薪ストーブ&床下暖房を設け、凹凸が多いのに温熱環境に優れた家|一軒家・自宅
東京に比べ敷地にゆとりがある本庄の市街地です。
南北が短く東西に細長い敷地です。
骨になる廊下の軸線が建物中央を東西に貫き、串刺し状にいろんな空間をつないでいく。
性格の異なる4つの庭を間に挟んで、空間的な「間」を作り出すことを意図しました。
家の中心にリビングダイニングを設けています。リビングの中心に薪ストーブを据え、薪ストーブ上部から集熱し、ダクトで床下に空気を導く床下暖房を採用しています。
南側のガラスから直接室内に取り込んだ暖気が天井まで上昇するので、薪ストーブの暖気と合わせて集熱しています。
真冬でも天気の良い日には暑いくらいになり、太陽熱がメイン、薪ストーブをサブと考えても良いくらい効果があります。
昼間に取り込んだ熱は床下に蓄熱され、夜まで暖かさが持続します。
寒くなってきたら、補助暖房として薪ストーブに火をいれれば、太陽熱+薪ストーブの熱をまとめて集熱できるので一石二鳥です。
| 概要 | |
|---|---|
| 作品名 | 本庄SB邸<4つの庭に挟まれ奥行きを感じる家> |
| ジャンル | 一軒家 , 自宅 |
| 所在地 | 埼玉県本庄市 |
| 間取り | 4LDK+ワークスペース、納戸 |
| 基礎 | ベタ基礎 |
| 外壁 | 左官仕上げ |
| 屋根の形 | 切り妻+片流れ |
| 壁 | 珪藻漆喰土 |
| 床 | ナラ無垢板 |
| 構造 | 木造在来工法2階建 |
| 延床面積 | 183㎡ |
| ロケーション | 市街地の住宅街 |
| 設計から完成までの期間 | 1年6ヶ月 |
