住み継ぐ「コンクリート打放し H型プランの平屋」‐13‐家具と奏でるシンフォニー|家結びブログ

サブタイトルサブタイトル

引越しが終わったらら、ようやく全て完成です。

守谷昌紀20210813_10(家結びブログ)

と、なかなかならないのが拘り住宅。

外構工事は特に遅れることが多く、庭木はまだ確認できていませんでした。

守谷昌紀20210813_3(家結びブログ)

それで、オリンピック連休に入る前に、少し時間をとって貰ったのです。

守谷昌紀20210813_11(家結びブログ)

エントランス回りも、ようやく最終形をみることができました。

守谷昌紀20210813_12(家結びブログ)

面白かったのは腰掛スペース。

そこに座っているのはブリキの飛行機でした。

守谷昌紀20210813_13(家結びブログ)

そして人はこっちを利用するのです。

守谷昌紀20210813_14(家結びブログ)

靴箱もスチールの収納でまとめられ、コンクリート打ち放しのソリッドな感じに良くあっています。

守谷昌紀20210813_15(家結びブログ)

エントランスを左に曲がったところにあるのが和室。

守谷昌紀20210813_16(家結びブログ)

銀色の畳に、ステンレスの床を合せました。

守谷昌紀20210813_17(家結びブログ)

奥さんが活けた花が、彩を添えます。

建築は無機物ですが、こういった心遣いによって全く違う次元へと昇華するのです。

守谷昌紀20210813_1(家結びブログ)

ダイニングテーブルも、ウォルナットの床と良く合っています。

守谷昌紀20210813_2(家結びブログ)

キッチン後ろの収納内も見せて貰いました。

守谷昌紀20210813_4(家結びブログ)

食器、家電、小物への愛情も十分に伝わってくるのです。

守谷昌紀20210813_5(家結びブログ)

コーヒーを出して頂き、ちょっと都心部にはない景色をゆっくり楽しませて貰いました。

守谷昌紀20210813_6(家結びブログ)

暑い時期ですが、90cmある庇がその役割をしっかり果たしていることも確認できたのです。

守谷昌紀20210813_7(家結びブログ)

LDKに並ぶ形で配置したのが寝室です。

守谷昌紀20210813_8(家結びブログ)

反対側が子供部屋。

こちらの空間は、モデルルームのような仕上がりでした。

守谷昌紀20210813_9(家結びブログ)

ウォークインクローゼットさえも画になるのは、コンクリート打ち放しのポテンシャルと、セレクトされた家具が心地よいシンフォニーを奏でているからと思うのです。

ようやく本当の意味での完成形をみることができ、少し肩の荷がおりました。

スケジュールを調整させて貰い、お盆明けに撮影をお願いしました。

4年に及んだプロジェクトも、いよいよ最終局面までやってきました。

あとは日々の行いか、神頼みか。

この日のような快晴になれば良いのですが……

文責:守谷 昌紀

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

守谷昌紀|もりたに・まさき| 一級建築士事務所アトリエm

夢は必ず実現する、してみせる。