家族のコミュニケーションを支える吹抜空間|一軒家・自宅
ご夫妻とお子さん2人のための住まいです。
家族のコミュニケーションを支える吹抜空間/高天井でダイナミックな空間のリビングダイニング。ここに美しい階段を据えました。
朝、お母さんが食事の支度をしていると、目の前の階段をお子さんがおりてきて「おはよう!」。午後、子供が帰ってくると、キッチンで家事をしているお母さんと「おかえり!」「ただいま!」と言葉を交わしてから階段を上がって子供室へ。
家の中心であるこの吹抜空間が動線の基点となっていることで、家族が顔を合わせる機会が増えます。家族のコミュニケーションを支える吹抜空間です。
プライバシーと開放性の両立/敷地は東側・南側は敷地境界まで隣家の壁がせまり、日照や眺望の点で課題がありましたが、西側は道路ごしに幼稚園の園庭が広がり、空へも開かれていました。
そこで、建物をコの字型平面として中庭を設け、西側に開かれた構成としました。
近隣の住宅が密集する環境において、この中庭は道路や隣家からの視線を気にすることなくくつろげる、家族のオアシスとなっています。
そして各室はこの中庭に対して開放的な構成となっています。
適度な距離感をもった様々な居場所/家族は一緒にワイワイとにぎやかに過ごすときもあれば、適度な距離感でお互いを感じながらも個々人の世界に浸りたいときもあります。
この住まいは中庭を囲むコの字型平面の構成により、各室は適度な距離感をもつと共に中庭ごしに「見る」「見られる」関係となっています。
リビングダイニングとタタミルーム、主寝室と子供室、それらが適度な距離感で配されていることで、家族が様々なシーンを過ごす居場所が生まれています。
概要 | |
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作品名 | 朝霞の家 |
ジャンル | 一軒家 , 自宅 |
所在地 | 埼玉県朝霞市 |
間取り | 4LDK+ロフト |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ソフトリシン吹き付け |
屋根の形 | ガルバリウム鋼板平葺き |
壁 | 砂漆喰塗り |
床 | ナラ無垢フローリング |
構造 | 在来木造工法 |
延床面積 | 113.20㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
予算帯 | 3,000万円台前半 |