雁行し、街と緩やかに繋がる住宅


埼玉新都心近郊に位置する住宅街。昔からある道路が無秩序に走り、面する宅地はどれも不整形なかたちをしています。

そんな変則的な敷地形状に追従する為に個々の住宅は雁行して建っており、外観は小割りにされ、身近なスケールに感じられる街並が形成されています。敷地はそんな街区の突端に位置しています。

この計画では、部屋単位で構成される“棟”を平面的に雁行させながら配置し、街並にならって不整形な敷地形状に追従させつつ、“棟”の内と外という関係を幾重にも反復させ、様々な奥行きを持った空間を生み出そうと考えました。

雁行の考え方は断面的にも展開され、“棟”のキャラクターをより強調しています。

個の境界面においては、開口幅をなるべく統一し、床から天井までのフルハイトとする事で、“内と内”あるいは“内と外”の関係が等価になるようにしています。

この地域の街並・スケール感を継承しつつ都市と緩やかに繋がる空間になる事を意図しています。

概要
作品名 HohBoh
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 埼玉県さいたま市
基礎 べた基礎
外壁 モルタル+撥水塗装
屋根の形 フラット
塗装
フローリング
構造 木造
延床面積 119.03m2
ロケーション 住宅街
松下 慎太郎

松下 慎太郎

"建築が出来上がるまで"を楽しみ"建築が出来上がったあと"を楽しむ