大自然を満喫するために造った別荘
標高1600mの八ケ岳にこの敷地があります。 冬は-20℃になることもある厳しい気候条件にあるがゆえ、美しい環境がこの地にあります。建主は、この景色を愛し、自然を楽しみ、東京での創作活動の補佐として別荘を計画しました。この厳しい環境から建物を守る為、また、この美しい環境にとけ込む様に深い軒の寄棟屋根の建物を選択しました。 ここでは自然の中での生活のため、汚れたり、ぬれたりし、物や道具の出し入れも多い為、これらの行動に対応しやすい計画の要望がありました。洗う、乾かす、物や道具を出し入れする行動は、季節ごとに数種類あることから、さまざまなパターンを検討した結果、収納などのコアを回遊するような計画でこれらの動線に対応しました。 また、この回遊する部位内にある建具を開閉することで、冬季の風除室としたり、来客専用の動線を確保しました。
作品名 | 八ヶ岳のセカンドハウス |
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ジャンル | 別荘,平屋,無垢・自然素材 |
所在地 | 長野県八ヶ岳 |
基礎 | 傾斜地の基礎 |
外壁 | 下見板張り |
屋根の形 | 寄棟 |
壁 | 漆喰 |
床 | 石・無垢フローリング |
構造 | 木造 |
ロケーション | 標高の高い山の中 |
内外が一体となる、植物と共に生活する気持ちの良い空間
土地探しの時からお手伝いをさせていただいた、ご夫婦おふたりのお住まいです。 建て主の方は、仕事の拘束時間が長いため、日常の余暇を植物と共にくつろげる、流行り廃りのない空間を望まれました。 そこで、敷地特性を生かしたひとつながりの空間に、リビング、外ごはんを楽しむデッキ、花や緑があふれる庭を配置し、それぞれの境界が曖昧になるような仕掛けをしました。 内外の空間が一体となることで、植物と共に生活する気持ちの良い空間となりました。
別荘としての利用計画から移住へ。こだわりの庭を育てる家
土地探しから協力させていただいた家です。 最初は別荘として使用して、その後移住するということで始まりました。別荘作りのお手伝いは嫌いなほうではなかったので最終的に決まるまで3、4回現地に通い、毎回数カ所の土地を一緒に見て廻りました。自分で土地を探して家を建てようとする方は、皆さん何らかのこだわりがあります。それでいつも建主さんから教わることが多いのですが、今回もそのこだわりを理解しているつもりでしたが、その強さまでは十分理解できていなかったようです。 リタイァして庭づくりを楽しむための土地探し、とのことでしたが、経験的に広い土地は管理で持て余す方が多くいらっしゃいます。この土地は最初、鬱蒼とした森と藪と竹林で、火山岩が多く、その整備やその後の庭づくりにかなりの費用を要すると思われ、建築的にはなんとかなるものの、通常なら強く勧める土地ではありませんでした。なるべく既存樹を残して計画しましたが、それでもかなり伐採を必要としました。ドローン写真の大木の庭木群を見れば理解できると思われますが、新築時にこのような大木の既存樹のたくさんある計画はあまり経験ありません。元の売主さんも持て余して手放したくなったものらしく、確かに広さ的には費用対効果の高い土地で、防犯カメラ等にも気を遣う必要がありました。 毎朝かかさずお手入れしている苔庭のすばらしさからは半端でない情熱が感じられます。 キッチンのそばにパソコンコーナーを配していて、リモートワークもできます。その後ろには倉庫を兼ねた食品庫になっていて冷蔵庫もその中にあり、引戸一枚で隠されています。 豊かさとはなにか。考えさせられる瞬間でもあります。 理想の暮らしからつくりあげた建物となりました。
平屋建ての静かで過ごし易い大人の住まいです。
平屋建ての静かで過ごし易い大人の住まいです。 低く抑えた平屋の過不足のない、あらゆることが完璧に近く建てられています。家は三度建ててみないと、いい家が出来ないと一般的に言われています。大人の家になれたのは、一度建ててみて、自分が意見を言っても適切には理解されず、おかしな結果を生むということあるということが理解できておられる建て主さんであったからでした。ポイントの要求だけを提示し、後は設計者の提案に任せ、それを吟味するという方であったため、このような家を建てることができました。 二台分のカーポート入り口も電動引き戸になっています。
平屋建ての静かで過ごし易い大人の住まいです。
平屋建ての静かで過ごし易い大人の住まいです。 低く抑えた平屋の過不足のない、あらゆることが完璧に近く建てられています。家は三度建ててみないと、いい家が出来ないと一般的に言われています。大人の家になれたのは、一度建ててみて、自分が意見を言っても適切には理解されず、おかしな結果を生むということあるということが理解できておられる建て主さんであったからでした。ポイントの要求だけを提示し、後は設計者の提案に任せ、それを吟味するという方であったため、このような家を建てることができました。 二台分のカーポート入り口も電動引き戸になっています。
外部に開いた都市型住宅
敷地は名古屋市昭和区の旧市街地。 戦争の空襲被害も少なかったため古い住宅が立ち並ぶ旧市街地ではあるが、新しい住宅も混在しており 最近ではマンション新築のラッシュである。 今回は、二軒長屋の片側一軒を解体補修し新築を建てるという計画であるが、夫婦子供二人という 家族構成ではなく、本人と両親と成人した娘の4人家族のすまいである。 大人の男性一人女性三人のすまいで、大人女性メインでありプライバシ−を重視しつつ、共用空間、 特にキッチン周りを充実しました。 プライバシ-の観点において 密集地においては外から閉じ中にひらくというのがセオリ-である。 しかしながら 暗くなりがちな旧市街地を明るくできないかと考え, 外壁を白を基調として 南の開口部を大きく配置し外に開いて夜には外に光をてらしだす 南の駐車場にできる限りの植栽を植えた。 室内において一階の玄関は暗くなりがちだが ストリップ階段を介して、3階から1階まで光を落としている。
外部に開いた都市型住宅
敷地は名古屋市昭和区の旧市街地。 戦争の空襲被害も少なかったため古い住宅が立ち並ぶ旧市街地ではあるが、新しい住宅も混在しており 最近ではマンション新築のラッシュである。 今回は、二軒長屋の片側一軒を解体補修し新築を建てるという計画であるが、夫婦子供二人という 家族構成ではなく、本人と両親と成人した娘の4人家族のすまいである。 大人の男性一人女性三人のすまいで、大人女性メインでありプライバシ−を重視しつつ、共用空間、 特にキッチン周りを充実しました。 プライバシ-の観点において 密集地においては外から閉じ中にひらくというのがセオリ-である。 しかしながら 暗くなりがちな旧市街地を明るくできないかと考え, 外壁を白を基調として 南の開口部を大きく配置し外に開いて夜には外に光をてらしだす 南の駐車場にできる限りの植栽を植えた。 室内において一階の玄関は暗くなりがちだが ストリップ階段を介して、3階から1階まで光を落としている。
外部に開いた都市型住宅
敷地は名古屋市昭和区の旧市街地。 戦争の空襲被害も少なかったため古い住宅が立ち並ぶ旧市街地ではあるが、新しい住宅も混在しており 最近ではマンション新築のラッシュである。 今回は、二軒長屋の片側一軒を解体補修し新築を建てるという計画であるが、夫婦子供二人という 家族構成ではなく、本人と両親と成人した娘の4人家族のすまいである。 大人の男性一人女性三人のすまいで、大人女性メインでありプライバシ−を重視しつつ、共用空間、 特にキッチン周りを充実しました。 プライバシ-の観点において 密集地においては外から閉じ中にひらくというのがセオリ-である。 しかしながら 暗くなりがちな旧市街地を明るくできないかと考え, 外壁を白を基調として 南の開口部を大きく配置し外に開いて夜には外に光をてらしだす 南の駐車場にできる限りの植栽を植えた。 室内において一階の玄関は暗くなりがちだが ストリップ階段を介して、3階から1階まで光を落としている。
納屋をリノベ-ションしたすまい
愛知県弥富市の母屋から増築された建物である。 1階は お米の倉庫で2階はクライアントが幼少期に使用していたすまい。 その空間をリノベ-ションしてほしいとの依頼hである。 基礎の補強もされており、床の不陸もほぼなく、建物の構造も 強固であった。 一階の土間の部分は良質の構造材でつくられており、その材料を表しにしたい。 土間をつくり外と内の緩衝地帯をつくり、家庭で使用する農作物を、干したり 仕分けたり種を取ったりする作業をする。 その部分は、外部と内部の視線のフィルタ-も兼ねている
作品名 | KI-HOUSE |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション |
所在地 | 愛知県弥富市 |
納屋をリノベ-ションしたすまい
愛知県弥富市の母屋から増築された建物である。 1階は お米の倉庫で2階はクライアントが幼少期に使用していたすまい。 その空間をリノベ-ションしてほしいとの依頼hである。 基礎の補強もされており、床の不陸もほぼなく、建物の構造も 強固であった。 一階の土間の部分は良質の構造材でつくられており、その材料を表しにしたい。 土間をつくり外と内の緩衝地帯をつくり、家庭で使用する農作物を、干したり 仕分けたり種を取ったりする作業をする。 その部分は、外部と内部の視線のフィルタ-も兼ねている
作品名 | KI-HOUSE |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション |
所在地 | 愛知県弥富市 |
森に佇む平屋の様な2階建ての家です
静岡県の富士山麓の美しい森に隣接した住宅です。 ご家族4人が暮らす家であり、陶芸家のご主人とイラストレーターの奥様の創作活動の場でもあります。 ご家族は隣接する美しい森をとても愛し、この森を取り込んだ家を造りたいとの要望でした。 ご夫婦共、黒い火山礫スコリアと、降り積もる雪などからインスピレーションをを受ける作品を造っています。 計画では常に森を意識し、森との距離や見え方を幾通りも検討し決定しました。 リビングは、森と一体になるように、開口を森に向けた吹き抜け空間としています。さらに、森の黒い土のスコリアと連続するように、床は黒の土間として、内外の境界を曖昧にしました。 外観は、森に寄り添うようにするため、高さをできるだけ低く抑えた計画で、ひっそり森に佇んでもらっています。
風が通るマンションリノベーション
代官山の駅にほど近い立地ながら、静かな環境のマンションフルリノベーション。低予算という条件から、以前のプランから大幅な変更はせず、既存のRC壁を生かした設計とした。新設壁はラワン合板仕上げとし、水廻り以外は建具を開け放つとワンルームとなる。ワンルームとなった空間には東西に気持ちの良い風が流れ、マンション特有の風が抜けないプランにならないように配慮した。 西側寝室の収納部分は建具で仕切らず、使い勝手を良くするため回遊動線とした。その結果、収納にも風が抜け、湿気たまりがなくなる。 東側居間、ワークルームは緑を望むことができ、穏やかな光が差し込む落ち着いた場、中央の食堂・台所は東西の窓が望め、風の通りを一番感じられる仄暗く、安堵感のある場となった。
作品名 | 恵比寿西マンションリノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,マンション・アパート,コンクリート打放し |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 3か月 |
延床面積 | 52.03 |
所在地 | 東京 |
施工者 | 株式会社 二空 |
写真の撮影者 | 早田雄次郎 |
風が通るマンションリノベーション
代官山の駅にほど近い立地ながら、静かな環境のマンションフルリノベーション。低予算という条件から、以前のプランから大幅な変更はせず、既存のRC壁を生かした設計とした。新設壁はラワン合板仕上げとし、水廻り以外は建具を開け放つとワンルームとなる。ワンルームとなった空間には東西に気持ちの良い風が流れ、マンション特有の風が抜けないプランにならないように配慮した。 西側寝室の収納部分は建具で仕切らず、使い勝手を良くするため回遊動線とした。その結果、収納にも風が抜け、湿気たまりがなくなる。 東側居間、ワークルームは緑を望むことができ、穏やかな光が差し込む落ち着いた場、中央の食堂・台所は東西の窓が望め、風の通りを一番感じられる仄暗く、安堵感のある場となった。
作品名 | 恵比寿西マンションリノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,マンション・アパート,コンクリート打放し |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 3か月 |
延床面積 | 52.03 |
所在地 | 東京 |
施工者 | 株式会社 二空 |
写真の撮影者 | 早田雄次郎 |
昭和レトロな台所土間のある家
山側の緑豊かな場に建つ、築40年の中古住宅の改修。 部屋の構成は変えず、古くなった設備の更新、以前の雰囲気を生かしながらの仕上げの変更を施した。それにより、快適で気持ちの良い、穏やかな空間に仕上げることができた。 施主自ら塗った漆喰壁も、味があってこの場に良く馴染んでいる。 ご要望の昭和レトロな雰囲気も醸し出せたのではないだろうか。
作品名 | 大磯K邸 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,リフォーム・リノベーション,現代建築・現代住宅 |
所在地 | - |
写真の撮影者 | 早田雄次郎 |
シンプルな小住宅
敷地は密集した住宅地にあり、西側からアプローチする旗竿敷地です。 奥まった場所でありながら隣接した南側と東側が駐車場のため、日当たりが良く開放的です。 リビングと一体となるウッドデッキと、広いロフトのあるシンプルな小住宅です。
好条件の敷地を生かした生活しやすい住宅です。
敷地は東西に広く、南西の角地で日当たり良好です。 南側の屋根を大きく出ことで軒下の空間を作り、リビングと外部を緩やかに繋ぎます。内部の家事動線を回遊できる等、生活しやすいように建物を計画しました。
内部の動線が二重の輪になっている住宅です。
閑静な住宅地で南に少し傾斜しているため、見晴らしと日当たりの良い敷地です。 リビング等に吹き抜けを設け、温度差によっても南北の通風を採れるようにしています。内部の動線が二重の輪になっている住宅で、廊下が無く生活に便利な計画になっています。
作品名 | double loop |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,平屋 |
所在地 | 埼玉県 |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 209.98㎡ |
延床面積 | 92.74㎡ |
所在地 | 埼玉県 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 石井設計事務所 |
写真の撮影者 | 石井設計事務所 |
外部の吹き抜けにテラスのある住宅です。
密集した住宅地で、敷地面積は約21.5坪。間口が細く奥行きが長めです。 建築面積を有効に使うために、駐車場の上のテラスはグレーチングを敷いてあります。 2階のリビングはそのテラスを囲み、建具を開け放つと屋内と屋外が一体になります。
作品名 | S House |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,都市型住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都 |
構造 | 混構造 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 70.67㎡ |
延床面積 | 126.69㎡ |
所在地 | 東京都 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 石井設計事務所 |
写真の撮影者 | 石井設計事務所 |
閉じながらも開放的に開かれた空間、変化に富んだ空間となりました。
計画地は閑静な住宅地にあり、近くには芝ヶ原古墳などの久津川古墳群があるなだらかな低い丘陵地となっております。 低層住居地域という条件を最大限生かし、中庭や借景を取り込んだ開放的な空間となっており、また家族がいつも集まるリビングについても、建主さんのご要望を叶えるべく少し大胆な設計もさせて頂きました。 決して大きい家ではなく予算的にもローコスト住宅ですが、閉じながらも開放的に開かれた空間、また変化に富んだ空間やシンプルなディテールが散りばめられ素晴らしい住宅となりました。
閉じながらも開放的に開かれた空間、変化に富んだ空間となりました。
計画地は閑静な住宅地にあり、近くには芝ヶ原古墳などの久津川古墳群があるなだらかな低い丘陵地となっております。 低層住居地域という条件を最大限生かし、中庭や借景を取り込んだ開放的な空間となっており、また家族がいつも集まるリビングについても、建主さんのご要望を叶えるべく少し大胆な設計もさせて頂きました。 決して大きい家ではなく予算的にもローコスト住宅ですが、閉じながらも開放的に開かれた空間、また変化に富んだ空間やシンプルなディテールが散りばめられ素晴らしい住宅となりました。
4人家族のための既存の平屋建て住宅のリノベーション計画です。
建主さんの希望は、建坪が約13坪という4人が暮らすには大変厳しい広さですが、そんな中でも各自のスペースがほしい、また明るくのんびり寛ぎたいというものでした。 そこで今回プランをするにあたり、平面上だけで考えるのではなく、建物全体の体積・平屋建てという部分に焦点を当てました。建物が広く見えるような仕掛けや、光や風を取り入れる工夫を ふんだんに取り入れ、決して陽の光だけではない、家族が空間を照らす力が感じられるような家づくりを目指しました。 また昔の建物と新しい建物の共存についても考えました。新しく生まれ変わった住宅が突如降ってきたようなものではなく、今までの暮らし、生活での長い時間の間に受け継がれてきたもの を、設計者として少しでも感じてもらいたいという想いを込めています。
作品名 | 上天神町の家 |
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ジャンル | 平屋,リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 京都府 |
外壁 | ガルバリウム鋼板タテハゼ葺き |
壁 | 珪藻土塗り |
床 | ブラックチェリー無垢フロアー |
写真の撮影者 | 岡田 大次郎 |
和を生かした高齢者のための改修
施主が高齢なため、使い勝手(動線)を良くするための改修。 寝室から水廻りが遠く、水廻りに近いダイニングキッチンを寝室とし寝室であった部分と居間を一室とし、リビングダイニングキッチンとした。道路からの視線を気にすることなく庭を望めるよう、雪見障子としている。
賃貸向け京町家の改修
京都市東山区。昭和初期に建てられた長屋の改修プロジェクト第二期工事。長年居住していた前入居者によって奔放にアレンジされた内装・外装を剥がし、DIY増築された部屋を減築して庭を復元、オリジナルな状態に戻した上で、薄暗かった二間の和室を杉板張りの大きな居間に転換してファミリー向けの住居に再生しました。東西の開口や階段上部から漏れる光が白く仕上げた壁・天井によって拡散して、庇の深い町家ながら室内は明るい雰囲気で満たされています。土壁の補修は中塗りに留め、新設の合板や床板は古色塗装せず素地のまま用い、殆どの柱梁や木製建具を美装・補修の上再利用しました。改修をリノベーション(刷新)よりむしろリストア(再起)と捉えることが、厳しいコストの制約を受ける事業案件の改修を解く鍵になるのではないかと考えています。
作品名 | 昭和小路の長屋Ⅱ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅,和風建築 |
所在地 | 京都府京都市東山区 |
基礎 | 玉石基礎 |
外壁 | 漆喰・焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻・桟瓦葺 |
壁 | 土壁中塗・ラワン合板・フレキシブルボードUC |
床 | 杉フローリング・フレキシブルボードUC |
構造 | 木造伝統工法 |
敷地面積 | 16坪[53m2] |
延床面積 | 23坪[76m2] |
施工者 | 城南組 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
賃貸向け京町家の改修
京都市東山区。昭和初期に建てられた長屋の改修プロジェクト第二期工事。長年居住していた前入居者によって奔放にアレンジされた内装・外装を剥がし、DIY増築された部屋を減築して庭を復元、オリジナルな状態に戻した上で、薄暗かった二間の和室を杉板張りの大きな居間に転換してファミリー向けの住居に再生しました。東西の開口や階段上部から漏れる光が白く仕上げた壁・天井によって拡散して、庇の深い町家ながら室内は明るい雰囲気で満たされています。土壁の補修は中塗りに留め、新設の合板や床板は古色塗装せず素地のまま用い、殆どの柱梁や木製建具を美装・補修の上再利用しました。改修をリノベーション(刷新)よりむしろリストア(再起)と捉えることが、厳しいコストの制約を受ける事業案件の改修を解く鍵になるのではないかと考えています。
作品名 | 昭和小路の長屋Ⅱ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅,和風建築 |
所在地 | 京都府京都市東山区 |
基礎 | 玉石基礎 |
外壁 | 漆喰・焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻・桟瓦葺 |
壁 | 土壁中塗・ラワン合板・フレキシブルボードUC |
床 | 杉フローリング・フレキシブルボードUC |
構造 | 木造伝統工法 |
敷地面積 | 16坪[53m2] |
延床面積 | 23坪[76m2] |
施工者 | 城南組 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
賃貸向け京町家の改修
京都市東山区。昭和初期に建てられた長屋の改修プロジェクト第二期工事。長年居住していた前入居者によって奔放にアレンジされた内装・外装を剥がし、DIY増築された部屋を減築して庭を復元、オリジナルな状態に戻した上で、薄暗かった二間の和室を杉板張りの大きな居間に転換してファミリー向けの住居に再生しました。東西の開口や階段上部から漏れる光が白く仕上げた壁・天井によって拡散して、庇の深い町家ながら室内は明るい雰囲気で満たされています。土壁の補修は中塗りに留め、新設の合板や床板は古色塗装せず素地のまま用い、殆どの柱梁や木製建具を美装・補修の上再利用しました。改修をリノベーション(刷新)よりむしろリストア(再起)と捉えることが、厳しいコストの制約を受ける事業案件の改修を解く鍵になるのではないかと考えています。
作品名 | 昭和小路の長屋Ⅱ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅,和風建築 |
所在地 | 京都府京都市東山区 |
基礎 | 玉石基礎 |
外壁 | 漆喰・焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻・桟瓦葺 |
壁 | 土壁中塗・ラワン合板・フレキシブルボードUC |
床 | 杉フローリング・フレキシブルボードUC |
構造 | 木造伝統工法 |
敷地面積 | 16坪[53m2] |
延床面積 | 23坪[76m2] |
施工者 | 城南組 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
賃貸向け京町家の改修
京都市東山区。昭和初期に建てられた長屋の改修プロジェクト第二期工事。長年居住していた前入居者によって奔放にアレンジされた内装・外装を剥がし、DIY増築された部屋を減築して庭を復元、オリジナルな状態に戻した上で、薄暗かった二間の和室を杉板張りの大きな居間に転換してファミリー向けの住居に再生しました。東西の開口や階段上部から漏れる光が白く仕上げた壁・天井によって拡散して、庇の深い町家ながら室内は明るい雰囲気で満たされています。土壁の補修は中塗りに留め、新設の合板や床板は古色塗装せず素地のまま用い、殆どの柱梁や木製建具を美装・補修の上再利用しました。改修をリノベーション(刷新)よりむしろリストア(再起)と捉えることが、厳しいコストの制約を受ける事業案件の改修を解く鍵になるのではないかと考えています。
作品名 | 昭和小路の長屋Ⅱ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅,和風建築 |
所在地 | 京都府京都市東山区 |
基礎 | 玉石基礎 |
外壁 | 漆喰・焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻・桟瓦葺 |
壁 | 土壁中塗・ラワン合板・フレキシブルボードUC |
床 | 杉フローリング・フレキシブルボードUC |
構造 | 木造伝統工法 |
敷地面積 | 16坪[53m2] |
延床面積 | 23坪[76m2] |
施工者 | 城南組 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
20坪に建つ店舗併用住宅3階建て
大津市の駅前で、20坪の狭小地に建てた店舗併用住宅です。 光のスリット吹抜けを設け、狭小住宅ながらも 明るく光の感じられる空間となっています
作品名 | 春日町の店舗併用住宅 |
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ジャンル | 旗竿・狭小住宅,デザイナーズ住宅,都市型住宅 |
所在地 | 滋賀県大津市 |
これぞ高床!
