4層の家


都心の狭小地です。 南北の隣地には、住宅が迫って建っていますが、幸い東側は空地、西側は道路で、その先も開けており、東西の抜けが非常に心地好い敷地です。

狭小地でありながら、その抜けを最大限に活かし、同時に居住面積を充分に確保することが求められました。

配置計画、フロア計画を充分に検討することにより、この敷地の特性を活かした住宅計画が可能となりました。

配置計画としては、建蔽率いっぱいの面積を確保しつつ、東西の抜けを活かすため、建物を敷地内の中央に配置するのではなく、建物全体を北側に寄せ、南側に空きを設けました。

フロア計画としては、配置計画、高度斜線により居住空間を計画出来るボリュームは必然的に決まってきます。

通常の階高の計画では3階建の建物となるところを、1階と2階の間に天井裏収納を設けることで、「4層の家」を実現しました。

法的には3階建のボリュームの中に、4層の空間を計画しています。

各階の天井高は低いですが、南側の空きによる東西の抜け、南側に設けた階段による東西及び上下の抜けの効果で、豊かな空間を創設しています。

概要
作品名 OSH
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 東京都世田谷区
余田 正徳

余田 正徳

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