フレキシブルなワンルーム空間へ|リフォーム住宅・自宅


長年住まわれたマンションの一住戸における全面リフォームです。

子供達が独立した後の夫婦の生活空間を一体化することを考えました。

結果、小割りに仕切られた部屋の間仕切り壁を取り払い、引き戸を多用して状況に応じて仕切れるようにしました。

また、水回り部分をオールインワンにし、もし老後に車椅子生活になったときにも対応しやすい空間を造ることもテーマでした。

各所で間仕切壁を取り壊し、また天井面のボードも全面剥がし、天井高を上げています。

居室は床に無垢の杉板、壁・天井に自然素材である月桃紙、建具や収納棚にタモ合板を貼り、全体に統一感のある開放的な空間に仕上がっています。

リビングダイニングの天井はOSBによるデザインで、室内に張り出していた梁型を隠しつつ、リビングダイニングに中心性を与えています。

既存フローリングの上に新たに断熱材と床暖房パネルを敷き床高を抑えつつ、バルコニーに置かれたヒートポンプユニットと室内の貯湯タンクを繋ぐ配管を通す事に苦心しました。

オール電化にリフォームした事例です。

概要
作品名 Re-5/Hiさんの住まい(リフォーム住宅)
ジャンル 団地・マンション・ワンルーム , 自宅
所在地 東京都大田区
月桃紙
杉板フローリング
構造 RC造6階の一住戸 
延床面積 66㎡(リフォーム面積)
ロケーション 都市
予算帯 1,000万円
森 大樹/小埜 勝久

森大樹/小埜勝久|もり・たいき/おの・かつひさ|H2O設計室|建築設計事務所

開放的で気持ちの良い家を!