軽井沢の森に佇む山荘です。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! https://ameblo.jp/atelier137/theme-10103677169.html
作品名 | 061軽井沢Hさんの家 |
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ジャンル | 郊外住宅,平屋,別荘 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
猫と一緒に住む、都心の中庭のある「猫の集合住宅」
「家づくりのきっかけ・施主の要望」 猫が大好きで、猫の為の集合住宅を作りたい。しかも、住むのが楽しみになる、ワクワクする様なデザインの家はつくれますか?というご相談でした。 日当たりの凄く悪い敷地なので、暗くなってしまう。 住宅密集地で、北側道路、こんなところで快適に住めるのか心配。 猫も人も居心地の良い、明るい家にしたい。 元々ご主人が生まれ育った家の建て替えで、愛着の有る家の建て替えです。 女性にも借りてもらえる様な、集合住宅にしたい。 「見どころや工夫したところ」 北向きの暗い敷地を、快適な住まいする為に、建物の真ん中に中庭をつくり、3階から、1階まで、日の光が白い中庭の外壁に反射しながら注ぐ地上までそそぐ、明るい住まいを提案しました。 小さな敷地ですので、各階、1つだけの住戸として、1階から3階まで中庭をそれぞれが取り囲んでいます。 普通集合住宅の様に、隣の部屋が無い為、隣の人の気配を感じず、プライバシー性の高い住まいです。 猫と一緒に住む家ですので、キャットステップ、キャットウォークが有り、リビングの高い場所は、猫の住む世界にしています。 中庭を囲んだ間取りは、各部屋の扉、猫の通れる猫ドアをつけた事で、猫がグルグル1週して遊べる、猫が遊べる回遊式の住戸なっています。 回遊式の間取りは、人の動きの自由度高めて、生活しやすい間取りの特徴です。 中庭を取り囲む事で、明るさと心地良さ、生活のし易さを兼ね備えています。 中庭は外で猫遊ばせても、迷子にならない安全な遊び場になっています。 トイレには、猫のトイレを置く場所もうけて、猫トイレ用換気扇も整備しています。 玄関には、猫が飛び出してしまわない様に、格子の内扉をつけました。 女性も借りられる様、オートロックなどのセキュリティの配慮や、宅配ボックス設置しています。 何より、覗かれない、音がしない、プライバシーに配慮した設計を提案しました。 また、クローゼット・オープンクローゼット・リビングの棚・洗面所のタオル棚・洗濯機棚・トイレの猫グッズ置場・下足入れと収納たっぷりです。 調湿、吸匂するタイル、エコカラットもリビングの壁に使い、猫の匂いも消してくれます。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 猫と一緒に住む、都心の中庭のある「猫の集合住宅」 |
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ジャンル | マンション・アパート,デザイナーズ住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都品川区 |
設計から完成迄の期間 | 2018年2月~2019年6月 |
間取り | 1LDK(3住戸) |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 下見貼り(コロニアル) |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | エコカラット等 |
床 | フローリング |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 74.63㎡ |
延床面積 | 116.7㎡ |
所在地 | 東京都品川区 |
ロケーション | 都心の住宅密集地(北側道路) |
15坪の狭小地に建つ狭さを感じさせない3階建て住宅
今回のプロジェクトは、敷地面積15坪という狭小地での計画です。 建蔽率60%という制限の中で、最大限に空間を利用しながら、家族が団らんできる心地よい空間を作りました。 狭小地だと、どうしても1階水回り・2階LDK・3階寝室と3階建ての建物の計画になってしまいます。 各階、約“8坪“という狭小空間において、各階用途ごとにフロアを完結させてしまうと空間がとても狭く感じてしまいます。 そこで、階段室を建物の中心に設け空間の中に取り込むことで、階段部分の吹き抜けから光が差し込み、1階~3階の空間を明るく照らし、空間を柔らかく繋いでくれています。 また、リビングとキッチンの間にある階段をイスとしての機能を持たせることで LDKの空間が、階段で分離させることなく、空間を一体利用できる空間としました。 階段の位置を空間の真ん中に設けることで、空間をより狭くさせてしまうのではないかという、デメリットを解消することで、建物全体が明るく広くじる空間が出来上がりました。
緑を楽しむ築100年の古民家
築100年の古民家リノベーションです。 大黒柱や差鴨居など、力強い軸組みが魅力的な住まいでした。でも、すきま風が寒く、耐震的にも不安があるとのこと。あわせて、今の生活スタイルもなじむように改修することになりました。 以前は道路際まで建物が迫り、車を停めるスペースがなかったため、建物の一部を減築して、駐車場を確保しています。また、お客さん用に設えられていた環境の良い南側の部屋の一部を、家族がくつろぐことのできる空間へとつくり替えました。 今後も愛着をもって、後の世代に受け継がれてゆくことを期待します。
作品名 | 日根野の家 |
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ジャンル | 和風建築,リフォーム・リノベーション,平屋 |
所在地 | 大阪府 |
公園横の勾配天井の住宅
敷地の二辺が公園に隣接する住宅です。 公園に接する隅の部分は、建物の角を斜めに切り取り、小さな庭を設けました。庭越しに公園が緩やかにつながり、建物の圧迫感がやわらげられています。家の中から見るとそれほど広くない庭ですが、植栽越しに公園が広がり実際以上の広がりが感じられます。 リビングは公園からの視線を交わし、見下ろすことのできる二階に配置。勾配天井にして高窓を設け、冬の陽光は確保し、夏の熱気は開閉により逃がしています。 周囲の家はこの公園に対して背を向けて建っています。 そんな中、この家は公園との間に良好な関係を関係を築くことで、心地よい家になりました。
行き止まり道路を活かす家
郊外に建つ住宅です。敷地は田畑を造成した区画の一番端で、道路もここで終わり、行き止まりになっています。 外にいるような開放的な空間と積極的に活用できる屋外がご希望でした。行き止まり道路なので、通行がほとんどなく、視線を感じることもありません。そこで、その道路も庭の延長のように感じることができる計画としました。 道路に面してオープンなスペースを確保して、その奥に建物を配置。 リビングダイニングに設けた大きな窓から見ると、感覚的には敷地が道路まで広がります。さらにリビングの奥に設けた物干し場となる裏庭に向けても窓を設け、明るく風通しの良い開放的な空間が生まれました。 少し深めにとった軒が屋内外を滑らかにつなぎ、屋外の活用をうながすことでしょう。行き止まり道路に面したこの住まいで、豊かな生活が営まれることを願っています。
行き止まり道路を活かす家
郊外に建つ住宅です。敷地は田畑を造成した区画の一番端で、道路もここで終わり、行き止まりになっています。 外にいるような開放的な空間と積極的に活用できる屋外がご希望でした。行き止まり道路なので、通行がほとんどなく、視線を感じることもありません。そこで、その道路も庭の延長のように感じることができる計画としました。 道路に面してオープンなスペースを確保して、その奥に建物を配置。 リビングダイニングに設けた大きな窓から見ると、感覚的には敷地が道路まで広がります。さらにリビングの奥に設けた物干し場となる裏庭に向けても窓を設け、明るく風通しの良い開放的な空間が生まれました。 少し深めにとった軒が屋内外を滑らかにつなぎ、屋外の活用をうながすことでしょう。行き止まり道路に面したこの住まいで、豊かな生活が営まれることを願っています。
薪ストーブのある平屋
高台に建つ平屋の住宅です。非常に見晴らしの良い敷地ですが、擁壁と斜面で囲まれていて、傾斜もついていました。 屋外を積極的に使って楽しみたいとのことでしたので、利用できる庭を少しでも広げることが必要でした。そのため、建物を少し地下に沈めることで、法面を減らして平らに近い面を拡大させています。 内部は、無駄のない計画としていますが、それにより狭く感じないように、勾配天井とし高さを確保しました。また、リビングは隣り合う部屋をつなげることで、実面積以上の広がりを感じとれるようにしました。玄関土間に薪ストーブが置け、子供部屋の楽しい雰囲気が溢れています。 眺めの良い場所で、庭での活動を楽しみ、大らかな暮らしができる住まいとなっています。
都市の3階建のコートハウス
都市部の3階建て住宅です。周囲は住宅などが建て込み、3階建ても多くある地域でした。 建物同士の間隔も比較的近く、できれば周囲からの視線が気にならずに穏やかな生活を送りたいとのことでした。そこで、中庭を取り、主要な窓はそこに集めています。外壁の中庭に面する部分は内勾配のルーバーとし、やわらかく光を取り入れています。 来客時に利用する土間の応接室を希望されていました。しかし普通に確保した場合、面積的に少し手狭でした。玄関と兼用すれば土間の面積が広がり、視覚的にはホール部分まで広がります。さらに引き込み戸を開ければ中庭まで広がる開放的な空間となりました。 都市部で気兼ねなく生活ができるプライバシーに配慮した住宅です。
作品名 | 東中浜の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 大阪府 |
中庭のある深い軒の住まい
新旧建物の入り混じる地に建つ、深い軒を持つ住宅です。少しの雨なら横付けした車から軒下を通り玄関まで濡れずにたどり着けます。 視線をあまり感じず、明るく開放的な空間を望まれていました。そこで建物で視線をある程度遮ることのできるコの字型のコートハウスになりました。 リビングは光が奥まで届くように天井を高くして、床から天井までの大開口としています。そして、冬の陽光は取り込み、夏の日射は遮ることができる深さの軒を設けました。大きな開口のため軒も高くて深いものになり、普通の軒下より屋外のように感じられる明るい空間です。 ウッドデッキで仕上げられた軒下を、先日も子供たちが走り回っていたそうです。すこし深めに確保した軒が日々の生活に彩りを 与えはじめてくれているようです。
作品名 | 深軒の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,郊外住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 和歌山県 |
光を取り込むスキップフロア
環境の良い住宅地に建つ住宅です。ご実家の南側の庭に建てる計画でした。ご実家はこの庭に面して居間など主要な部屋が配置されています。 庭をなくして建物を建てると、採光が入りづらくなることが予想されました。そこで、ご実家の居間などが配された東寄りには、オープンスペースとして駐車場を設け建物との距離を確保しています。さらに建物を東西の二つに分けて、その一方である東側を平屋としました。 こうしてご実家の南側からの採光は確保されましたが、計画建物の南側には隣家が迫り、日中の採光が期待できません。隣家の屋根より上部に高窓を設ければ南からの採光が確保できます。その光を家全体に行き渡らせるように、吹き抜けを設けました。 小上がりの掘りコタツをご希望されていましたので、それを利用したスキップフロアのような吹き抜けとなっています。スキップした階毎に趣味のコレクションなどが現れる、明るく楽しい住宅となっています。
光を取り込むスキップフロア
環境の良い住宅地に建つ住宅です。ご実家の南側の庭に建てる計画でした。ご実家はこの庭に面して居間など主要な部屋が配置されています。 庭をなくして建物を建てると、採光が入りづらくなることが予想されました。そこで、ご実家の居間などが配された東寄りには、オープンスペースとして駐車場を設け建物との距離を確保しています。さらに建物を東西の二つに分けて、その一方である東側を平屋としました。 こうしてご実家の南側からの採光は確保されましたが、計画建物の南側には隣家が迫り、日中の採光が期待できません。隣家の屋根より上部に高窓を設ければ南からの採光が確保できます。その光を家全体に行き渡らせるように、吹き抜けを設けました。 小上がりの掘りコタツをご希望されていましたので、それを利用したスキップフロアのような吹き抜けとなっています。スキップした階毎に趣味のコレクションなどが現れる、明るく楽しい住宅となっています。
既存空間を最大限生かした改修工事
3点ユニットバスの水廻りをセパレート仕様に改修。 それと共に、布団仕様客室のうち4室をベット仕様へ、 テレビなど床の間に在ったもの、本来は床の間にないものを 引き算し丁寧に整えることを重要視した。
作品名 | 祇園 料理旅館 花楽 |
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ジャンル | 和風建築,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 京都府京都市東山区祇園町南側499 |
写真の撮影者 | 多田ユウコ写真事務所 |
将来店舗併用を想定したシックでモダンな黒の家
都内大田区に計画した木造3階建の一戸建住宅です。 近隣地で飲食店を営むお施主様から、将来自宅でもお店を構えられるようにとの要望を受け、1階部分を店舗に転用できるよう、内部に構造耐力壁をなくし、間仕切り壁を撤去可能な建築構成としました。 各階の構成として、1階に構造袖壁を利用した玄関収納のある土間スペースと寝室を配置し、ワンフロアースペースの2階には、対面式キッチンを持つリビング、ダイニングを配しました。 また最上階の3階には子供部屋と洗面、ランドリー等の水周りスペースを配置し、トップライトを持つ階段を上がって、屋上のルーフバルコニーへと出られるようにしました。 外観は黒色の外壁と、木目調のルーバーで構成された、シックでモダンな建築デザインとしました。
愛知県豊橋市に建つ、木造2階建ての住宅です。
by K.K.DEN
自然素材と、太陽の熱を利用した気持ちの良い家。
土地探しから、お施主さんとご一緒して、小高い山を後ろに抱いた静かな環境のこの土地が、全員一致で気に入って決めました。 その山の緑を家の中に取り込むようにプランニングすること、どこにいても家族の気配がわかるように間仕切りの少ないプランであること、音楽と本の好きな家族のために、静かに本を読んだり、音楽を聴く場所を作ってほしい、自然素材を使った優しいインテリアと、自然エネルギーを使った暖冷房が良いといったお施主さんからの希望を取り入れて、この家が出来上がりました。 大きな吹き抜けを持つ階段の踊り場を広めにとり、ベンチと本箱を設けて、子供たちが裏山の緑を眺めながら本を読む場所を作りました。 屋根面で太陽の熱を取り込み、床下の基礎コンクリートに蓄熱するパッシブソーラーシステムを採用したことで、夏も冬も、どの部屋も一定の温度を保つ快適な家になりました。
作品名 | 逗子の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
設計から完成迄の期間 | 2011年9月~2012年10月 |
基礎 | コンクロートべた基礎 |
外壁 | サーモウッド(高耐久木材)及び塗り壁) |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ドイツ漆喰塗り |
床 | 無垢オークフローリング |
構造 | 木造在来工法2階建て |
予算帯 | 3000万円 |
敷地面積 | 203.54㎡(61.58坪) |
延床面積 | 112.05㎡(33.09坪) |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
ロケーション | 小さな分譲地の奥、後ろに小高い山がある |
施工者 | ㈱附田工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
9.9坪の敷地に豊かな空間を作る
わずか9.9坪の広さの敷地、しかも1.8mの幅員の行き止まり道路という厳しい条件の中で、豊かな空間を作り出しました。 隣地との余裕もない中で、吹き抜けとトップライトを使って、広がりのある明るい住まいとなりました。
木造耐火構造の都市型住宅
防火地域に立つ住宅で耐火建築が要求されましたが、コストの関係から1階が鉄筋コンクリート造、2・3階が木造耐火構造の混構造としました。 趣味の豊富なご夫婦のために、鉄筋コンクリートの1階部分に、将来ご主人がジャズバーを開くスペースを、2階に奥様のステンドグラス工房を設けています。 又、高齢のお母様のために住宅用エレベーターを設置して、一番環境の良い3階ワンフロア―で生活が出来るプランとしています。 20坪ほどの敷地にほぼ目いっぱいで建っていて、庭を取る余裕がないため、屋上を緑化して、広いデッキと共にアウトドアでの生活も楽しめるようにしました。
作品名 | 江古田の家 |
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ジャンル | エコ住宅・省エネ住宅,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都練馬区 |
設計から完成迄の期間 | 2017年2月~2018年8月 |
基礎 | べた基礎+地盤改良 |
外壁 | 1階:コンクリート打ち放し、2・3階ガルバリュームスパンドレル |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ドイツ漆喰塗り |
床 | アッシュ・無垢フリーリング自然オイル塗装 |
構造 | RC+木造耐火、混構造 |
予算帯 | 4千万円台 |
敷地面積 | 68.15㎡ |
延床面積 | 147.86㎡ |
所在地 | 東京都練馬区 |
ロケーション | 町中の商業地から一歩入ったところ |
構造設計 | SE工法 |
施工者 | (株)伊藤工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
木造耐火構造の都市型住宅
防火地域に立つ住宅で耐火建築が要求されましたが、コストの関係から1階が鉄筋コンクリート造、2・3階が木造耐火構造の混構造としました。 趣味の豊富なご夫婦のために、鉄筋コンクリートの1階部分に、将来ご主人がジャズバーを開くスペースを、2階に奥様のステンドグラス工房を設けています。 又、高齢のお母様のために住宅用エレベーターを設置して、一番環境の良い3階ワンフロア―で生活が出来るプランとしています。 20坪ほどの敷地にほぼ目いっぱいで建っていて、庭を取る余裕がないため、屋上を緑化して、広いデッキと共にアウトドアでの生活も楽しめるようにしました。
作品名 | 江古田の家 |
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ジャンル | エコ住宅・省エネ住宅,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都練馬区 |
設計から完成迄の期間 | 2017年2月~2018年8月 |
基礎 | べた基礎+地盤改良 |
外壁 | 1階:コンクリート打ち放し、2・3階ガルバリュームスパンドレル |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ドイツ漆喰塗り |
床 | アッシュ・無垢フリーリング自然オイル塗装 |
構造 | RC+木造耐火、混構造 |
予算帯 | 4千万円台 |
敷地面積 | 68.15㎡ |
延床面積 | 147.86㎡ |
所在地 | 東京都練馬区 |
ロケーション | 町中の商業地から一歩入ったところ |
構造設計 | SE工法 |
施工者 | (株)伊藤工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
愛知県豊川市に建つ、木造2階建ての住宅です。
by K.K.DEN
ランダムにレイアウトされたトップライトが魅力!
