お金の話です

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お問い合わせが多いのは「いくらぐらい必要ですか」という価格的なご質問。インテリアコーディネーターに家の相談をするといくらするのか?という話です。
私の場合は一律料金でしてどんな家でも1部屋でも100部屋でも12万円です。税別です。

12万円。

これがコーディネート料です。これ以上でもこれ以下でもありません。 12万円です、よろしくおねがいいたします。
それで、あとは部屋にいくらかけるのか、という話ですよね。
ソファが欲しいんです、というご要望があったとして Aさんは10万のソファじゃ安すぎる、と言いますしBさんは10万のソファは高すぎる、と言います。人によってバラバラなんです、これ、本当に。どっちがいいとか悪いの問題でもなく、貧乏かお金持ちかの問題でもなく、これはもう本当に「価値観」の問題です。

100万あったら何に使うか。旅行に使う人、インテリアに使う人、洋服に使う人、家電に使う人、ブランド品を買う人、美味しいものを食べる人、自転車を買う人、いろいろあるのと一緒だと思います。金銭的な価値観は人それぞれですから、その人に合わせてご提案をしていくということになります。
10万しか手元にないけれど50万のソファが欲しいという人もいます。ソファに50万をかけたいという価値観の人です。

手元に100万あるけれどソファは10万以下に抑えたいという人もいます。ソファは10万以上はかけたくないなという価値観の人です。

なので、インテリアにかける金額は「ご予算どれくらいですか」とこちらからお聞きします。「他の人はみなさんどれくらいかけるんですか?」と聞かれますが、ピンキリなのでたぶん参考にならないと思います。
が、一応、傾向をお話しますと、
きちんとカーテンを揃え、家具をオーダーし、プラスアルファのデコレーションやアートを取り入れ、インテリアコーディネーターに依頼した部屋というメリットが感じられるような空間を求めてくるお客様は、100万~300万くらいのご予算をご用意してくださる方が多いので、その辺りが相場なのかなぁという気がします。

家具のオーダーまでは求めておらず、内装工事などもしないけれどぜひコーディネーターに部屋を快適に整えてもらいたいというお客様で60~80万くらいでしょうか。そんな感じだと思います。
ご予算が50万を下回ると、これはジェイブルーにとってはチャンレジ物件になってきます。分母に対して、配送費や納品・取り付け作業費など、商品以外の諸経費がどうしても割高に感じるようになりますし、コーディネート料のことも含めればなおさら「諸経費ばっかり払っている」ような気分になってしまうと思いますし、ご提案のアイテム数も減り、デザイン的な作り込みも難しくなってくるのです。

「安く仕上げたいから壁をペンキで塗りたい」というお客様がいるとします。
自分でペンキを買って塗るDIYの感覚ならば、安いかもしれません。ペンキ1缶、5千円じゃん、ってね。
ところが私たちはお仕事でお受けしているので、ペンキ1缶5千円、養生費5千円、施工費2万円・・・というようなお見積りになります例えばですが。
お客様が「5千円で済む」と思っていた作業は「3万円かかる」のです。お問い合わせの段階でご質問をいただきコーディネートのご依頼に至らなかったケースがありますが、それがまさにこういうことでした。

ニンジン50円じゃがいも50円玉ねぎ50円お肉50円調味料50円お米50円。全部で材料代300円じゃないか、このカレーが1000円もするのはおかしい!700円もぼったくっているではないか!とレストランに食べに行って文句を言う人はいませんよね。調理にかかる光熱費やお店のスタッフの給料や家賃や残飯のごみ処理代やあれやこれやの経費そして利益が含まれて、1000円という値段がついているであろうことを知っていて納得しているわけです。

ところが、インテリア・建築・住宅の話になると、途端に「材料代300円じゃないか!」といわれてしまうのは、なんだか業者さんたちが気の毒に思えてなりません。
えーと。というわけで今日はお金の話をしました。これといった結論はありませんが、まとめるとこういうことです。

■インテリアコーディネート料は、ジェイブルーの場合は12万円です。
■お客様がインテリアにかけるご予算は、100~300万が最多価格帯です。
■ご予算が50万以下になると、諸経費が割高に感じ部屋の作り込みも難しくコーディネートのメリットが感じにくくなるのではと私は思っています。

そんな感じです。お問い合わせくださる方の参考になればと思います。
今日の画像は本文とまったく関係なくて、M様のリビングでした。
REAL-LIFE RENOVATION インテリアコーディネーターとつくる世界にひとつの“リア住”空間 にも掲載しているお部屋で、いろんな方に「このお部屋素敵」と言われている案件のひとつです。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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