狭小傾斜変形敷地に抜群の360°眺望を取り込んだ住宅|一軒家・自宅


都心の住宅密集地にある小高い丘の中腹に建つ、夫婦と子供1人のための眺めの良い住宅です。

2方を坂道道路に囲まれた不整形の狭小敷地という難条件敷地に、ご夫婦の要望に合わせ、建築基準法の許す限りの地上ボリュームを確保しています。

また、狭小地ながらも、敷地高低差から法規上地下となる北側道路から繋がるレベルにRC造の地下を作り、ご主人の趣味でもある車2台分のガレージも備えています。

住居部分では、恵まれた立地ならではの眺望を生かすことをコンセプトに、子供室、寝室、水廻りのプライベート領域をそれぞれ3階と1階に必要分の開口部を設けて配置し、2階に設けたLDKからなるパブリック領域はプライベート階とは対照的に、ほぼ全方位を開放した抜群の眺望を取り込む空間としました。

さらに、2階部分では垂直柱を無くし柱をすべて斜めのブレース材として設計することで構造材を少なくすると同時に、視覚的にも柱としての認識が薄れるように配慮し、面積以上の開放感を実現する住まいとなっています。

概要
作品名 豊島T
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 東京都豊島区
基礎 杭基礎
外壁 ガルバリウム鋼板波板、ステンレスパネル
屋根の形 斜線に合わせた勾配屋根
珪藻土
無垢板フローリング、磁器質タイル
構造 鉄骨造
延床面積 41.63㎡
ロケーション 都心部
外装 ガルバリウム鋼板波板、ステンレスパネル
内装 珪藻土、構造剛合板+OS拭き取り
一條 美賀/一條 太郎

一條美賀/一條太郎|いちじょう・みか|いちじょう・たろう|一級建築士事務所 まんぼう

こだわりを大切に。住まうことが楽しい快適住宅を