歴史ある鎌倉に建つシンプルモダンの住宅です。 端正なファサードのMさんの家。 その特徴は大きなインナーテラスとランダムにレイアウトされたトップライト。 設計のプロセスや現場の進捗などブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 057鎌倉Mさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,都市型住宅 |
所在地 | 神奈川県鎌倉市 |
ランダムにレイアウトされたトップライトが魅力!
歴史ある鎌倉に建つシンプルモダンの住宅です。 端正なファサードのMさんの家。 その特徴は大きなインナーテラスとランダムにレイアウトされたトップライト。 設計のプロセスや現場の進捗などブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 057鎌倉Mさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,都市型住宅 |
所在地 | 神奈川県鎌倉市 |
ランダムにレイアウトされたトップライトが魅力!
歴史ある鎌倉に建つシンプルモダンの住宅です。 端正なファサードのMさんの家。 その特徴は大きなインナーテラスとランダムにレイアウトされたトップライト。 設計のプロセスや現場の進捗などブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 057鎌倉Mさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,都市型住宅 |
所在地 | 神奈川県鎌倉市 |
ナチュラルタイルの外壁
軽井沢の森に佇む山荘です。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 058軽井沢Hさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,別荘,平屋 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
ナチュラルタイルの外壁
軽井沢の森に佇む山荘です。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 058軽井沢Hさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,別荘,平屋 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
湘南の海岸より300mのビーチハウス。三角形の変形敷地に建つ海の近くの家。
湘南の海岸より300mの三角形の変形敷地に建つ在来木造2階建てビーチハウスです。 キューブの凹凸と太陽の光がハイコントラストな表情を作ります。 詳しくはHPをご覧ください。
作品名 | 藤沢 鵠沼海岸 ビーチハウス 箱の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県藤沢市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | 5LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | モルタル 吹付け |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | 漆喰 |
床 | 無垢パイン |
構造 | 在来木造 |
所在地 | 神奈川県藤沢市 |
ロケーション | 海の近く |
湘南、平塚の変形、台形、旗竿敷地に建つ住宅です。
旗竿敷地で四方が建物に囲まれ少しこもった感じを改善したいとのリクエストから計画がはじまりました。通路の長さは15mを超え、敷地の奥は台形の変形敷地です。 建て主さんがこういう敷地だからこそ建築家に!と依頼してくれました。建物配置を工夫し、大開口を設け、陽の光、風の流れをデザインした住宅です。
作品名 | 湘南 平塚 旗竿敷地 大開口のある白い家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,旗竿・狭小住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県平塚市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | LDK・主寝室・子供室・趣味室 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ジョリパットゆず肌 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | 漆喰ラフ仕上げ |
床 | 無垢ピーカン |
構造 | 木造在来工法 |
所在地 | 神奈川県平塚市 |
ロケーション | 住宅地の旗竿敷地 |
現代的なライフスタイルの間取りへリノベーション
都心の住宅密集地に、戦後間もない頃建てられた住宅にお住まいの、お客様からリノベーションのご相談を戴きました。 小さな家に大人4人で住まわれていましたが、仲の良いご家族で、上手に暮らしていました。元々の間取りは、旧来の生活習慣の合せていた為、現代的な生活が送れる間取りへの変更を考えました。 玄関ホールと洗面所が無い不便さを解消するため、小さいながらも玄関ホールをつくり、和室の居間を広げ、フローリング貼りにし、キッチンをつけることで、リビングダイニングキッチンとしました。とは言え、小さな面積ですので、作りつけのソファーをつくり、テレビ台を組み込んだ食器棚やソファー上部の吊戸棚、キッチンの廻りには家事がし易くなる収納を作りつけ、コンパクトながらも生活し易いLDKを実現しました。洗面所も新たに作りオリジナルの家具の工夫で、小さくとも洗濯・洗面・脱衣が出来る空間にしています。 最上階は、天井を屋根なりに斜めに高くし、梁を見せることでちょっとした隠れ家部屋の様な個室になりました。お父様の絵を保管して置く場所、生活の用具など、どこに何を入れどう出すかを綿密に考え、取り出せる・仕舞える収納を色々な場所につくっています。製作したソファーの座面したの中にも奥様の仕事用品を入れるなど、必要な場所に必要なサイズの収納を設けています。 猫ちゃんが出ていかない様、玄関内側に引き戸を設けました。光を取り入れ圧迫感をなくす為、階段は踏み板の間の板を抜いたスケルトン階段にしましたが、猫ちゃん絶好の通り道になっています。耐震改修をしっかりするため、新たに基礎を作るなど、構造をフルリノベーションしています。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 猫と暮らす、リノベーション狭小住宅 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都北区 |
設計から完成迄の期間 | 8ヶ月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 塗装 |
床 | ナラ無垢フローリング |
構造 | 木造(在来工法) |
敷地面積 | 32.69㎡(9.88坪) |
延床面積 | 65.09㎡(19.68坪) |
所在地 | 東京都北区 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | OginoTakamitsu Atelier |
細長い敷地に、中庭プランの明るい光の住まい
敷地は、東側道路で、間口が狭く、奥行きが長く、3方を建物で囲われた、都心の典型的な住宅密集地でした。但し道路の向かい側には公園があり、綺麗な桜の花を咲かせ、赤レンガ造りの建物があり、眺めの良い環境でした。 明るい家をつくる為、中庭を家の真ん中につくり、メッシュ素材でつくったスケルトン階段と共に光を通す筒となり、家の中に光をふんだんに取り入れます。プライバシーに配慮し、覗かれない様中庭には、ルーバー格子を階段には上下の横スリット窓とし室内が見えない様にしています。 3階建ての建物とする為、1階を半地下にして階の高さを押さえる為に、鉄骨造ながら、天井ふところを小さくして、梁を出しています。この梁を利用して間接照明を仕込み、部屋の特徴に転換しています。天井高さは2.4mですが、中庭や階段の部分の抜け感があるので、開放感のある家になっています。 奥様のワークスペースには、趣味の本・DVD・写真集を入れる本棚を作りつけ、階段の横にも一面に本棚をつくり大量の本を収納する場所を確保。公園の桜を借景とする為、2Fの道路側にリビングを配置しています。屋上はバルコニーとし、洗濯物干し遊べるスペースになっています。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 中庭から光を取り込む、3階建ての住宅 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都北区 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 4LDK |
基礎 | 直接基礎 |
屋根の形 | 陸屋根 |
構造 | 鉄骨造 |
敷地面積 | 80.07㎡(24.22坪) |
延床面積 | 142.88㎡(43.22坪) |
所在地 | 東京都北区 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | OginoTakamitsuAtelier |
日常の景色を切り取るロケーションハウス
東の眼下に相模湾を臨み、西側には広大な森の先に富士山を臨む自然豊かで景観の良い場所にあります。風が吹き抜け潮の香がするこの場所に、雄大な景観と空気感を最大限享受できる家を望まれました。 空の色、自然の移ろい、光の角度によって、少しづつ味わいが出ながらいつまでも新鮮な驚きのある住宅にしたいと思いました。 建物外郭ラインを道路の形態になぞって計画をすることにより必然的に生まれた、シフトした平面形状による内部空間は、ズレが生じ、空間に奥行と不思議な陰影を作り出しました。 大小様々な、ともすれば勝手自由に開けているように見える開口部は、生活シーンや外部からの視線、内部空間を歩いたり、座ったりしたときの高さ、光の入射角をイメージして綿密にシュミレーションして設えています。景色を切り取るために設えたフジツボ窓は、外観を印象の強いものとすると同時に、内部の陰影をより強く感じさせる装置として機能させています。
日常の景色を切り取るロケーションハウス
東の眼下に相模湾を臨み、西側には広大な森の先に富士山を臨む自然豊かで景観の良い場所にあります。風が吹き抜け潮の香がするこの場所に、雄大な景観と空気感を最大限享受できる家を望まれました。 空の色、自然の移ろい、光の角度によって、少しづつ味わいが出ながらいつまでも新鮮な驚きのある住宅にしたいと思いました。 建物外郭ラインを道路の形態になぞって計画をすることにより必然的に生まれた、シフトした平面形状による内部空間は、ズレが生じ、空間に奥行と不思議な陰影を作り出しました。 大小様々な、ともすれば勝手自由に開けているように見える開口部は、生活シーンや外部からの視線、内部空間を歩いたり、座ったりしたときの高さ、光の入射角をイメージして綿密にシュミレーションして設えています。景色を切り取るために設えたフジツボ窓は、外観を印象の強いものとすると同時に、内部の陰影をより強く感じさせる装置として機能させています。
愛車を愛でるガレージハウス
国内屈指のサーキットがある鈴鹿からの依頼である。クライアントは大の車好きで、念願だった愛車を格納できる家を望まれた。20M近い専用通路のある旗竿敷地で変形地でもある。車3台を格納するために必然的に導き出された線は、平面にほぼ直角が無い。3次元での実現が高度なプロジェクトで、施工の難易度が高いものとなったが、それ故に空間はとても印象的で美しいものになったと思う。1階は愛車とご主人の居場所であり、車を自然光で美しく見せるために光を絞り車に充てる手法を取った。対して2階は空に繋がる開口部を設え、住宅地故に南側からの採光は無くしながらも高さと明るさを実現した。終の棲家として、趣味を楽しみながら余生を楽しめる住宅を目指している。
愛車を愛でるガレージハウス
国内屈指のサーキットがある鈴鹿からの依頼である。クライアントは大の車好きで、念願だった愛車を格納できる家を望まれた。20M近い専用通路のある旗竿敷地で変形地でもある。車3台を格納するために必然的に導き出された線は、平面にほぼ直角が無い。3次元での実現が高度なプロジェクトで、施工の難易度が高いものとなったが、それ故に空間はとても印象的で美しいものになったと思う。1階は愛車とご主人の居場所であり、車を自然光で美しく見せるために光を絞り車に充てる手法を取った。対して2階は空に繋がる開口部を設え、住宅地故に南側からの採光は無くしながらも高さと明るさを実現した。終の棲家として、趣味を楽しみながら余生を楽しめる住宅を目指している。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
ホテルラウンジのある住まい
クライアントご自身が小さい頃からお住まいだった家をご両親から引き継ぎ、全面リノベーションする計画である。様々な思い出のある場所を劇的に変化させることを躊躇しながらも、従前とは全く違うホテルのラウンジのような空間を目指した。開口部は依然の形をほぼそのままとし、外観との調和を図りながら、内装は重量感のある材料を多用し、照明計画もラグジュアリーな計画とした。大きな一室の一角に書斎を求められ、床の素材と天井の高さでゾーニングしている。ご両親が大切にしていた美しい庭を大切にし、緑と調和する内装計画としている。テーブルは当事務所デザインであり、その他の家具も含めてトータルでご提案させて頂いたプロジェクトである。
作品名 | Reno-K |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 愛知県岡崎市 |
写真の撮影者 | サカタヤスノ |
雄大な景色を臨むロケーションハウス
敷地は松本城・市内を眼下に、その向こうには美しい山々の稜線を臨む場所にある。松本特有の美しい景色を独り占めにする景観に恵まれたこの場所に、施主(設計者の家族でもある)は新たにこの地を獲得し、市内より転居する。設計者自身も幼少期を過ごした故郷・松本に想いを馳せながら設計した。 施主はその雄大な景色を何処からでも楽しめる住宅を望んだ。空の色、雲の流れ、山の表情。自然の移ろいは壁の切り抜き方に依って動画となり、いつまでも新鮮な発見に満ちて眺めることができると考えた。 東に開くこの住宅は、低い角度で1年中角度が変化する太陽光が入射する。勝手自由に開けているように見えるランダムな開口部は、ただ大きな開口にするのではなく、様々な大小、奥行、仕上、形状、高さで配置することにより、歩き、座る際に、多様なシークエンスを日々楽しめる住宅にしたいと熟考して編み出した窓群である。景色をより強く切り取るために設えたフジツボ窓は、外観を印象的なものとすると同時に、内部の陰影ボリュームをあげる装置として設えている。 敷地はくの字に曲がった平面をしており、建物はその形に素直に景観の良い側に広く配した。奥行は浅く長い形状となったが、家のどこからでも松本平を臨むことができる。道路側はプライバシー確保のため閉じた意匠としたが、反面、景観側は多くの開口を擁する完全片側採光の住宅である。それにより、光のコントラストが強調され、窓配置に加え、より陰翳の強い空間構成となった。 また、ピアニスト(施主)のための音楽堂も離れとして設えた。音楽堂と銘打つにふさわしい木構造現しのミニマルな室内は蕪束を採用し、松本らしい伝統的なデザインでありながら、屋根に様々な傾斜を加えることで、稀有な空間にしたいと考えた。 閉じた外観から想像できない、自由奔放かつ大胆な内部構成を持たせることができたと思う。
雄大な景色を臨むロケーションハウス
敷地は松本城・市内を眼下に、その向こうには美しい山々の稜線を臨む場所にある。松本特有の美しい景色を独り占めにする景観に恵まれたこの場所に、施主(設計者の家族でもある)は新たにこの地を獲得し、市内より転居する。設計者自身も幼少期を過ごした故郷・松本に想いを馳せながら設計した。 施主はその雄大な景色を何処からでも楽しめる住宅を望んだ。空の色、雲の流れ、山の表情。自然の移ろいは壁の切り抜き方に依って動画となり、いつまでも新鮮な発見に満ちて眺めることができると考えた。 東に開くこの住宅は、低い角度で1年中角度が変化する太陽光が入射する。勝手自由に開けているように見えるランダムな開口部は、ただ大きな開口にするのではなく、様々な大小、奥行、仕上、形状、高さで配置することにより、歩き、座る際に、多様なシークエンスを日々楽しめる住宅にしたいと熟考して編み出した窓群である。景色をより強く切り取るために設えたフジツボ窓は、外観を印象的なものとすると同時に、内部の陰影ボリュームをあげる装置として設えている。 敷地はくの字に曲がった平面をしており、建物はその形に素直に景観の良い側に広く配した。奥行は浅く長い形状となったが、家のどこからでも松本平を臨むことができる。道路側はプライバシー確保のため閉じた意匠としたが、反面、景観側は多くの開口を擁する完全片側採光の住宅である。それにより、光のコントラストが強調され、窓配置に加え、より陰翳の強い空間構成となった。 また、ピアニスト(施主)のための音楽堂も離れとして設えた。音楽堂と銘打つにふさわしい木構造現しのミニマルな室内は蕪束を採用し、松本らしい伝統的なデザインでありながら、屋根に様々な傾斜を加えることで、稀有な空間にしたいと考えた。 閉じた外観から想像できない、自由奔放かつ大胆な内部構成を持たせることができたと思う。
大泉学園の家(薪ストーブを設けた吹抜けを中心とした自然素材の家)
練馬区大泉学園の住宅地に建つ家です。 南と西側が道路に面する陽当たりの良い敷地にこれまでよりもゆったりと過ごせる家が求められた住まいです。 1階はリビングダイニング、キッチン、食品庫、洗面・トイレとガレージ、 2階には人が集まるたたみの間、浴室等の水回り、主寝室、ご主人の書斎の他、バルコニーや坪庭を設けた住まいです。 「自然素材を活かした健康に優しい家」 「機能性、各種の性能が高い家」 「広い薪ストーブがあるリビング、くつろげる浴室やガレージの設置」 といったご要望を受けた住宅です。 床や造作材はタモや桧材、その他仕上材は石、タイル、漆喰、再生紙、自然塗料 といった自然素材を多く使用した家です。 他の家と同様、既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで 「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」 となることを期待した住まいです。
作品名 | 大泉学園の家(薪ストーブと吹抜けのある自然素材の家) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都練馬区大泉学園町 |
設計から完成迄の期間 | 17ヶ月間 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | ジョリパットネオこて塗り |
屋根の形 | 片流れ屋根 |
壁 | タモ広巾フローリング(床暖用) |
床 | 漆喰(カルヌーヴォ)こて塗り |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 216.4㎡ |
延床面積 | 149.3㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 山崎工務店 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
大泉の家(ロフトとルーフテラスのある2世帯住宅)
練馬区大泉の住宅地に建つ2世帯住宅です。 南に芝生畑が広がり、接道が北側という敷地に、新たな2世帯住宅としての建替えを行った家です。 1階はご両親とその親御さんの住まい、2階は子世帯という2世帯・4世代の住宅で、2世帯住宅としてはオーソドックスといえる構成の住まいです。 「しっかりとした基本性能の家」 「1階はご高齢のお母様の部屋の近くに水回りを設けること」 「2階は広いロフトとルーフバルコニーを設けること」 といったご要望を受けた住宅です。 床や造作材は無垢板、その他内装材は漆喰、自然塗料、タイルといった自然素材を多く使用した家です。 他の家と同様、既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで 「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」 となることを期待した住まいです。
作品名 | 大泉の家(ロフトとルーフテラスのある2世帯住宅) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都練馬区西大泉 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | アクリルリシン(ジョリパットネオ)吹付 |
