商業建築物をリノベーションした住宅がグッドデザイン賞を受賞

イトーピアホームは、コンバージョン住宅・居酒屋・アパートであった建物を住宅として再生したプロジェクトにおいて「2012年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。

元々店舗であった商業建築物を住宅として再利用


家結び受賞作品
コンバージョン住宅・居酒屋・アパートであった建物を住宅として再生
デザイナー
イトーピアホーム株式会社 モデリング事業部 浅賀久範、折内泰雄

本プロジェクトでは、元々店舗であった商業建築物を住宅として再利用し、壊すより活かすものづくりとしてサスティナブル社会の実現に取り組んでいる。

それに対して今回、グッドデザイン賞では特に「建物のリノベーションの関係を考える上でひとつの重要な方向性をしめしている。また、リノベーションの手法においても、建物のリソースを最大限に活用している」と評価された。

審査評価


家結び

アジアにおけるショップハウスの事例にもあるように、店舗と住まいが一体的に積層した形式は都市の職住近接のティピカルな形式であり、店舗というパブリッ クな空間が豊かな街並みを形成し、その場を通して居住者とコミュニティがつながる可能性をもつ。本計画では、居酒屋であった一階の形式をそのまま踏襲し、 ダイニングとして転用して、将来はカフェへのさらなる転用をも視野にいれている。街並みのアクティビティを形成しているのは各建物の接地階であり、本計画 ではそれが再びパブリックに開くプログラムも織り込んでおり、街並みとそこに立つ建物のリノベーションの関係を考える上でひとつの重要な方向性をしめして いる。また、リノベーションの手法においても、建物のリソースを最大限に活用している点で評価できる。

なお、コンバージョン住宅・居酒屋・アパートであった建物を住宅として再生したプロジェクトは11月23日(金)から東京ビックサイトで開催される受賞発表展「グッドデザインエキシビション2012」に出展される予定。

イトーピアホーム株式会社

プロフィール

吉本 剛

1972年静岡県生まれ。建築系大学を卒業後、建築設備会社に就職し、技術職、営業職を経験する。その後、不動産会社に転職し現在に至る。宅地建物取引主任者の資格をもつ不動産のスペシャリストとして、ライフプランを見据えた記事を提供していく。

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