新しい家づくりのカタチ?ウィキハウスが世界の家を変えるか

世界では今、新たなプロジェクトが始まっている。ウィキペディア(Wikipedia)ならぬウィキハウス(WikiHouse)というツールをご存知だろうか。

ウィキハウスの創設者でイギリスの建築家でもあるアラステア・パービン(Alastair Parvin)は、オープンソースの建築ツールをインターネット上で無料提供している。サイトの目的は、建設産業の民主化以外何ものでもない。

ウィキハウスの概要

ウィキハウスで好きなデザインの家がみつかったら、ダウンロードしてデータをCNCとよばれるコンピュータ制御の工作機械に送ります。機会が勝手に建材を寸法通りにカットしてくれるので、ユーザーは建材を準備するだけで済むのだ。

カットされた建材は、2〜3人いれば一日で組み立てることができる。ただし、ウィキハウスで造れるのは家の枠組部分だけ。配管や電気系統などその他屋内設備は含まれない。とアラステア・パービンは語っている。

ウィキハウスの手順

家結び
ウィキハウスのウェブサイトからダウンロード。
家結び家結び
CNCと呼ばれるコンピューター制御の工作機械でカット。
家結び
カットされた建材を組み立てる。
家結び

このウィキハウスを使えば、住宅の設計図を世界中どこにいても、共有することができ、わずかな資金で家を組み立てることができる。それは、まるでIKEAの家具のように。

ウィキハウスは現在、ブラジルのスラム街・ファベーラという地域で実験を行なっており、将来的には、世界中の貧しい地域に役立てていきたい考えだ。

アラステア・パービンは、ウィキハウスのプロジェクトに賛同してくれる建築家のコレクティブ(共同体)と、運営資金の提供を呼びかけている。



Wiki House

プロフィール

東恩納 尚縁

将来の夢は孫と一緒に暮らすこと。

孫ができた為、将来は娘夫婦と二世帯住宅の夢を持っています。
「住まい」について考えたコラムを寄稿しています。

東恩納 尚縁 さんの記事

関連する記事