屋根の形 | 切妻屋根+フラットルーフ(屋上テラス) |
壁 | 漆喰こて塗 |
床 | アメリカンブラックチェリー・タモフローリング |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 156.0㎡ |
延床面積 | 151.3㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 山崎工務店 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
善福寺の家(無垢材と自然素材の2世帯住宅)
杉並区善福寺の住宅地に建つ木造2階建ての2世帯住宅です。 もともと広い庭のある敷地に建っていた昭和初期の建物の建て替えです。 1階はご両親の住まいで2階は子世帯という、2世帯住宅としてはオーソドックスといえる構成の住まいです。 「地震対策上や温熱環境、防音性能などの面でしっかりとした家」 「1階はナチュラルなインテリア、2階は洋風な香りがするインテリア」 「既設の庭や池はできるだけ残しながらも敷地を有効に使うこと」 「1階には和室とビルトインガレージを、2階には楽器練習室と半屋外的なダイニングを設ける」 といったご要望を受けた住宅です。 床や造作材は無垢板、その他内装材はタイル、石、漆喰、再生紙、自然塗料 といった自然素材を使った家です。 他の家と同様、既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで 「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」 となることを期待した住まいです。
作品名 | 善福寺の家(無垢材と自然素材の2世帯住宅) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都杉並区善福寺 |
設計から完成迄の期間 | 17ヶ月間 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | アクリルリシンこて塗り(外壁通気工法) |
屋根の形 | 片流れ屋根 |
壁 | 漆喰(カルヌーヴォ)こて塗 |
床 | タモ広巾フローリング(床暖用) |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 440.5㎡ |
延床面積 | 231.4㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 内田産業 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
善福寺の家(無垢材と自然素材の2世帯住宅)
杉並区善福寺の住宅地に建つ木造2階建ての2世帯住宅です。 もともと広い庭のある敷地に建っていた昭和初期の建物の建て替えです。 1階はご両親の住まいで2階は子世帯という、2世帯住宅としてはオーソドックスといえる構成の住まいです。 「地震対策上や温熱環境、防音性能などの面でしっかりとした家」 「1階はナチュラルなインテリア、2階は洋風な香りがするインテリア」 「既設の庭や池はできるだけ残しながらも敷地を有効に使うこと」 「1階には和室とビルトインガレージを、2階には楽器練習室と半屋外的なダイニングを設ける」 といったご要望を受けた住宅です。 床や造作材は無垢板、その他内装材はタイル、石、漆喰、再生紙、自然塗料 といった自然素材を使った家です。 他の家と同様、既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで 「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」 となることを期待した住まいです。
作品名 | 善福寺の家(無垢材と自然素材の2世帯住宅) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都杉並区善福寺 |
設計から完成迄の期間 | 17ヶ月間 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | アクリルリシンこて塗り(外壁通気工法) |
屋根の形 | 片流れ屋根 |
壁 | 漆喰(カルヌーヴォ)こて塗 |
床 | タモ広巾フローリング(床暖用) |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 440.5㎡ |
延床面積 | 231.4㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 内田産業 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
善福寺の家(無垢材と自然素材の2世帯住宅)
杉並区善福寺の住宅地に建つ木造2階建ての2世帯住宅です。 もともと広い庭のある敷地に建っていた昭和初期の建物の建て替えです。 1階はご両親の住まいで2階は子世帯という、2世帯住宅としてはオーソドックスといえる構成の住まいです。 「地震対策上や温熱環境、防音性能などの面でしっかりとした家」 「1階はナチュラルなインテリア、2階は洋風な香りがするインテリア」 「既設の庭や池はできるだけ残しながらも敷地を有効に使うこと」 「1階には和室とビルトインガレージを、2階には楽器練習室と半屋外的なダイニングを設ける」 といったご要望を受けた住宅です。 床や造作材は無垢板、その他内装材はタイル、石、漆喰、再生紙、自然塗料 といった自然素材を使った家です。 他の家と同様、既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで 「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」 となることを期待した住まいです。
作品名 | 善福寺の家(無垢材と自然素材の2世帯住宅) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都杉並区善福寺 |
設計から完成迄の期間 | 17ヶ月間 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | アクリルリシンこて塗り(外壁通気工法) |
屋根の形 | 片流れ屋根 |
壁 | 漆喰(カルヌーヴォ)こて塗 |
床 | タモ広巾フローリング(床暖用) |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 440.5㎡ |
延床面積 | 231.4㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 内田産業 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
西荻の家(アーチ屋根の自然素材住宅)
この住宅は、杉並区西荻の住宅地に建つ若いご夫婦と3人のお子様の住まいです。 「30坪弱の家に子供室を3室設けながらも、家族が集まる場所はできるだけ広く」 「1階のリビング廻りをはじめ、各所に明るい陽射しが入る家」 というご要望に応えるようにした住宅です。 課題としては今日の住宅における典型的といえる内容です。 そこで廊下をできるだけなくし、各所を機能的・合理的につなげる平面計画 とすることにより限られた面積を有効に活用するようにすると共に、敷地における部屋の配置や窓の設け方を工夫した住まいとしました。 また、厳しい北側斜線制限のある敷地において、アーチ状の屋根とすることで、 できるだけ広い室内空間を確保するようにしたことも特徴の家です。 床や造作材はできるだけ無垢板を使い、その他の材料もコストの許す範囲で木材を、壁材や塗料等も自然素材を多く使った家です。
作品名 | 西荻の家(アーチ屋根の自然素材住宅) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都杉並区西荻北 |
設計から完成迄の期間 | 17ヶ月間 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | モルタル塗の上、弾性リシン吹付け |
屋根の形 | アーチ状曲面片流れ屋根 |
壁 | 再生紙(オガファーザー)貼の上、自然塗料(デュブロン)塗 |
床 | 栗無垢フローリング |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 98.5㎡ |
延床面積 | 96.2㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 山菱工務店 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
街の真ん中に準耐火構造の古民家を新築する。
近年東京では新防火地域が指定され、指定地域内では一般的な2階建て住宅でも準耐火建築物にしなければならなくなりました。準耐火建築物は基本的に木材を隠して燃えにくくする工法なので、それに反して木材をたくさん見せようとすると様々な工夫が必要です。今回は燃え代設計を行った新材の太鼓梁をリビングダイニングに使用し、その空間にイサムノグチがデザインした大きな提灯をさげました。大都市の真ん中に古民家の様な新築住宅2世帯住宅が出来上がりました。
作品名 | 古民家の様な雰囲気をもつ和風住宅/提灯 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,デザイナーズ住宅,和風建築 |
所在地 | 東京都大田区 |
構造 | 在来木構造 |
所在地 | 東京都大田区 |
構造設計 | dos 山田誠一郎 |
施工者 | 光正工務店 |
外装 | リシン吹付 |
写真の撮影者 | morimura atsushi |
心地よい風と木の温もりを感じる店舗兼住宅。
1階は、街に対して開かれた美容室と女性たちの社交の場。2階は、敷地裏側に広がる隣家の庭に対して開くプライベートな住空間になっています。仕上げとして多く使用している木材の良さは、一つとして同じ顔を持つことが無く、香りや節・木目の有り方、色合いなど、それぞれに個性があることだと思っています。時間が経つことで、ただ古くなるのではなく、アジとして、常に変化し続けることが非常に魅力的です。木素材の変化が、時の流れと共に、家への愛着を生みだしてくれることを想いデザインしました。
光を取り入れプライバシーを確保する2重壁の家
光を取り入れプライバシーを確保する2重壁の家 道路に囲まれた家、壁を2重に設けることで 光を取り入れ、プライバシーを確保した。
方形屋根の家
廻りを田畑に囲まれた長閑な場所に建っています。 瓦屋根や漆喰壁など既にこの土地に馴染みのある材料を使うことで、歴史ある風景の中でこの家がこの地に馴染んでいくことを考えました。
スキップフロア・蔵収納 神奈川
スキップフロア・蔵収納と中庭で敷地条件を克服 李文具天井に天然木羽目板レッドシダーを貼ったデザイン住宅
作品名 | うなぎの寝床の土地でデザイン住宅 |
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ジャンル | デザイナーズ住宅 |
所在地 | - |
外壁 | サイディング |
屋根の形 | 片流れ+パラペット |
構造 | 在来木造 |
予算帯 | 2000万円台前半 |
敷地面積 | 90㎡ |
延床面積 | 120㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜 |
ロケーション | 密集地 |
森に溶け込む2階建てのつくり方
軽井沢の森に佇む山荘です。
作品名 | 053 i-house in 軽井沢 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,別荘 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
敷地面積 | 1125 |
延床面積 | 223 |
森に溶け込む2階建てのつくり方
軽井沢の森に佇む山荘です。
作品名 | 053 i-house in 軽井沢 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,別荘 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
敷地面積 | 1125 |
延床面積 | 223 |
甲陽園の家2
兵庫県西宮市の落ち着きのある住宅地に建つ住宅です。 クライアントは敷地選びの時に弊社にお越しいただき、その後私たちと一緒に候補の敷地を数件回られた後にこの敷地を選ばれました。 敷地は前面道路側は道路から1メートル程度上がっており、反対に敷地奥側はやや勾配のある傾斜地となって下る形になっています。 建物はほぼ立方体の2階建てです。 建物中央には玄関を兼ねた中庭のような吹き抜けのサンルームがあり、1Fのリビング、キッチン&ダイニング、和室はこのサンルームを取り囲む形で配置されています。 サンルームを挟む和室とリビングは敷地形状に倣い、敷地奥に向かって階段状に下るスキップフロア状の配置になっています。 キッチン&ダイニングと和室に挟まれたコーナー部分には第2の吹き抜けとも呼べる階段スペースがあります。 この階段スペースは3方をぐるっとお施主様ご指名の壁面本棚が取り囲み、そこに本棚と意匠を揃えた鉄骨階段が本棚をなめるように設置されています。 また、階段下の床は1段下がっていて、旦那様の書斎にもなっています。 二つの吹き抜けはそれぞれトップライトを有し建物全体の明り取りの役割も担います。 そして、生活動線の一部として組み込まれるように配置することで、日常の生活空間に床や天井の高低差、明るさ、視界の広がりなどのコントラストを与え、刺激のある空間構成になるよう計画しています。 また、この2つの吹き抜けは、空間を繋げながらも緩やかに分節しています。 これによって、住人が思い思いに過ごせる場をところどころに作る仕掛けにもなっています。 例えば、サンルームにつながる小上がり、まわりより床が下がったソファー、階段下のワークデスク、2階のワークデスク、2階のサンルームをぐるりとまわる廊下など。 例えばソファーあたりからサンルーム越しに畳の部屋を眺める場合、視線は奥へと連続して空まで抜けますが、床のレベル差による視線のずれで人とほど良い距離感を作ります。 このように、2つの吹き抜けは視線や空気の抜けによるつながり感を演出しつつも、生活する人々の視線をうまくずらしたり外したりすることで適度な距離感を作れる空間を随所に散りばめられるように設計しています。
作品名 | 甲陽園の家2 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 兵庫県西宮市甲陽園 |
敷地面積 | 174.46㎡(52.8坪) |
延床面積 | 116.49㎡(35.2坪) |
ロケーション | 住宅地 |
写真の撮影者 | 矢野紀行 |
豊能郡の家
建物は大阪北部の住宅街、北西方向に景色が開けた場所にあります。 土地探しからの相談で、半年程度の期間に複数の候補を見学し、今回の敷地に決めていきました。 当初は、趣味の楽器演奏を楽しむスペースや、絵画を楽しむスペースなども希望としてありましたが、 打ち合わせを重ねた結果、この敷地の景色を楽しむということに要望を絞った設計を希望されました。 計画全体としては、コンパクトでありながらも、家の中央にサンルームを設けることで、 広がりのイメージを増幅させることが出来ないかと考えました。 建物はコンパクトな平屋を提案しました。天井高さを取ることで、開放感を高めています。 景色に面した位置にLDKを持ってきて、大きなガラス面を設けています。サンルームのガラス面にも景色が映り込み、 さらに広がりが感じられます。また、LDKに面して水盤を設けることで、光の反射光などが家に入り、 環境の変化をより感じることができるようになっています。ワークスペースや洗面からは、サンルーム越しに景色を楽しめます。 家の中央にサンルームを設けることで、家の中央から各所に通気と、LDKに南面からの採光を確保しています。 大阪では冬の寒さがきつい地域に位置しており、サンルームの開口をコントロールすることで、 全体の空調をコントロールできるようにしています。
やわらかなモノトーンの家
「やわらかなモノトーンの家」 大阪府吹田市のにある築38年、延べ床面積91㎡の2階建て住宅のリノベーション の計画です。 周囲は、住宅が隙間なく立ち並ぶ都市型分譲地です。 都市であるため、土地の単価は高くなかなか新築を建てるのは難しいため 今後、リノベーションの機会も増える地域です。 1981年以前に建てられた住宅は、旧耐震基準であったため、構造的な改修も 必要となった。 そのため、内部はスケルトン状態とし、耐震改修と断熱材の総入れ替えを行った。 しかし、ところどころに昔の素材を残すことにも配慮した。 クライアントのご要望は、周囲が住宅に囲まれた旗竿地であったため、採光と風の とりいれと、その光や風を空間に取り入れた際のやわらかなイメージの空間でした。 そこで、もともとの間取りは1階がリビングであったが、採光と風を取り入れるため、2階をリビング空間とした。 床や壁、天井などは、色をベースに光の反射を暖かくする色を選んだ、また、アクセント にグレー色を取り入れ空間に与える存在感を極力なくすデザインとした。 濃い色の家具を持たれていたのもあり、存在感を無くした空間に家具を配置した際に 馴染む空間を心掛けた。 また、この空間には昔使われていた、タイルや建具を再利用し、どことなく懐かしさも 感じることができる空間となった。
作品名 | 吹田の家リノベーション |
---|---|
ジャンル | 現代建築・現代住宅,旗竿・狭小住宅,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府吹田市 |
やわらかなモノトーンの家
「やわらかなモノトーンの家」 大阪府吹田市のにある築38年、延べ床面積91㎡の2階建て住宅のリノベーション の計画です。 周囲は、住宅が隙間なく立ち並ぶ都市型分譲地です。 都市であるため、土地の単価は高くなかなか新築を建てるのは難しいため 今後、リノベーションの機会も増える地域です。 1981年以前に建てられた住宅は、旧耐震基準であったため、構造的な改修も 必要となった。 そのため、内部はスケルトン状態とし、耐震改修と断熱材の総入れ替えを行った。 しかし、ところどころに昔の素材を残すことにも配慮した。 クライアントのご要望は、周囲が住宅に囲まれた旗竿地であったため、採光と風の とりいれと、その光や風を空間に取り入れた際のやわらかなイメージの空間でした。 そこで、もともとの間取りは1階がリビングであったが、採光と風を取り入れるため、2階をリビング空間とした。 床や壁、天井などは、色をベースに光の反射を暖かくする色を選んだ、また、アクセント にグレー色を取り入れ空間に与える存在感を極力なくすデザインとした。 濃い色の家具を持たれていたのもあり、存在感を無くした空間に家具を配置した際に 馴染む空間を心掛けた。 また、この空間には昔使われていた、タイルや建具を再利用し、どことなく懐かしさも 感じることができる空間となった。
作品名 | 吹田の家リノベーション |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,旗竿・狭小住宅,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府吹田市 |
景色を楽しむ家
景色がひろがる敷地に建物はあります。 南国のリゾートが好きな建築主の方で、景色を楽しみながら日々の生活が過ごせるような敷地を、数年間掛けて探し出したとのことです。 そのような経緯から、この景観を家中から楽しめ、さらに景色のイメージを増幅させる空間を提案したいと考えました。 そこで、敷地の中に2本の植栽の道を設定し、それが建物を貫くことで、外部の景観と内部の空間が、親密に繋がっていくデザインを提案しました。 植栽の道は、建物内に入ると植栽が植わったサンルームとなり、建物内部に緑と光をもたらし、建物内部を貫いていきます。 建物中央にはLDK空間があり、そこから、景観を望むとサンルームとガラスに反射した景色が映り込みます。 サンルームがあり、そのガラス面に外部と内部の緑が重なり合うことで、建物内部に景色が入り込んでくるようなイメージを実現しています。 中央のLDKの周囲には、サンルームを挟んで寝室や子供室、和室、オフィスといった個室を配置。 全ての個室からサンルームを望むことが出来ます。 外部の目線は気ならず、リゾートのような雰囲気を実現しています。 さらに、夜はサンルームの植栽がライトアップされることで、グランピングのようなイメージになると、建築主の方の感想を頂いています。
箕面の家3
