変形敷地を活かす暮らしのかたち|一軒家・自宅


世田谷の閑静な住宅街にある北東角地に建つ住宅です。

三角形の土地を最大限活かすため、プランも三角形で計画し、北と南の角にあたるそれぞれの頂点に、大きな窓による抜けをつくる事で南北方向への広がりを生んでいます。

また、南に向かって上っている2つの道路にあわせるように、1,2階の床はらせん状にステップアップしています。

4mほどの道路を挟んで三方とも建物に囲われているため、天窓やインナーデッキを利用して、プライバシーに配慮しながら採光通風を計画しています。

1階リビング南の角には窓下に暖炉を設け、自然光を取り込むと共に、外部のシンボルツリーと火による安らぎを家族に与えてくれる場所としました。

概要
作品名 三角の家(都市型住宅)
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 東京都
間取り 3LDK
基礎 ベタ基礎
外壁 左官
屋根の形 片流れ
珪藻土
フローリング
構造 在来軸組工法
延床面積 58.64㎡
ロケーション 三角角地
佐藤 剛

佐藤剛|さとう・つよし|一級建築士事務所 A-SA工房

こだわりの詰まった 居心地の良い空間づくり