南北に抜ける開放的な空間を持つ別荘|別荘・自宅
敷地は西に海、東に山が迫る、新たに造成された区画の一画です。
住人は50代の夫婦。巨大な木造合成梁を900ピッチで並べた屋根のもとに広がる南北に抜けた開放的な筒状空間を作りました。
平面は梁下までの壁、家具、建具により緩やかに分節される。梁成の空間で全体がつながる一室的な空間です。
この構成により住人と自然・地域社会、住人同士の間に緩やかな関係を作り出す。
工業部品を徹底した単純明快な工法で組合せ、周到に計画された室内環境制御技術(外断熱パネル工法、屋根外壁通気工法、庇による日射制御、基礎外断熱工法、基礎蓄熱式低温輻射式床暖房システム)により開放しても外気に影響され難い室内環境を実現し、内外が一体化した真に開放的な住空間を目指した。
概要 | |
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作品名 | 筒の家2 |
ジャンル | 別荘 , 自宅 |
所在地 | 千葉県 |
基礎 | べた基礎 |
壁 | 石膏ボードAEP塗装 |
床 | モルタル金ごて仕上 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 95.04㎡ |
ロケーション | 海の近く |
外装 | 窯業系サイディング |
内装 | 石膏ボードAEP塗装 ラーチ合板オスモカラー塗装 |