大阪北部の分譲地として、新しく開発された住宅地に建つ住宅です。 周辺はハウスメーカーの規格住宅が立ち並び、一部建築条件が外された一画をクライアントが購入されました。 立地条件は、両側住宅が並びながらも下から見上げる視線や、上から見下ろす視線といういろいろな高低差から眺められるという特徴があり、それを生かしていくことを考えました。 外観は、大きな木の葉のような大屋根が住居部分に被さるような形状で、道路側にはね出した大屋根の突端が遠くからでも一目でわかる存在感を与えてくれます。 この大屋根は、下の道路を通る人が見上げるときや、上の公園あたりから見下ろすときに、その木の葉のような屋根形状が感じられるように検討していきました。 大屋根は、住居部分から横にも大きく張り出しており、1台分のカーポートの役割を果たしています。 内部の様子は、吹抜けのLDKを中心としたプランとなっており どこにいても大きな屋根の下にいることが視覚的に感じられるようにしています。 LDKに面する大きな窓は、遠く大阪市街の街並みを眺めることができます。 場所:大阪府箕面市 竣工年:2017 用途(家族構成):専用住宅(夫婦、子供2人) 敷地面積:199.69㎡(60.4坪) 建築面積:70.19㎡(21.2坪) 延床面積:101.34㎡(30.7坪) 階数:地上2 構造:木造 写真:矢野紀行http://www.yanofoto.com/
収納家具をテーマにした家
-家具の家- 3人のお子さんと一緒に暮らされているご夫婦。 現在、マンションでの5人住まいでは手狭に感じ、一戸建ての住宅を建てることを決められ、今回の計画がスタートしました。 土地は、最寄りの駅から徒歩15分程度で立地のよい場所で約45坪の市街地の敷地です。 お子さんの成長に伴い、増えるであろう3人のお子さんの荷物の収納スペースを確保したいけど、収納を優先することで、広いリビングで家族の陽気で心地の良い居場所を作れるのだろうか・・・ということを心配されていました。 限られた床面積の中で、家族5人の暮らし方を豊かなにしながら日常生活に必ず必要な 収納をふんだんに設けることのできる家づくりを考えました。 そこで、私たちは、収納のあり方を見つめ直すことで、空間を有効に利用することが出来ないか考えました。 収納というと、クローゼット・納戸・押入といった名前を持つ空間(スペース)を作るのが一般的で 空間に開かず閉鎖的で、限られた空間の中で収納を確保するためにリビング空間などの生活部分の広さを犠牲にしています。 どこに何を収納するべきかということを考えながら、収納という空間をただ単に設けるのではなく、収納に+αの機能を持たせることを試みました。 階段が収納の一部になり、収納が勉強机となり、椅子が収納となる。+αの機能を持つ収納を点在させることで、空間には余白が生まれていきます。 その余白部分にお子さんが入り込むことで、お子さんの遊びスペース・隠れ家空間に変化していきます。こうした収納と機能と生活空間をゆるやかに繋げることにより、 多様で豊かな空間が生まれました。 収納は物を片付けるだけの空間という考え方をせず、壁面に収納する家具を点在させることで、無駄なスペースが無くなり、空間を広く使え、収納が日常の一部に溶け込み、あちらこちらでお子さんの姿を感じることが出来る、にぎやかな空間をつくることが出来ました。 物を片付けるだけの収納空間に付加価値をつけることで、今までにない伸びやかな空間設計を試みた住宅となった。
収納家具をテーマにした家
-家具の家- 3人のお子さんと一緒に暮らされているご夫婦。 現在、マンションでの5人住まいでは手狭に感じ、一戸建ての住宅を建てることを決められ、今回の計画がスタートしました。 土地は、最寄りの駅から徒歩15分程度で立地のよい場所で約45坪の市街地の敷地です。 お子さんの成長に伴い、増えるであろう3人のお子さんの荷物の収納スペースを確保したいけど、収納を優先することで、広いリビングで家族の陽気で心地の良い居場所を作れるのだろうか・・・ということを心配されていました。 限られた床面積の中で、家族5人の暮らし方を豊かなにしながら日常生活に必ず必要な 収納をふんだんに設けることのできる家づくりを考えました。 そこで、私たちは、収納のあり方を見つめ直すことで、空間を有効に利用することが出来ないか考えました。 収納というと、クローゼット・納戸・押入といった名前を持つ空間(スペース)を作るのが一般的で 空間に開かず閉鎖的で、限られた空間の中で収納を確保するためにリビング空間などの生活部分の広さを犠牲にしています。 どこに何を収納するべきかということを考えながら、収納という空間をただ単に設けるのではなく、収納に+αの機能を持たせることを試みました。 階段が収納の一部になり、収納が勉強机となり、椅子が収納となる。+αの機能を持つ収納を点在させることで、空間には余白が生まれていきます。 その余白部分にお子さんが入り込むことで、お子さんの遊びスペース・隠れ家空間に変化していきます。こうした収納と機能と生活空間をゆるやかに繋げることにより、 多様で豊かな空間が生まれました。 収納は物を片付けるだけの空間という考え方をせず、壁面に収納する家具を点在させることで、無駄なスペースが無くなり、空間を広く使え、収納が日常の一部に溶け込み、あちらこちらでお子さんの姿を感じることが出来る、にぎやかな空間をつくることが出来ました。 物を片付けるだけの収納空間に付加価値をつけることで、今までにない伸びやかな空間設計を試みた住宅となった。
収納家具をテーマにした家
-家具の家- 3人のお子さんと一緒に暮らされているご夫婦。 現在、マンションでの5人住まいでは手狭に感じ、一戸建ての住宅を建てることを決められ、今回の計画がスタートしました。 土地は、最寄りの駅から徒歩15分程度で立地のよい場所で約45坪の市街地の敷地です。 お子さんの成長に伴い、増えるであろう3人のお子さんの荷物の収納スペースを確保したいけど、収納を優先することで、広いリビングで家族の陽気で心地の良い居場所を作れるのだろうか・・・ということを心配されていました。 限られた床面積の中で、家族5人の暮らし方を豊かなにしながら日常生活に必ず必要な 収納をふんだんに設けることのできる家づくりを考えました。 そこで、私たちは、収納のあり方を見つめ直すことで、空間を有効に利用することが出来ないか考えました。 収納というと、クローゼット・納戸・押入といった名前を持つ空間(スペース)を作るのが一般的で 空間に開かず閉鎖的で、限られた空間の中で収納を確保するためにリビング空間などの生活部分の広さを犠牲にしています。 どこに何を収納するべきかということを考えながら、収納という空間をただ単に設けるのではなく、収納に+αの機能を持たせることを試みました。 階段が収納の一部になり、収納が勉強机となり、椅子が収納となる。+αの機能を持つ収納を点在させることで、空間には余白が生まれていきます。 その余白部分にお子さんが入り込むことで、お子さんの遊びスペース・隠れ家空間に変化していきます。こうした収納と機能と生活空間をゆるやかに繋げることにより、 多様で豊かな空間が生まれました。 収納は物を片付けるだけの空間という考え方をせず、壁面に収納する家具を点在させることで、無駄なスペースが無くなり、空間を広く使え、収納が日常の一部に溶け込み、あちらこちらでお子さんの姿を感じることが出来る、にぎやかな空間をつくることが出来ました。 物を片付けるだけの収納空間に付加価値をつけることで、今までにない伸びやかな空間設計を試みた住宅となった。
収納家具をテーマにした家
-家具の家- 3人のお子さんと一緒に暮らされているご夫婦。 現在、マンションでの5人住まいでは手狭に感じ、一戸建ての住宅を建てることを決められ、今回の計画がスタートしました。 土地は、最寄りの駅から徒歩15分程度で立地のよい場所で約45坪の市街地の敷地です。 お子さんの成長に伴い、増えるであろう3人のお子さんの荷物の収納スペースを確保したいけど、収納を優先することで、広いリビングで家族の陽気で心地の良い居場所を作れるのだろうか・・・ということを心配されていました。 限られた床面積の中で、家族5人の暮らし方を豊かなにしながら日常生活に必ず必要な 収納をふんだんに設けることのできる家づくりを考えました。 そこで、私たちは、収納のあり方を見つめ直すことで、空間を有効に利用することが出来ないか考えました。 収納というと、クローゼット・納戸・押入といった名前を持つ空間(スペース)を作るのが一般的で 空間に開かず閉鎖的で、限られた空間の中で収納を確保するためにリビング空間などの生活部分の広さを犠牲にしています。 どこに何を収納するべきかということを考えながら、収納という空間をただ単に設けるのではなく、収納に+αの機能を持たせることを試みました。 階段が収納の一部になり、収納が勉強机となり、椅子が収納となる。+αの機能を持つ収納を点在させることで、空間には余白が生まれていきます。 その余白部分にお子さんが入り込むことで、お子さんの遊びスペース・隠れ家空間に変化していきます。こうした収納と機能と生活空間をゆるやかに繋げることにより、 多様で豊かな空間が生まれました。 収納は物を片付けるだけの空間という考え方をせず、壁面に収納する家具を点在させることで、無駄なスペースが無くなり、空間を広く使え、収納が日常の一部に溶け込み、あちらこちらでお子さんの姿を感じることが出来る、にぎやかな空間をつくることが出来ました。 物を片付けるだけの収納空間に付加価値をつけることで、今までにない伸びやかな空間設計を試みた住宅となった。
庭廊をもつ家
石部東の家 -庭廊をもつ家- 新しく分譲地として開発された土地の購入を決められたご夫婦。 目の前には、田畑が広がり、その奥を電車が通過します。 そんな、のどかな風景が広がる敷地ではありますが、新しく分譲された土地の区画は、間口約7m・奥行約23mという細長い敷地でした。 間口が狭い土地には、将来周囲に建つ住宅は間口を広く確保することが考えられるため、敷地いっぱいに建物が建ち、密集した住宅が建ち並ぶ事が予想されました。 せっかくのどかな風景が広がる敷地なのに、住宅が密集し、外に開きにくいのは“もったいない“と感じ、少しでも外に開く空間を作ることができないかと考えました。 そこで、外を感じる工夫として、庭廊を設けることをコンセプトにしました。 細長い住宅なので、長屋の様に通り土間のような用途を共用部に落とし込み、空間を大きく玄関から庭へと続く庭廊(共用部分)とLDK (プライベート部分)に分け、庭廊から各空間へアクセスするような配置にしました。 この庭廊の上部に開口をもうけることで、日常生活の目線から窓をはずし、プライバシーが確保でき、上部から光を落とし込み、外のような空間を作り出してくれます。 玄関と同じタイルを庭廊にも用いることで、“廊下”という室内空間が、外部空間の延長に変化し、外のような空間が住宅の奥の空間まで続いていきます。 庭廊を見上げると、梁が並び、その梁は時間の流れに沿って、LDKに影を落とし、様々な表情を見せてくれます。 リビングから見る廊下は、柔らかな光を落とし込み、時間によってゆるやかに変化する空間は、非日常を感じさせる空間であり、ここに住むご家族の暮らしを豊かにする場所になっています。
アトリエ137の家を体験できる!
つどいの杜は貸別荘です。 アトリエ137がつくる家を体験することができます。 この機会にぜひ! 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 https://ameblo.jp/atelier137/theme-10092941249.html
作品名 | 049つどいの杜 in 軽井沢 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,別荘,平屋 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
– 「不自然でない」にこだわるフルタイム育児母の家事時短ハウス–
大阪市内の静かな住宅街。敷地は角地で、特徴のある形をしている。 2015年の夏から、候補になった敷地はいくつかあったが、エリア、環境、価格と、全ての条件を満たすのは簡単ではない。 ようやく見つかったこの敷地は約110㎡。この位の広さがあれば、駐車スペースと中庭が確保できる。 南の中庭から光と風をとりこみ、西面にはエントランス、2階はクローゼットとし西日対策で閉じた。敷地径所に沿って、最大限のボリュームを確保しに行く過程で、特徴ある外観となった。 各個室は2階とし、中庭を囲むようにLDK、浴室、和室を配置している。キッチンと繋がるこの2畳ほどの小さな和室は実に多機能である。 洗濯物を畳む、子供の昼寝、雨の日は物干しにもなる。ここで畳んだ衣類を壁面に収納すると、反対側の洗面、脱衣からとれるようにもなっている。 キッチン後ろにある家事スペースも含めて、仕事、家事、子育てに奮闘する奥さんと練りに練った配置となっている。 内部壁はほぼ珪藻土。床はヒノキの無垢材となっている。計画の当初より、ご主人から「不自然でない」というテーマを貰っていた。 「例えばカロリーゼロって不自然じゃないですか」と。言われてみればその通りだ。 美味しい。だけど実質食べていないことになっている。これが本当なら、ある意味ホラーともファンタジーとも言える。 しかし、家は幻想ではなく実物である。自然で、素直で、無垢な中庭のある家。 共働きで子供さんは就学前。人生の中で最も忙しい時期に、クライアントと一緒に直球ど真ん中で勝負したつもりだ。 それらに応えられたかどうかは、5年後、10年後を待たねばならない。しかし、1年点検の際は、「とっても快適」と言って頂いたのだ。
作品名 | 中庭のある無垢な珪藻土の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
設計から完成迄の期間 | 1年6ヶ月 |
間取り | 4LDK |
屋根の形 | 切妻 |
敷地面積 | 105.94 ㎡ |
延床面積 | 64.49 ㎡ |
所在地 | 大阪府大阪市 |
ロケーション | 都心部 |
写真の撮影者 | 平井美行 |
狭小住宅の一つの解
奥様の生家の狭小地に建てた狭小住宅 法律的な制限から形を模索して列柱を設ける事により外からの目線をカットして 広く感じる空間を実現しました。
姫路の野趣ある中庭を囲んで建てた娘さん家族の家
母屋はご両親の家 野趣ある中庭が特徴です。 その敷地の一角に陶芸をする娘さん家族の家を建てました。 日本瓦を美しく見せる計画で、北側の中庭に面して開いた住まいです。
作品名 | 姫路の野趣ある中庭を囲む家:1 |
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ジャンル | 和風建築,郊外住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 兵庫県姫路市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 4LDK+陶芸工房 |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | 土塗 |
屋根の形 | 日本瓦切り妻 |
壁 | 漆喰、珪藻土 |
床 | 無垢材 |
構造 | 木造 |
予算帯 | 3000万 |
敷地面積 | 880㎡ |
延床面積 | 240㎡ |
所在地 | 姫路市 |
ロケーション | 田園地域 |
写真の撮影者 | もやい |
築53年の古民家リノベーション
田の字の家 周囲には田園風景がひろがる築53年80坪の日本家屋。 若い夫婦と子が住居として日本家屋を購入しリノベーションをすることとなりました。 53年前の日本家屋を新しい生活の場として次の世代へ住み継がれていくことをコンセプトとし、古く良きモノと新しいモノとを調和させ、そこに中間領域を織り交ぜたような住宅はできないかと考えました。 まず築53年の中で増改築された部分を取り除き、本来の日本家屋の様式である田の字の空間に戻します。そこに必要な空間のボリュームを落とし込んでいきます。そうすることで、必要のない空間(余白の空間)が生まれます。そこに私たちは、外的要素を挿入していくことを試みました。 元々和室だったところを坪庭にしたり、縁側を外部に見立てたりすることで様々な要素が織り交ざりあう空間の心地よさを作り出しました。 昔からある素材を残しつつ空間を新しく作りなおし、そこに外部的要素を挿入することで 豊かな暮らしを生みだしています。
作品名 | 下戸山の家リノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅,和風建築 |
所在地 | - |
賃貸用京町家のリノベーション
京都市東山区。五条坂から1本入った細い路地には戦前に建てられた古い長屋がひしめいています。昭和の古き良き路地の面影を残しながらも、空き家問題、建物の老朽化、観光客によるプライバシーの侵害、インバウンド需要に伴う民泊・ゲストハウス化など、現代的な問題にも直面しています。今回は長屋を所有する家主さまからのご依頼で、その一角を子育て世帯や高齢者向けの賃貸物件としてリノベーションすることになりました。建物は数年間放置されていたため損傷が激しいものの、ビニルクロス、アルミサッシ、システムキッチンといった継ぎはぎリフォーム部分を撤去すると、京町屋ならではの繊細な構造と雅な意匠、屋外と屋内が一体となった気持ち良い空間が蘇りました。 1階は和室だった2部屋をつなげた居間を中心に、坪庭を囲む見世の間、建具を介して向かい合うキッチンとも一体的に利用できる間取りに変更。限られたスペースの中に浴室・洗面室・洗濯機・冷蔵庫の設置場所も確保しています。床材は30mm厚の杉フローリングを用いてローコストながら断熱性を向上、壁は左官と合板にて補修、天井は劣化部分を剥がして2階床の荒板仕上げ。キッチンは業務用厨房機器を組み合わせたシンプルなつくりに。2階は間取りの変更は行わず劣化部分を修繕。天井は構面補強と断熱材を付加した上で船底天井に変更。グリッドプランを生かして、家中の建具を必要に応じて配置換えして再利用し、新たに製作する枚数を極力減らしました。 リノベーションにあたっては京都市の補助金制度を最大限活用し、イニシャルコストの低減に努めています。
作品名 | 昭和小路の長屋 |
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ジャンル | 和風建築,リフォーム・リノベーション,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 京都府東山区 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
賃貸用京町家のリノベーション
京都市東山区。五条坂から1本入った細い路地には戦前に建てられた古い長屋がひしめいています。昭和の古き良き路地の面影を残しながらも、空き家問題、建物の老朽化、観光客によるプライバシーの侵害、インバウンド需要に伴う民泊・ゲストハウス化など、現代的な問題にも直面しています。今回は長屋を所有する家主さまからのご依頼で、その一角を子育て世帯や高齢者向けの賃貸物件としてリノベーションすることになりました。建物は数年間放置されていたため損傷が激しいものの、ビニルクロス、アルミサッシ、システムキッチンといった継ぎはぎリフォーム部分を撤去すると、京町屋ならではの繊細な構造と雅な意匠、屋外と屋内が一体となった気持ち良い空間が蘇りました。 1階は和室だった2部屋をつなげた居間を中心に、坪庭を囲む見世の間、建具を介して向かい合うキッチンとも一体的に利用できる間取りに変更。限られたスペースの中に浴室・洗面室・洗濯機・冷蔵庫の設置場所も確保しています。床材は30mm厚の杉フローリングを用いてローコストながら断熱性を向上、壁は左官と合板にて補修、天井は劣化部分を剥がして2階床の荒板仕上げ。キッチンは業務用厨房機器を組み合わせたシンプルなつくりに。2階は間取りの変更は行わず劣化部分を修繕。天井は構面補強と断熱材を付加した上で船底天井に変更。グリッドプランを生かして、家中の建具を必要に応じて配置換えして再利用し、新たに製作する枚数を極力減らしました。 リノベーションにあたっては京都市の補助金制度を最大限活用し、イニシャルコストの低減に努めています。
作品名 | 昭和小路の長屋 |
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ジャンル | 和風建築,リフォーム・リノベーション,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 京都府東山区 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
回遊性のあるワンルーム
荒々しいコンクリート躯体で覆われたワンルーム空間にキッチン・洗面・浴室・トイレ・収納をコンパクトにまとめた四角の箱を据えて、住み手がその周りを自由に設えられる回遊性の高い部屋です。四角の箱がそれぞれのコーナーに死角をつくり、間仕切りはなくとも柔らかく空間に性格を与えています。
