障がいがあっても親子で住み続ける家|リフォーム住宅・自宅
娘さんは重度の四肢麻痺で、車椅子生活がなんとか行える障がいがあり、お母様はパーキンソン病で徐々に病状が進行しています。
この親子二人の最大の望みは、生涯、自分達の家で生活が出来て、満足できる生活を送る事でした……。
築40年を超える自宅は、便所・洗面室・玄関・浴室の狭さや高低差は介護士が付いていても、かなり大変な介助状況でした。
また工事中の借り住まいは施主の引っ越しの体力が無く、居ながらの工事を余儀なくされたため、3期に工事を分割して行いました。
障害に合わせたバリアフリー住宅となり、家じゅう無駄な空間がなくなって大変喜んでいただいています。
また、自然素材を使った空間は心身共にリラクゼーション効果が高まったとのことです。
『バリアフリー+暖かみのあるデザイン』を行う事によって、用と美が満足できる、居心地の良い納得のいく改装となりました。
なお、この作品は、『TDYリモデルコンテスト2013』 において「優秀賞」を受賞しています。
概要 | |
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作品名 | 鹿ヶ谷のいえ【バリアフリー住宅】(リフォーム住宅) |
ジャンル | 一軒家 , 自宅 |
所在地 | 京都府京都市 |
間取り | 改装部分:玄関、廊下、サニタリー7帖、浴室・脱衣室、DK8帖、寝室、階段・階段ホール、洋室、トイレ |
基礎 | 一部補修 |
外壁 | 京都産杉板 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 強化クロス(合板下地) |
床 | 天然コルク |
構造 | 木造軸組 |
延床面積 | 76.07㎡(リフォーム部分は60.07㎡) |
ロケーション | 閑静な住宅地 |
外装 | 改装部は杉、杉皮、竹など自然素材で構成 |
内装 | 天井には京都産杉を使用 壁は車椅子使用のため耐久性重視 |
設計から完成までの期間 | 7ヶ月 |