています。
それにより、屋内のコート、屋外のコート、そして屋内外のコートに面している室、が生まれています。
屋外のコートは、屋根のない外の場所として、屋内のコートは、吹抜のある内の場所として、限られたなかにも、光を感じる余白のスペースをつくることを考えました。
小さな住宅の中にも、多様な風景と時間が織り込むことができるということを、この住宅で表現できればと考えています。
概要 | |
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作品名 | デザインを極めた黒い箱 |
ジャンル | 一軒家 , 自宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 長尺一文字葺き |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ラーチ合板 オイルステイン+ウレタンクリアー塗、クロス |
床 | タモ無垢フローリング、じゅうたん敷、300角タイル |
構造 | 木造在来工法 2階建て |
延床面積 | 99.76 ㎡ |
ロケーション | 昔ながらの長屋のある住宅地 |
外装 | 板金 |
内装 | ラーチ合板 |
設計から完成までの期間 | 1年 |
予算帯 | 2,500万円 |