作品名 | しかくの部屋Ⅱ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,コンクリート打放し,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府大阪市中央区 |
回遊性のあるワンルーム
荒々しいコンクリート躯体で覆われたワンルーム空間にキッチン・洗面・浴室・トイレ・収納をコンパクトにまとめた四角の箱を据えて、住み手がその周りを自由に設えられる回遊性の高い部屋です。四角の箱がそれぞれのコーナーに死角をつくり、間仕切りはなくとも柔らかく空間に性格を与えています。
作品名 | しかくの部屋Ⅱ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,コンクリート打放し,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府大阪市中央区 |
回遊性のあるワンルーム
荒々しいコンクリート躯体で覆われたワンルーム空間にキッチン・洗面・浴室・トイレ・収納をコンパクトにまとめた四角の箱を据えて、住み手がその周りを自由に設えられる回遊性の高い部屋です。四角の箱がそれぞれのコーナーに死角をつくり、間仕切りはなくとも柔らかく空間に性格を与えています。
作品名 | しかくの部屋Ⅰ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,マンション・アパート,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府大阪市中央区 |
回遊性のあるワンルーム
荒々しいコンクリート躯体で覆われたワンルーム空間にキッチン・洗面・浴室・トイレ・収納をコンパクトにまとめた四角の箱を据えて、住み手がその周りを自由に設えられる回遊性の高い部屋です。四角の箱がそれぞれのコーナーに死角をつくり、間仕切りはなくとも柔らかく空間に性格を与えています。
作品名 | しかくの部屋Ⅰ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,マンション・アパート,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府大阪市中央区 |
小さな貸しオフィスビルの再生
大阪市内。築45年の一見何処にでもある小さな貸オフィスビル。荒いコンクリート素地、鉄製手摺、焼きムラのある小口平タイルなど、長い歳月を経て醸成された素材に価値を見出しつつ、現代的な意匠・設備・構造へと全体を更新することで何処にもない建築へと再生しまし。約100年前の上海の建造物から再生したという古レンガは、通常の3倍の目地材を使用して彫りの深い表情とし、通りからエントランスへ来訪者を導く巨大な壁面となって、建物に負けない存在感を発揮しています。 建築も素材も、いったん止まっていた時計が再び時を刻み始めます。新たな時間の積み重ねによって、このデザインがやがて歴史の1頁となることを期待しています。
作品名 | 岡山ビル |
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ジャンル | コンクリート打放し,オフィス,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府大阪市中央区 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
小さな貸しオフィスビルの再生
大阪市内。築45年の一見何処にでもある小さな貸オフィスビル。荒いコンクリート素地、鉄製手摺、焼きムラのある小口平タイルなど、長い歳月を経て醸成された素材に価値を見出しつつ、現代的な意匠・設備・構造へと全体を更新することで何処にもない建築へと再生しまし。約100年前の上海の建造物から再生したという古レンガは、通常の3倍の目地材を使用して彫りの深い表情とし、通りからエントランスへ来訪者を導く巨大な壁面となって、建物に負けない存在感を発揮しています。 建築も素材も、いったん止まっていた時計が再び時を刻み始めます。新たな時間の積み重ねによって、このデザインがやがて歴史の1頁となることを期待しています。
作品名 | 岡山ビル |
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ジャンル | コンクリート打放し,オフィス,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府大阪市中央区 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
小さな貸しオフィスビルの再生
大阪市内。築45年の一見何処にでもある小さな貸オフィスビル。荒いコンクリート素地、鉄製手摺、焼きムラのある小口平タイルなど、長い歳月を経て醸成された素材に価値を見出しつつ、現代的な意匠・設備・構造へと全体を更新することで何処にもない建築へと再生しまし。約100年前の上海の建造物から再生したという古レンガは、通常の3倍の目地材を使用して彫りの深い表情とし、通りからエントランスへ来訪者を導く巨大な壁面となって、建物に負けない存在感を発揮しています。 建築も素材も、いったん止まっていた時計が再び時を刻み始めます。新たな時間の積み重ねによって、このデザインがやがて歴史の1頁となることを期待しています。
作品名 | 岡山ビル |
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ジャンル | コンクリート打放し,オフィス,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府大阪市中央区 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
夫婦の老後を楽しむタタミリビングの終の住まい
形態的には南北軒の出をたっぷりとった切妻屋根、トップサイドライト付平屋 のシンプルな住宅である 内部計画・ シンプルな和室寝室と繋がる畳の部屋またその部屋と繋がる桧縁 甲板床の寝室に収納充分な納戸、押入れの構成 大きめな畳床のリビング、ダイニング、繋がるキッチン、1ルーム方式の水周 り、1周出来る部屋構成にの必要十分な収納 中央の位置のトップサイドライトは寝室、畳の部屋への採光、夏の熱気の排出の 役目 外部計画・ メンテナンスの楽な外壁、鋼製サイディング(色彩計画) 屋根も鋼製平葺き、軽量と言うことで耐震計画も充分な計画 仕上げ材は天然素材(床 桧、天井 杉板、壁 和紙)を使用、雰囲気と共に住環 境性能を高めている 断熱遮熱計画、換気計画、動線計画、省エネ計画、環境計画は十分に考慮され実行さ れている 基礎断熱と断熱ペアガラスサッシュ、外壁、屋根(天井)断熱により、1ルームに近い 約100㎡の住宅も十分なものとなっている
作品名 | 豊橋の家(終のすまい2) |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,ローコスト住宅,平屋 |
所在地 | 愛知県豊橋市 |
設計から完成迄の期間 | 10か月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎(基礎断熱) |
外壁 | ガルバリウム鋼板サイディング張り |
屋根の形 | 切り妻 |
壁 | 和紙 |
床 | タタミ、ヒノキ縁甲板 |
構造 | 木造在来 |
予算帯 | 1900万円 |
敷地面積 | 287.27㎡ |
延床面積 | 97.30㎡ |
所在地 | 愛知県豊橋市 |
ロケーション | 田舎の住宅地 |
施工者 | (株)竹工建設 |
客室露天風呂付き旅館のリノベーション
かつうら御苑 露天風呂付スィートルーム「天~Ten~」 那智勝浦の海辺に建つ和風旅館の改装。 ”部屋出しの料理を、椅子座のダイニングで堪能いただきたい。また、源泉かけ流しの部屋付露天風呂を。” このようなオーナーの強いご希望から、まず第一に海際の特等席へ、ダイニングと露天風呂を配した。 客室全体をダイナミックで開放的な大広間とし、ゆとりある大きさの家具とともに、非日常の高揚感を演出した。 杉などの地元素材・那智の滝や荒波等の熊野らしい風景を取り入れ、旅人の心に残る景色を感じさせることに努めた。 世界遺産”熊野”という風土の魅力を伝え、文化継承の一端を担う和風旅館。 熊野の大らかな自然にふれる解放感と、温泉旅館の情緒・やすらぎを感じられる”非日常の邸宅”をめざした。
作品名 | かつうら御苑 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,和風建築,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 和歌山県 |
既存の立地の良さを生かした旅館リノベーション
眼前に広がる白良浜の景色に感動していただきたい。良質な温泉を部屋付露天風呂で堪能いただきたい。 海に面した客室の間口いっぱいに設けた窓を最大限に生かす工夫を凝らし、露天風呂を海際の特等席に配する。 客室では、和風旅館の佇まいの中に 椅子座の様式を静かに溶け込ませ、和でありつつ 歳を召した方・海外の方など、誰もが寛げる空間の設計を試みた。 客室全体をダイナミックで開放的な大広間とし、非日常の高揚感を演出。 一方、障子により 気配を感じさせつつ間仕切ることが可能で、適度な広さが和風旅館のくつろぎをおぼえさせる。素材や手法は、畳・白木造作・唐紙・陶器など 和の伝統を基本とし、ガラス・金属など現代的素材を織り交ぜた。 落着きと斬新さのバランスを図りながら和風の情感を保ち、白良浜らしい明るい雰囲気を取り入れ、旅人の心に残る景色を感じさせることに努めた。
作品名 | ホテル三楽荘 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,和風建築,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 和歌山県 |
既存の立地の良さを生かした旅館リノベーション
眼前に広がる白良浜の景色に感動していただきたい。良質な温泉を部屋付露天風呂で堪能いただきたい。 海に面した客室の間口いっぱいに設けた窓を最大限に生かす工夫を凝らし、露天風呂を海際の特等席に配する。 客室では、和風旅館の佇まいの中に 椅子座の様式を静かに溶け込ませ、和でありつつ 歳を召した方・海外の方など、誰もが寛げる空間の設計を試みた。 客室全体をダイナミックで開放的な大広間とし、非日常の高揚感を演出。 一方、障子により 気配を感じさせつつ間仕切ることが可能で、適度な広さが和風旅館のくつろぎをおぼえさせる。素材や手法は、畳・白木造作・唐紙・陶器など 和の伝統を基本とし、ガラス・金属など現代的素材を織り交ぜた。 落着きと斬新さのバランスを図りながら和風の情感を保ち、白良浜らしい明るい雰囲気を取り入れ、旅人の心に残る景色を感じさせることに努めた。
作品名 | ホテル三楽荘 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,和風建築,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 和歌山県 |
既存の立地の良さを生かした旅館リノベーション
眼前に広がる白良浜の景色に感動していただきたい。良質な温泉を部屋付露天風呂で堪能いただきたい。 海に面した客室の間口いっぱいに設けた窓を最大限に生かす工夫を凝らし、露天風呂を海際の特等席に配する。 客室では、和風旅館の佇まいの中に 椅子座の様式を静かに溶け込ませ、和でありつつ 歳を召した方・海外の方など、誰もが寛げる空間の設計を試みた。 客室全体をダイナミックで開放的な大広間とし、非日常の高揚感を演出。 一方、障子により 気配を感じさせつつ間仕切ることが可能で、適度な広さが和風旅館のくつろぎをおぼえさせる。素材や手法は、畳・白木造作・唐紙・陶器など 和の伝統を基本とし、ガラス・金属など現代的素材を織り交ぜた。 落着きと斬新さのバランスを図りながら和風の情感を保ち、白良浜らしい明るい雰囲気を取り入れ、旅人の心に残る景色を感じさせることに努めた。
作品名 | ホテル三楽荘 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,和風建築,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 和歌山県 |
既存の立地の良さを生かした旅館リノベーション
眼前に広がる白良浜の景色に感動していただきたい。良質な温泉を部屋付露天風呂で堪能いただきたい。 海に面した客室の間口いっぱいに設けた窓を最大限に生かす工夫を凝らし、露天風呂を海際の特等席に配する。 客室では、和風旅館の佇まいの中に 椅子座の様式を静かに溶け込ませ、和でありつつ 歳を召した方・海外の方など、誰もが寛げる空間の設計を試みた。 客室全体をダイナミックで開放的な大広間とし、非日常の高揚感を演出。 一方、障子により 気配を感じさせつつ間仕切ることが可能で、適度な広さが和風旅館のくつろぎをおぼえさせる。素材や手法は、畳・白木造作・唐紙・陶器など 和の伝統を基本とし、ガラス・金属など現代的素材を織り交ぜた。 落着きと斬新さのバランスを図りながら和風の情感を保ち、白良浜らしい明るい雰囲気を取り入れ、旅人の心に残る景色を感じさせることに努めた。
作品名 | ホテル三楽荘 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,和風建築,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 和歌山県 |
既存の立地の良さを生かした旅館リノベーション
眼前に広がる白良浜の景色に感動していただきたい。良質な温泉を部屋付露天風呂で堪能いただきたい。 海に面した客室の間口いっぱいに設けた窓を最大限に生かす工夫を凝らし、露天風呂を海際の特等席に配する。 客室では、和風旅館の佇まいの中に 椅子座の様式を静かに溶け込ませ、和でありつつ 歳を召した方・海外の方など、誰もが寛げる空間の設計を試みた。 客室全体をダイナミックで開放的な大広間とし、非日常の高揚感を演出。 一方、障子により 気配を感じさせつつ間仕切ることが可能で、適度な広さが和風旅館のくつろぎをおぼえさせる。素材や手法は、畳・白木造作・唐紙・陶器など 和の伝統を基本とし、ガラス・金属など現代的素材を織り交ぜた。 落着きと斬新さのバランスを図りながら和風の情感を保ち、白良浜らしい明るい雰囲気を取り入れ、旅人の心に残る景色を感じさせることに努めた。
作品名 | ホテル三楽荘 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,和風建築,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 和歌山県 |
広陵町の家
生まれ育った住まいの庭に、新居を建てたいという希望で事務所に相談に来られました。 現地に行ったところ、庭が敷地の奥にあり、新築の建築が難しい状況でした。 現在敷地に建っている、ご両親のお住まいを見たところ、面積もある程度あり、お子さんも2人が既に出て行っている状態で、空き室が多くありました。 小さな住まいの設計で培った、無駄のない設計で工夫すれば、2世帯住宅が可能かもしれないと感じました。そこで、2世帯のプラン提案したところ、気に入っていただき、計画が進むことになりました。 1階は、ご両親の住まいです。最近リフォームした水回りはそのままに、キッチン、ダイニング、リビングと3つに分かれていた空間を、一つに統合しました。廊下との間仕切りを建具にして、広く使えるように。1階でありながらも、両世帯やお子さんのご家族が実家に帰ってきたときに、皆が集まれるような広い空間となっています。 2階は、一旦すべての間仕切りを取り払い、部屋割を変更しました。新たにキッチンを設置し、広いLDKを確保。2階の面積が限られている中、寝室、子供室、書斎、洗面、浴室、WCを設けています。改修の際に屋直や断熱などの性能も、向上させています。 一般的には数字上で広さを判断しがちですが、同じ広さであっても、プランの仕方によって感じ方は随分と異なります。個室の設計を工夫することで、限られた面積でありながらも、LDKに広がりを作り出すことができました。 場所:奈良県北葛城郡広陵町 竣工年:2013年用途 (家族構成):専用住宅(夫婦2人+子供1人(ピアノ教室)) 敷地面積:不明 建築面積:85.12㎡ (25.75坪) 延床面積:175.9㎡ (106坪) 階数:地上2 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 広陵町の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 奈良県 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 175.9㎡ (106坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
西宮のリノベーション
兵庫県西宮市の住宅街に建つ、3階建ての建物のリノベーションです。 親世帯が住んでいた建物を、2世帯住宅にリノベーションしました。元々あった建物は鉄骨造。数年前から他の場所での、新築の検討もしていましたが、最終的には、実家のリノベーションを進めることになりました。既存の建物は鉄骨造ということもあり、内部の柱が少なく、プランの自由度がありそうでした。そうしたことから、希望される住まいが実現できるのではないかと、リノベーションのプランを提案しました。 1階は親世帯の使い勝手を重視して、親世帯の部屋、両世帯が利用する洗面、浴室、WCを配置。親世帯の部屋にはミニキッチンを設置しています。 2階3階は、子世帯の住まいに。2階は間仕切りを取り払い、できるだけ広い空間を取ることに。バルコニーをデッキとして、大きな開口を設けることで、内外のつながりをつくっています。キッチンはオープンキッチンをデザインして、たっぷりと収納を設けました。階段をガラスで仕切ることで、圧迫感を減少させ、上下階とのつながりを持たせています。壁と天井は漆喰仕上げとし、スチールや無垢材なども、仕上げ材として利用しています。 3階は、寝室に子供室を配置。3階の子供室は、将来の間仕切りができるように計画し、3つの子供室がつくれるように考えています。 全体としては、外装は綺麗な状態でしたので、手を入れず、内部は壁を取り払い、断熱材を追加していきました。 リノベーションは大きさに制約のある中で、希望の住まいをどう実現するか、というのがプランの大きなポイントです。今回の建物は、1~3階の面積を合計すると、2世帯としても面積は満たされている建物でした。しかし、1階に駐車場と親世帯と水回り、2階は階段が中央付近に位置することでのプランの制、3階に寝室と子供室3つの部屋という面積の制約、がありました。狭小住宅の設計で培った、細かな寸法設定や家具の配置の検討をすることで、限られた面積の中、広がりも感じられるプランを実現することができました。 場所:兵庫県西宮市 竣工年:2015年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦、母親、子供2人) 敷地面積:72.45㎡ (21.8坪) 建築面積:54.34㎡ (16.4坪) 延床面積:152.40㎡ (46.1坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 西宮のリノベーション |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 兵庫県西宮市 |
敷地面積 | 72.45㎡ (21.8坪) |
延床面積 | 152.40㎡ (46.1坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
西宮のリノベーション
