都心部で快適に、安心を追求した住まい


福岡市西区の伊都地区、北側の池では毎夏に花火大会が催されるという高立地にコンクリート造3階建ての住宅が完成しました。

はじめにクライアントの方からこの土地に共同住宅+オーナー住居の依頼を受け基本計画を進めていましたが、地盤調査の為のボーリング調査を行いました。

そこでなんと良好な温泉水が出てきたことから急遽、敷地半分を温泉水の水汲み場施設を造る事に。 残り半分の土地に住居を造る事になりました。

北側が開放(道路+池)していること、南面は何れかの建物が建築されることから、北側の景色環境を優先に間取りを構成です。

北側に大きな開口部とバルコニーを設けることで北側の部屋でも明るい環境になっています。

内部の床はオークの幅広無垢材の厚さ21mm+自然塗料であるオスモ塗料仕上げです。 壁、天井部分はドイツ製のしっくい塗り仕上げを採用しています。

暖房は日本スティーベルの蓄熱暖房(24時間/深夜電力を使い)を採用し、冬場の寒さを解消しています。

概要
作品名 伊都の住宅
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 福岡県福岡市
間取り 4LDK
構造 コンクリート造3階建
延床面積 90坪
設計から完成までの期間 1年6ヶ月
伊藤 宗明

伊藤宗明|いとう・むねあき|MAアーキテクト一級建築士事務所

出来るだけシンプルに、心地よく柔らかな空間のある住まい