北欧モダンハウス: 建築家が愛した自邸と別荘|家結びブックス

グンナー・アスプルンド、アルヴァ・アアルト、アルネ・ヤコブセン、ヨーン・ウッツォン…、
北欧を代表する建築家たちは自らの住まいで実験を試み、家族のためにこだわりの空間をつくりだした。
妻や子供との暮らしに滲みでる素顔、時代や風土への真摯な眼差し、安住のデザインを追求した名作を巡る、建築家たちの住宅術。
カラー写真約180点、モノクロ写真約70点掲載。

ミナ ペルホネンのデザイナー 皆川明さんが、本書にメッセージを寄せてくださいました。

「生活の息吹と共にあるモダンデザインは北欧建築家の豊かな人生から生まれていた。デザインへの気持ちが伝わってくる幸せな一冊。」

〈目次〉
1 グンナー・アスプルンド(スウェーデン)
2 アルヴァ・アアルト(フィンランド)
3 アルネ・ヤコブセン(デンマーク)
4 モーエンス・ラッセン(デンマーク)
5 ヨーン・ウッツォン(デンマーク)
6 アルネ・コルスモ(ノルウェー)
7 スヴェレ・フェーン(ノルウェー)

著者について
1969年生まれ。東北芸術工科大学准教授、慶應義塾大学非常勤講師。学術博士(ph.D.)。
1992年青山学院大学卒業、2006年慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学、2006~2008年デンマーク政府奨学生としてコペンハーゲン大学留学。2009年より現職。
大学卒業後、一般企業、黒川紀章建築都市設計事務所に勤務。
大学院在学中より神奈川県立近代美術館にて学芸員を兼ね、その後ドイツ・ヴィトラ・デザインミュージアムと共同で「ジャン・プルーヴェ展」、スイス・プロヘルヴェティア文化財団と共同で「スモール&ビューティフル:スイス現代デザイン展」の日本巡回展を手掛ける。建築・デザイン分野でのキュレーションが専門。
著書に『アルネ・ヤコブセン』『近代ニッポンの水まわり』(学芸出版社)など。

 
出版社 学芸出版社
著者 和田 菜穂子