最初の打合せのときにお客様に用意してもらうものについての話

家結び.COM


新規のご依頼が続いています。
皆様、お問合せをいただきありがとうございます。

「最初の打合せのときに何を用意すれば良いですか?」

というのがよく聞かれる質問です。

図面か、
部屋の間取りがわかるようなものがあれば
コピーを用意してもらえると嬉しいです。

ですが、

図面?
そんなもんないです。


というお客様のほうが実は多い。
ですから、図面や間取りが無くても大丈夫です。
全く問題ありません。

次に聞かれるのが

「なにかイメージを伝える資料が必要でしょうか?」

例えば
モダンな、という言葉ひとつとっても
Aさんがイメージするモダンと
Bさんがイメージするモダンは
けっこう違うものです。

エンドユーザーさんが「モダン」といって見せてくれるイメージ画像も
インテリアコーディネーターからすれば
(うぉ、それ、モダンじゃなくて北欧カジュアルだ)なんて思うことも多々あります。

ですから
なにかイメージしているお部屋、
こんなふうにしてもらいたいなと思う、
参考になる写真をお持ちでしたら
お見せいただければと思います。

昔は、
雑誌やカタログに付箋をつけていたり、
切り抜きを用意している人が多かったのですが、
いまはネットで収集した画像を見せてくれる方の方が多くなりましたね。

といいつつも、
実はこの「イメージした画像を用意してくれる」お客様はそうだなぁ・・・3割ぐらいでしょうか。
7割ぐらいの方は何もお持ちではありません。

そうそう、
同業のインテリアコーディネーターさんに時々聞かれる質問に
こういうのがあります。

りかさんは打ち合わせで使うための
イメージ画像集みたいなものは持っていますか?
お客様とイメージを共有するための
部屋のスタイル別の画像とかを用意していますか?

ってね。
皆さんいろいろなやりかたがあると思うのです。
タブレットにいろんな画像いれて持ち歩いていますよという人もいれば
何冊かインテリア雑誌を持っていくようにしていますという人もいると思います。

私の場合は、私の場合は、ですよ

なーーーーーんにも用意していきません。





なーーーーーーんにも持っていきません。





最初の打合せの時に用意しているのは
白い紙と、黒いペン、だけです。



・・・だけです、は、ウソですね。
●コンベックス
●一眼レフ
●レーザー距離計
も用意しています。

お客様が何か画像を持っていれば見せていただく。
図面をお持ちだったらコピーをいただく。
けど、図面も画像もなんにもないでーす、という場合のほうが多い。
それでもまったく問題ありません。

そのためのヒヤリング、打合せです。

それから

「要望が漠然としていて、どうしていいかわからない」

というお客様も多いので安心してください。
そもそも、

どうしたい、
こうしたい、
ああしたい、

という要望がはっきり説明できるくらいなら
インテリアコーディネーターに相談なんかしないのです。
なにをどうすればいいのかわかんないから
こうやってご依頼をくださるわけですから

・・・どうしよう・・・

・・・全然要望がまとまならい・・・

と、心配する必要はまったくありません。



最初の打合せのときにお客様が必ず用意しておくべきもの、というのは
とくになくてもいいのです。
あれば助かりますが 、なくても打合せは出来る。

だからどうぞ気楽に問合せください。

ひとつだけ、
そうだなぁ、ひとつだけ決めておいて欲しいのは
「ご予算」ぐらいでしょうか。

インテリアにどれくらいまでかけられるのか。
今回の相談でどのくらいの金額を想定しているのか。
ここは気取ってもしょうがないですし、隠していては具体的なプランが出せません。

50万以内でやって欲しいんです!なのか
500万までなら用意できます!なのか

とっかかりのアプローチがまったく違います。
最初のボタンを掛け違えてしまうと
お互いにとても時間をロスしてもったいないですので
ご予算についてはざっくばらんに
お伝えいただけたらと思います。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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