兵庫県西宮市の住宅街に建つ、3階建ての建物のリノベーションです。 親世帯が住んでいた建物を、2世帯住宅にリノベーションしました。元々あった建物は鉄骨造。数年前から他の場所での、新築の検討もしていましたが、最終的には、実家のリノベーションを進めることになりました。既存の建物は鉄骨造ということもあり、内部の柱が少なく、プランの自由度がありそうでした。そうしたことから、希望される住まいが実現できるのではないかと、リノベーションのプランを提案しました。 1階は親世帯の使い勝手を重視して、親世帯の部屋、両世帯が利用する洗面、浴室、WCを配置。親世帯の部屋にはミニキッチンを設置しています。 2階3階は、子世帯の住まいに。2階は間仕切りを取り払い、できるだけ広い空間を取ることに。バルコニーをデッキとして、大きな開口を設けることで、内外のつながりをつくっています。キッチンはオープンキッチンをデザインして、たっぷりと収納を設けました。階段をガラスで仕切ることで、圧迫感を減少させ、上下階とのつながりを持たせています。壁と天井は漆喰仕上げとし、スチールや無垢材なども、仕上げ材として利用しています。 3階は、寝室に子供室を配置。3階の子供室は、将来の間仕切りができるように計画し、3つの子供室がつくれるように考えています。 全体としては、外装は綺麗な状態でしたので、手を入れず、内部は壁を取り払い、断熱材を追加していきました。 リノベーションは大きさに制約のある中で、希望の住まいをどう実現するか、というのがプランの大きなポイントです。今回の建物は、1~3階の面積を合計すると、2世帯としても面積は満たされている建物でした。しかし、1階に駐車場と親世帯と水回り、2階は階段が中央付近に位置することでのプランの制、3階に寝室と子供室3つの部屋という面積の制約、がありました。狭小住宅の設計で培った、細かな寸法設定や家具の配置の検討をすることで、限られた面積の中、広がりも感じられるプランを実現することができました。 場所:兵庫県西宮市 竣工年:2015年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦、母親、子供2人) 敷地面積:72.45㎡ (21.8坪) 建築面積:54.34㎡ (16.4坪) 延床面積:152.40㎡ (46.1坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 西宮のリノベーション |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 兵庫県西宮市 |
敷地面積 | 72.45㎡ (21.8坪) |
延床面積 | 152.40㎡ (46.1坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
西宮のリノベーション
兵庫県西宮市の住宅街に建つ、3階建ての建物のリノベーションです。 親世帯が住んでいた建物を、2世帯住宅にリノベーションしました。元々あった建物は鉄骨造。数年前から他の場所での、新築の検討もしていましたが、最終的には、実家のリノベーションを進めることになりました。既存の建物は鉄骨造ということもあり、内部の柱が少なく、プランの自由度がありそうでした。そうしたことから、希望される住まいが実現できるのではないかと、リノベーションのプランを提案しました。 1階は親世帯の使い勝手を重視して、親世帯の部屋、両世帯が利用する洗面、浴室、WCを配置。親世帯の部屋にはミニキッチンを設置しています。 2階3階は、子世帯の住まいに。2階は間仕切りを取り払い、できるだけ広い空間を取ることに。バルコニーをデッキとして、大きな開口を設けることで、内外のつながりをつくっています。キッチンはオープンキッチンをデザインして、たっぷりと収納を設けました。階段をガラスで仕切ることで、圧迫感を減少させ、上下階とのつながりを持たせています。壁と天井は漆喰仕上げとし、スチールや無垢材なども、仕上げ材として利用しています。 3階は、寝室に子供室を配置。3階の子供室は、将来の間仕切りができるように計画し、3つの子供室がつくれるように考えています。 全体としては、外装は綺麗な状態でしたので、手を入れず、内部は壁を取り払い、断熱材を追加していきました。 リノベーションは大きさに制約のある中で、希望の住まいをどう実現するか、というのがプランの大きなポイントです。今回の建物は、1~3階の面積を合計すると、2世帯としても面積は満たされている建物でした。しかし、1階に駐車場と親世帯と水回り、2階は階段が中央付近に位置することでのプランの制、3階に寝室と子供室3つの部屋という面積の制約、がありました。狭小住宅の設計で培った、細かな寸法設定や家具の配置の検討をすることで、限られた面積の中、広がりも感じられるプランを実現することができました。 場所:兵庫県西宮市 竣工年:2015年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦、母親、子供2人) 敷地面積:72.45㎡ (21.8坪) 建築面積:54.34㎡ (16.4坪) 延床面積:152.40㎡ (46.1坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 西宮のリノベーション |
---|---|
ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 兵庫県西宮市 |
敷地面積 | 72.45㎡ (21.8坪) |
延床面積 | 152.40㎡ (46.1坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
西宮のリノベーション
兵庫県西宮市の住宅街に建つ、3階建ての建物のリノベーションです。 親世帯が住んでいた建物を、2世帯住宅にリノベーションしました。元々あった建物は鉄骨造。数年前から他の場所での、新築の検討もしていましたが、最終的には、実家のリノベーションを進めることになりました。既存の建物は鉄骨造ということもあり、内部の柱が少なく、プランの自由度がありそうでした。そうしたことから、希望される住まいが実現できるのではないかと、リノベーションのプランを提案しました。 1階は親世帯の使い勝手を重視して、親世帯の部屋、両世帯が利用する洗面、浴室、WCを配置。親世帯の部屋にはミニキッチンを設置しています。 2階3階は、子世帯の住まいに。2階は間仕切りを取り払い、できるだけ広い空間を取ることに。バルコニーをデッキとして、大きな開口を設けることで、内外のつながりをつくっています。キッチンはオープンキッチンをデザインして、たっぷりと収納を設けました。階段をガラスで仕切ることで、圧迫感を減少させ、上下階とのつながりを持たせています。壁と天井は漆喰仕上げとし、スチールや無垢材なども、仕上げ材として利用しています。 3階は、寝室に子供室を配置。3階の子供室は、将来の間仕切りができるように計画し、3つの子供室がつくれるように考えています。 全体としては、外装は綺麗な状態でしたので、手を入れず、内部は壁を取り払い、断熱材を追加していきました。 リノベーションは大きさに制約のある中で、希望の住まいをどう実現するか、というのがプランの大きなポイントです。今回の建物は、1~3階の面積を合計すると、2世帯としても面積は満たされている建物でした。しかし、1階に駐車場と親世帯と水回り、2階は階段が中央付近に位置することでのプランの制、3階に寝室と子供室3つの部屋という面積の制約、がありました。狭小住宅の設計で培った、細かな寸法設定や家具の配置の検討をすることで、限られた面積の中、広がりも感じられるプランを実現することができました。 場所:兵庫県西宮市 竣工年:2015年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦、母親、子供2人) 敷地面積:72.45㎡ (21.8坪) 建築面積:54.34㎡ (16.4坪) 延床面積:152.40㎡ (46.1坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 西宮のリノベーション |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 兵庫県西宮市 |
敷地面積 | 72.45㎡ (21.8坪) |
延床面積 | 152.40㎡ (46.1坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
郊外の都市住宅
田無駅より数分の街道から少し中に入った敷地の住宅である。 大きな敷地を分割開発した敷地で周りは住宅、幼稚園、病院等暮らしやすい環境である。 構造(耐震性)、性能(断熱、遮熱)と住みやすさ、使いやすさを重視した住宅 使いやすいシンプルな動線と落ち着いた雰囲気、夏は涼しく風を通し、冬は日差しを入れ暖かく生活できる住宅を計画した。 大きくとった和室を含む居間と食堂、はの風、冬の日差しを運び、豊かな空間感じさせてくれる。 白からグレーとモノトーンで色彩を抑え落ち着いた内装仕上げである。 メンテナンスを楽にする外壁、屋根計画等のデイテールも十分考慮されている。 延べ床面積・・・121.31㎡(36.696坪) 構造・・・木造在来2階建て 竣工・・・2017年 9月 施工会社・・・(有)オフィス ホソノ 代表(担当) 細野 一成
郊外の都市住宅
田無駅より数分の街道から少し中に入った敷地の住宅である。 大きな敷地を分割開発した敷地で周りは住宅、幼稚園、病院等暮らしやすい環境である。 構造(耐震性)、性能(断熱、遮熱)と住みやすさ、使いやすさを重視した住宅 使いやすいシンプルな動線と落ち着いた雰囲気、夏は涼しく風を通し、冬は日差しを入れ暖かく生活できる住宅を計画した。 大きくとった和室を含む居間と食堂、はの風、冬の日差しを運び、豊かな空間感じさせてくれる。 白からグレーとモノトーンで色彩を抑え落ち着いた内装仕上げである。 メンテナンスを楽にする外壁、屋根計画等のデイテールも十分考慮されている。 延べ床面積・・・121.31㎡(36.696坪) 構造・・・木造在来2階建て 竣工・・・2017年 9月 施工会社・・・(有)オフィス ホソノ 代表(担当) 細野 一成
3世帯の家
おばあちゃんが息子さんと住んでいる家を、お孫さん世帯にあたる娘さんの長女ご家族(夫婦+子供3人)と一緒に住む家に建て替えたいという依頼でした。 依頼者はおばあちゃんから見てお孫さんにあたる娘さんのご長女さん。 依頼者のお子さんも数えるとおばあちゃんから4世代もの人々が、おばあちゃん、息子さん、娘さんの長女ご家族と別々の世帯を築き、結果的に3世帯が暮らす家の計画です。 間口の限られた敷地に、4世代にもわたる複数世帯住宅が本当に建つのだろうか?という疑問から、まずは、計画がはじまりました。 2階建てや3階建てのプランを検討し、最終的には、鉄骨の3階建を建てることになりました。 プランを作成するときに気を付けたのは、階は違えども、お互いが気配を感じれるような雰囲気に出来ないか、ということでした。 仲の良い方々で、以前から、皆がおばあさんの家にいつも集まっている、とのこと。 加えて、住宅密集地に建つ建物だけに、通気や採光をうまく取り入れたいと考えました。 そこで、光と風と取り入れ、気配を繋ぐことができる吹き抜けを、2つ設ける提案をしました。 1階から3階までを繋ぐ吹抜けは、外部に面してガラス張りとなっています。それにより、日中も太陽の光が家の中に降り注ぎます。 高低差により、風も抜けます。1階には、おばあちゃんの部屋と、叔父さんの部屋、それに水周り一式があります。 2階には皆が利用できるLDK。3階には孫夫婦の個室があります。皆が集まるLDKは、間仕切りをガラスとすることで、より広がりを感じる空間にしています。 このようにして、それぞれがうまく距離感を保ちながらも、つながり感もある、3世帯住宅が完成しました。 場所:日本 竣工年:2014年 用途(家族構成):専用住宅(祖父・祖母、夫婦+子供3人) 敷地面積:63.9㎡ (19.3坪) 建築面積:81㎡ (25坪) 延床面積:176.2㎡ (53.3坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
3世帯の家
おばあちゃんが息子さんと住んでいる家を、お孫さん世帯にあたる娘さんの長女ご家族(夫婦+子供3人)と一緒に住む家に建て替えたいという依頼でした。 依頼者はおばあちゃんから見てお孫さんにあたる娘さんのご長女さん。 依頼者のお子さんも数えるとおばあちゃんから4世代もの人々が、おばあちゃん、息子さん、娘さんの長女ご家族と別々の世帯を築き、結果的に3世帯が暮らす家の計画です。 間口の限られた敷地に、4世代にもわたる複数世帯住宅が本当に建つのだろうか?という疑問から、まずは、計画がはじまりました。 2階建てや3階建てのプランを検討し、最終的には、鉄骨の3階建を建てることになりました。 プランを作成するときに気を付けたのは、階は違えども、お互いが気配を感じれるような雰囲気に出来ないか、ということでした。 仲の良い方々で、以前から、皆がおばあさんの家にいつも集まっている、とのこと。 加えて、住宅密集地に建つ建物だけに、通気や採光をうまく取り入れたいと考えました。 そこで、光と風と取り入れ、気配を繋ぐことができる吹き抜けを、2つ設ける提案をしました。 1階から3階までを繋ぐ吹抜けは、外部に面してガラス張りとなっています。それにより、日中も太陽の光が家の中に降り注ぎます。 高低差により、風も抜けます。1階には、おばあちゃんの部屋と、叔父さんの部屋、それに水周り一式があります。 2階には皆が利用できるLDK。3階には孫夫婦の個室があります。皆が集まるLDKは、間仕切りをガラスとすることで、より広がりを感じる空間にしています。 このようにして、それぞれがうまく距離感を保ちながらも、つながり感もある、3世帯住宅が完成しました。 場所:日本 竣工年:2014年 用途(家族構成):専用住宅(祖父・祖母、夫婦+子供3人) 敷地面積:63.9㎡ (19.3坪) 建築面積:81㎡ (25坪) 延床面積:176.2㎡ (53.3坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
3世帯の家
おばあちゃんが息子さんと住んでいる家を、お孫さん世帯にあたる娘さんの長女ご家族(夫婦+子供3人)と一緒に住む家に建て替えたいという依頼でした。 依頼者はおばあちゃんから見てお孫さんにあたる娘さんのご長女さん。 依頼者のお子さんも数えるとおばあちゃんから4世代もの人々が、おばあちゃん、息子さん、娘さんの長女ご家族と別々の世帯を築き、結果的に3世帯が暮らす家の計画です。 間口の限られた敷地に、4世代にもわたる複数世帯住宅が本当に建つのだろうか?という疑問から、まずは、計画がはじまりました。 2階建てや3階建てのプランを検討し、最終的には、鉄骨の3階建を建てることになりました。 プランを作成するときに気を付けたのは、階は違えども、お互いが気配を感じれるような雰囲気に出来ないか、ということでした。 仲の良い方々で、以前から、皆がおばあさんの家にいつも集まっている、とのこと。 加えて、住宅密集地に建つ建物だけに、通気や採光をうまく取り入れたいと考えました。 そこで、光と風と取り入れ、気配を繋ぐことができる吹き抜けを、2つ設ける提案をしました。 1階から3階までを繋ぐ吹抜けは、外部に面してガラス張りとなっています。それにより、日中も太陽の光が家の中に降り注ぎます。 高低差により、風も抜けます。1階には、おばあちゃんの部屋と、叔父さんの部屋、それに水周り一式があります。 2階には皆が利用できるLDK。3階には孫夫婦の個室があります。皆が集まるLDKは、間仕切りをガラスとすることで、より広がりを感じる空間にしています。 このようにして、それぞれがうまく距離感を保ちながらも、つながり感もある、3世帯住宅が完成しました。 場所:日本 竣工年:2014年 用途(家族構成):専用住宅(祖父・祖母、夫婦+子供3人) 敷地面積:63.9㎡ (19.3坪) 建築面積:81㎡ (25坪) 延床面積:176.2㎡ (53.3坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
3世帯の家
おばあちゃんが息子さんと住んでいる家を、お孫さん世帯にあたる娘さんの長女ご家族(夫婦+子供3人)と一緒に住む家に建て替えたいという依頼でした。 依頼者はおばあちゃんから見てお孫さんにあたる娘さんのご長女さん。 依頼者のお子さんも数えるとおばあちゃんから4世代もの人々が、おばあちゃん、息子さん、娘さんの長女ご家族と別々の世帯を築き、結果的に3世帯が暮らす家の計画です。 間口の限られた敷地に、4世代にもわたる複数世帯住宅が本当に建つのだろうか?という疑問から、まずは、計画がはじまりました。 2階建てや3階建てのプランを検討し、最終的には、鉄骨の3階建を建てることになりました。 プランを作成するときに気を付けたのは、階は違えども、お互いが気配を感じれるような雰囲気に出来ないか、ということでした。 仲の良い方々で、以前から、皆がおばあさんの家にいつも集まっている、とのこと。 加えて、住宅密集地に建つ建物だけに、通気や採光をうまく取り入れたいと考えました。 そこで、光と風と取り入れ、気配を繋ぐことができる吹き抜けを、2つ設ける提案をしました。 1階から3階までを繋ぐ吹抜けは、外部に面してガラス張りとなっています。それにより、日中も太陽の光が家の中に降り注ぎます。 高低差により、風も抜けます。1階には、おばあちゃんの部屋と、叔父さんの部屋、それに水周り一式があります。 2階には皆が利用できるLDK。3階には孫夫婦の個室があります。皆が集まるLDKは、間仕切りをガラスとすることで、より広がりを感じる空間にしています。 このようにして、それぞれがうまく距離感を保ちながらも、つながり感もある、3世帯住宅が完成しました。 場所:日本 竣工年:2014年 用途(家族構成):専用住宅(祖父・祖母、夫婦+子供3人) 敷地面積:63.9㎡ (19.3坪) 建築面積:81㎡ (25坪) 延床面積:176.2㎡ (53.3坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
生駒の家
奈良県生駒市の住宅街から、少し離れた場所に敷地はあります。 建築主は、自然が身近に感じられる雰囲気を気に入って、この敷地を購入したそうです。 敷地は東西に長く、東側には林があり、西には生駒山が見えています。 この地域の建設には、屋根や外壁に色彩規制があり、屋根は勾配のある切妻屋根とする、という規制があります。 そのような状況から、三角屋根を生かした空間デザインを考えたいと思いました。 建築主の希望としては、インドアの生活スタイルで、家の中から生駒山や林の景色が見える窓がほしい、 趣味の日本画を描いた絵が飾れる壁がほしい、とのことでした。 そこで、LDKなど家族が共用する部屋をギャラリーとし、それが東西に突き抜ける空間を提案しました。 ギャラリーは、空間を蛇行させることにより、雰囲気は場所ごとに異なり、東と西からの直射日光や反射光が 混ざり合う様子を楽しめる空間としています。 中央の空間には、玄関とキッチンがあり、東側には、リビングダイニングとサンルーム、アトリエがあります。 リビングとサンルームには、隣地からの目線を遮りながらも、林の景色を楽しめるようにしています。 玄関より西側にはセカンドリビングがあり、生駒山の景色が見ることができます。 場所:奈良県生駒市 竣工年:2015年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦+子供2人) 敷地面積:285.04㎡(86.22坪) 建築面積:96.00㎡(29.04坪) 延床面積:92.40㎡(27.95坪) 階数:地上1 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎
生駒の家
奈良県生駒市の住宅街から、少し離れた場所に敷地はあります。 建築主は、自然が身近に感じられる雰囲気を気に入って、この敷地を購入したそうです。 敷地は東西に長く、東側には林があり、西には生駒山が見えています。 この地域の建設には、屋根や外壁に色彩規制があり、屋根は勾配のある切妻屋根とする、という規制があります。 そのような状況から、三角屋根を生かした空間デザインを考えたいと思いました。 建築主の希望としては、インドアの生活スタイルで、家の中から生駒山や林の景色が見える窓がほしい、 趣味の日本画を描いた絵が飾れる壁がほしい、とのことでした。 そこで、LDKなど家族が共用する部屋をギャラリーとし、それが東西に突き抜ける空間を提案しました。 ギャラリーは、空間を蛇行させることにより、雰囲気は場所ごとに異なり、東と西からの直射日光や反射光が 混ざり合う様子を楽しめる空間としています。 中央の空間には、玄関とキッチンがあり、東側には、リビングダイニングとサンルーム、アトリエがあります。 リビングとサンルームには、隣地からの目線を遮りながらも、林の景色を楽しめるようにしています。 玄関より西側にはセカンドリビングがあり、生駒山の景色が見ることができます。 場所:奈良県生駒市 竣工年:2015年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦+子供2人) 敷地面積:285.04㎡(86.22坪) 建築面積:96.00㎡(29.04坪) 延床面積:92.40㎡(27.95坪) 階数:地上1 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎
軒下空間の可能性
軒下の家 古くからの家の立ち並ぶ住宅地で、母屋に隣接して建てられた住宅です。 クライアントの要望の中に『“グランピングリゾート”のような空間で暮らしたい』というキーワードをもとに、日頃の生活とはちょっとちがう時間を過ごしてもらえるような空間にできないかと考えました。 グランピングは、手間を無くし、快適にアウトドアを楽しむ空間を提供してくれます。 そんなグランピングの魅力である空間を住宅に付属させることで、内部的な外部空間をつくりだしています。 テントをイメージさせる三角屋根の軒をウッドデッキまで伸ばし、軒を深くすることで、テントを張る手間を無くし、アウトドアを楽しめるような外部空間を作り出しています。 ウッドデッキへ面する壁は、ガラス張りにしているので、外部から内部まで伸びた7.0mの梁が繋がって見え、より一層、内部と外部の空間を緩やかに繋げています。 窓を開放すれば、室内にいながらもアウトドアを楽しむことができます。 窓を開け椅子やテーブルを並べるだけで、外部空間は内部的空間へと姿を変え、非日常的な空間へと導いてくれるでしょう。 非日常な空間を望んでいたクライアントにとって、非日常な場所が日常な場所へと変わっていくことにも期待しています。
軒下空間の可能性
軒下の家 古くからの家の立ち並ぶ住宅地で、母屋に隣接して建てられた住宅です。 クライアントの要望の中に『“グランピングリゾート”のような空間で暮らしたい』というキーワードをもとに、日頃の生活とはちょっとちがう時間を過ごしてもらえるような空間にできないかと考えました。 グランピングは、手間を無くし、快適にアウトドアを楽しむ空間を提供してくれます。 そんなグランピングの魅力である空間を住宅に付属させることで、内部的な外部空間をつくりだしています。 テントをイメージさせる三角屋根の軒をウッドデッキまで伸ばし、軒を深くすることで、テントを張る手間を無くし、アウトドアを楽しめるような外部空間を作り出しています。 ウッドデッキへ面する壁は、ガラス張りにしているので、外部から内部まで伸びた7.0mの梁が繋がって見え、より一層、内部と外部の空間を緩やかに繋げています。 窓を開放すれば、室内にいながらもアウトドアを楽しむことができます。 窓を開け椅子やテーブルを並べるだけで、外部空間は内部的空間へと姿を変え、非日常的な空間へと導いてくれるでしょう。 非日常な空間を望んでいたクライアントにとって、非日常な場所が日常な場所へと変わっていくことにも期待しています。
昭和町の家
長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はある。都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街である。 そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計した。 計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことであった。その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしていった。 主たる解決は、断面的な空間構成であった。南に面する道路側から→“モッコクの樹” →"天井高さが5.6mあるリビング”→"吹き抜けと階段スペース”→"各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→"小さな外部吹抜け”を順に設けた。そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができた。 建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討した。階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保した。部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出している。 都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られる。そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるのファサードとなる。 昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成している。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2008年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦) 敷地面積:70.44㎡ (21.34坪) 建築面積:42.61㎡(12.91坪) 延床面積:108.35㎡ (45.74坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造 写真撮影:矢野紀行
和の感性とコートハウス
国立の閑静な住宅街に建つ家です。 「中庭を囲む」というより、「中庭に囲まれる」をイメージしたプランニングです。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 047国立Nさんの家 |
---|---|
ジャンル | 現代建築・現代住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都国立市 |
和の感性とコートハウス
国立の閑静な住宅街に建つ家です。 「中庭を囲む」というより、「中庭に囲まれる」をイメージしたプランニングです。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 047国立Nさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都国立市 |
天井高さ3mのLDK
軽井沢の森に佇む山荘です。 傾斜に沿って建てていくことで、借景を取り込んでいきます。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! ameblo.jp/atelier137/theme-10092390518.html
作品名 | 046軽井沢Hさんの家 |
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ジャンル | 平屋,別荘,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
未完成の家
今回のプロジェクトは、野洲市にある築25年ほどの建物が立ち並ぶ分譲地で、DIYの好きなご夫婦の手が加わりながら、長年暮らし、愛着のある家のリノベーションです。新たに裏や隣の敷地が分譲され、庭を広げるにあたり、庭に開く間取りへ変更したいということからスタートしました。 しかし、軽量鉄骨造の住宅の改修は木造と少し違い、簡単に柱や壁を取ることが出来ず、空間に制限があり、自由な間取りへの変更がしにくい建物です。 そこで、ほとんど間取りを変えることなく、素材や空間のボリューム感にこだわることをコンセプトに計画しました。 それぞれの空間のボリュームに対し、天井高と床高に高低差を作るという操作するだけで、プライベート空間となる内部から外部に向かって徐々に広がりを感じることができるようにしています。 DIYの好きなご夫婦だからこそ、あえてフローリング材を使わず、足場板を床材として使い、造作したテーブルや造作の小物とぴったり合う素材にしています。また、あえて解体した時に出てきた鉄骨の躯体は見せたまま仕上げることで、今後、自由にDIYしていきやすいデザインにしました。極力、設計的には作りこまず、住みながらご夫婦の手が加わることで徐々に空間が完成されていくような空間にしています。
作品名 | 野洲の家リノベーション |
---|---|
ジャンル | 現代建築・現代住宅,リフォーム・リノベーション,コンクリート打放し |
所在地 | - |
未完成の家
今回のプロジェクトは、野洲市にある築25年ほどの建物が立ち並ぶ分譲地で、DIYの好きなご夫婦の手が加わりながら、長年暮らし、愛着のある家のリノベーションです。新たに裏や隣の敷地が分譲され、庭を広げるにあたり、庭に開く間取りへ変更したいということからスタートしました。 しかし、軽量鉄骨造の住宅の改修は木造と少し違い、簡単に柱や壁を取ることが出来ず、空間に制限があり、自由な間取りへの変更がしにくい建物です。 そこで、ほとんど間取りを変えることなく、素材や空間のボリューム感にこだわることをコンセプトに計画しました。 それぞれの空間のボリュームに対し、天井高と床高に高低差を作るという操作するだけで、プライベート空間となる内部から外部に向かって徐々に広がりを感じることができるようにしています。 DIYの好きなご夫婦だからこそ、あえてフローリング材を使わず、足場板を床材として使い、造作したテーブルや造作の小物とぴったり合う素材にしています。また、あえて解体した時に出てきた鉄骨の躯体は見せたまま仕上げることで、今後、自由にDIYしていきやすいデザインにしました。極力、設計的には作りこまず、住みながらご夫婦の手が加わることで徐々に空間が完成されていくような空間にしています。
作品名 | 野洲の家リノベーション |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,リフォーム・リノベーション,コンクリート打放し |
所在地 | - |
向日の家
建築主は、面白い家を建てたいということで、あえて扇形の敷地形状を購入したとのことでした。 住宅街の端に位置する敷地で、西には竹林、南面、東面ともに道路に面した敷地となっています。 建築主の要望は、明るい環境のなかで、家族の気配を感じつつ、一室的な空間の中で家族が住む家づくりを、希望されました。 そこで、3面が開放された敷地で、道路という条件と敷地形状を利用して、光を建物の中に導くことができないかと考えました。そこで、道路側のファサードには、大きなルーバーを設けました。奥行きのあるルーバーとすることで、道路を通過する人や車からは目線をある程度さえぎりつつも(基本的にはプライバシーはあまり気にならないとのこと)、光を家の中に導きいれる住宅設計を提案しました。ルーバーを道路に沿って段階的にずらすことで、時間の経過にあわせて、室内の表情の変化が楽しめます。 場所:京都府向日市 竣工年:2012年 用途:専用住宅 敷地面積:100.1㎡ (30坪) 建築面積:56.3㎡ (17坪) 延床面積:100.1㎡ (30坪) 階数:地上2階建 構造:木造 写真撮影:矢野紀行
向日の家
建築主は、面白い家を建てたいということで、あえて扇形の敷地形状を購入したとのことでした。 住宅街の端に位置する敷地で、西には竹林、南面、東面ともに道路に面した敷地となっています。 建築主の要望は、明るい環境のなかで、家族の気配を感じつつ、一室的な空間の中で家族が住む家づくりを、希望されました。 そこで、3面が開放された敷地で、道路という条件と敷地形状を利用して、光を建物の中に導くことができないかと考えました。そこで、道路側のファサードには、大きなルーバーを設けました。奥行きのあるルーバーとすることで、道路を通過する人や車からは目線をある程度さえぎりつつも(基本的にはプライバシーはあまり気にならないとのこと)、光を家の中に導きいれる住宅設計を提案しました。ルーバーを道路に沿って段階的にずらすことで、時間の経過にあわせて、室内の表情の変化が楽しめます。 場所:京都府向日市 竣工年:2012年 用途:専用住宅 敷地面積:100.1㎡ (30坪) 建築面積:56.3㎡ (17坪) 延床面積:100.1㎡ (30坪) 階数:地上2階建 構造:木造 写真撮影:矢野紀行
高槻の家
この家には玄関というものを設けず、引き違いのサッシからキッチンに面した土間へと直接入る形としています。土間に入ると目の前には一枚板の大きなテーブルが現れます。テーブルにはコンロが組み込まれており、 このコンロ付きのテーブルが家の中心的な場となります。 その上には、黒皮鉄で製作したレンジフードがあり、煙突状の筒が解放感のある吹き抜け空間へと 視線を導く仕掛けにもなっています。 1階はキッチンを中心に居間部分、浴室等の水回り、物置場所となる土間を配置し、キッチンから居間部分、 2階とスキップフロア状に階高を上げています。居間部分のフロアは一部畳敷きとなっており、このフロアから 2階へ上がる階段の奥、キッチンから居間部分を臨む先には壁一面の大きな本棚を設けています。 この本棚は、階段をのぼりながら棚の本を手に取ることができ、手の届きにくい場所などには写真などを 飾るようにして使われています。 2階は廊下を挟む形で吹き抜けに面した長いデスクと3人のお子さんのためのロフト付きスペースがあり、 廊下の先にご夫婦のための書斎と寝室があります。 書斎には吹き抜け部分に面した小窓を設け、そこから家の様子をのぞくことができます。 寝室には風通しとプライバシーの確保を兼ねて外部物干しスペースが隣接しています。 場所:大阪府高槻市 竣工年:2013年 用途:専用住宅 敷地面積:96.68㎡ 建築面積:53.60㎡ 延床面積:90.28㎡ 階数:地上2階建 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
高槻の家
この家には玄関というものを設けず、引き違いのサッシからキッチンに面した土間へと直接入る形としています。土間に入ると目の前には一枚板の大きなテーブルが現れます。テーブルにはコンロが組み込まれており、 このコンロ付きのテーブルが家の中心的な場となります。 その上には、黒皮鉄で製作したレンジフードがあり、煙突状の筒が解放感のある吹き抜け空間へと 視線を導く仕掛けにもなっています。 1階はキッチンを中心に居間部分、浴室等の水回り、物置場所となる土間を配置し、キッチンから居間部分、 2階とスキップフロア状に階高を上げています。居間部分のフロアは一部畳敷きとなっており、このフロアから 2階へ上がる階段の奥、キッチンから居間部分を臨む先には壁一面の大きな本棚を設けています。 この本棚は、階段をのぼりながら棚の本を手に取ることができ、手の届きにくい場所などには写真などを 飾るようにして使われています。 2階は廊下を挟む形で吹き抜けに面した長いデスクと3人のお子さんのためのロフト付きスペースがあり、 廊下の先にご夫婦のための書斎と寝室があります。 書斎には吹き抜け部分に面した小窓を設け、そこから家の様子をのぞくことができます。 寝室には風通しとプライバシーの確保を兼ねて外部物干しスペースが隣接しています。 場所:大阪府高槻市 竣工年:2013年 用途:専用住宅 敷地面積:96.68㎡ 建築面積:53.60㎡ 延床面積:90.28㎡ 階数:地上2階建 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
高槻の家
この家には玄関というものを設けず、引き違いのサッシからキッチンに面した土間へと直接入る形としています。土間に入ると目の前には一枚板の大きなテーブルが現れます。テーブルにはコンロが組み込まれており、 このコンロ付きのテーブルが家の中心的な場となります。 その上には、黒皮鉄で製作したレンジフードがあり、煙突状の筒が解放感のある吹き抜け空間へと 視線を導く仕掛けにもなっています。 1階はキッチンを中心に居間部分、浴室等の水回り、物置場所となる土間を配置し、キッチンから居間部分、 2階とスキップフロア状に階高を上げています。居間部分のフロアは一部畳敷きとなっており、このフロアから 2階へ上がる階段の奥、キッチンから居間部分を臨む先には壁一面の大きな本棚を設けています。 この本棚は、階段をのぼりながら棚の本を手に取ることができ、手の届きにくい場所などには写真などを 飾るようにして使われています。 2階は廊下を挟む形で吹き抜けに面した長いデスクと3人のお子さんのためのロフト付きスペースがあり、 廊下の先にご夫婦のための書斎と寝室があります。 書斎には吹き抜け部分に面した小窓を設け、そこから家の様子をのぞくことができます。 寝室には風通しとプライバシーの確保を兼ねて外部物干しスペースが隣接しています。 場所:大阪府高槻市 竣工年:2013年 用途:専用住宅 敷地面積:96.68㎡ 建築面積:53.60㎡ 延床面積:90.28㎡ 階数:地上2階建 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
シンプルな家
Y邸新築工事 武蔵野の河岸段丘(国分寺崖線)の南傾斜敷地の小住宅である。 擁壁のやり直しを行政から勧告を受けていて擁壁工事と解体工事費が総工事費の1/2近くを費やしたローコストシンプルハウスである。 構造(耐震性)、性能(断熱、遮熱)と住みやすさ、使いやすさを重視したコンパクトな住宅 使いやすいシンプルな動線と落ち着いた雰囲気、夏は涼しく風を通し、冬はたっぷり日差しを入れ暖かい。 大きくとった吹き抜けは夏の風、冬の日差しを家の隅々まで運び、豊かな空間感じさせてくれる。 自然素材の使用、アースカラーの色彩、テーマカラーのブルー、メンテナンスを楽にする外壁、屋根計画等のデイテールも十分考慮されている。 延べ床面積・・・84.01平方メートル(25.42坪) 構造・・・・・・木造の2階建て 竣工・・・・・・H28年 12月 施工会社・・・・(有) オフィス ホソノ 担当 細野 一成 建築費・・・1.900万円(厨房器具、空調工事、家具)+税
作品名 | 南斜面の家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,都市型住宅,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 東京都小金井市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
南田辺の家
間口3.75m、奥行き16.92mという細長い敷地に、もともとあった長屋を解体し建て替えた住宅です。 敷地の特徴を踏まえ奥行の視線を生かすよう計画した内部の構成は、分節されたフロアがスキップフロア状に地下1階地上3階と重層することで視線が様々な方向に抜けるよう工夫しています。 地下1階は多目的ルーム、1階は玄関ホール、2階はLDK、デスクスペース、3階に浴室等水回りと個室、そして屋上となります。 分節されたフロア間のあちこちに階段を配置することで上下方向の動線を複数設け、単調な移動ではなく家の中をぶらぶらと回遊するイメージを形にしてみました。 家の中のどこかで立ち止まったり、座ったりしながら、家の中の景色を眺める。外の景色を眺めにくい住宅地で、屋内を風景の一つととらえて、ただ過ごす空間をいうよりも時間を考えたいと思い計画しました。 一方、ファサードは、ステンレスチェーンのカーテンで全面を覆うことで、閉じると柔らかく視線を遮り、開けると十分な解放感が 得られるようにしています。ステンレスチェーンのカーテンは金属の硬い雰囲気と思われがちですが、建物という大きなスケールレベルにあると、風になびき、意外にも柔らかな印象を与えてくれます。このおかげで、日中は日の光を取り入れながら外部からの視線を柔らかく遮り、夜は室内の光を受けキラキラと輝く光のヴェールが現れます。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2016年 用途(家族構成):専用住宅(ご主人1名) 敷地面積:63.45㎡ (19.19坪) 建築面積:41.49㎡ (12.55坪) 延床面積:92.36㎡ (27.94坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造
作品名 | 南田辺の家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,都市型住宅,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
神戸北の家
敷地はある分譲地の端に位置しています。土地探しからのお付き合いで、分譲地の数ある候補の中から、敷地を選んでいきました。この敷地の利点として、建物北側に比較的建物が建ちにくい状況で、街区の中で敷地が高い場所に位置しているということでした。将来、敷地周囲には建物が建ち並ぶことが予想されるなかで、プライバシーが保ちやすいのではないか、と考えたからです。 敷地は変形地。その形状にならって三角形の建物としました。建物内部からは、敷地北側の高台を望めます。 1階には子供室、寝室、洗面、浴室、2階にはLDKを配置し、ダイニングとリビングからは、大きな窓から北側の眺望が望めます。3階には和室の客間があり、建築後、寝室やリビングとしても活用されています。 キッチンは、L字配置のオープンキッチン。キッチンにはこだわりがあり、比較的大きなキッチンとなっています。景色を見ながら調理を楽しんだり、家族と会話しながら調理をしたり、友人を招いて一緒にキッチンを使ったりと、家の中心にキッチンがある。そのような住まいとなっています。 用途:専用住宅 構造:木造3階建 家族構成:夫婦+子供2人 場所:兵庫県神戸市 敷地面積:244.60㎡(74.6坪) 建築面積:42.37㎡(12.8坪) 延床面積:97.64㎡(29.5坪) 竣工年:2014年
神戸北の家
敷地はある分譲地の端に位置しています。土地探しからのお付き合いで、分譲地の数ある候補の中から、敷地を選んでいきました。この敷地の利点として、建物北側に比較的建物が建ちにくい状況で、街区の中で敷地が高い場所に位置しているということでした。将来、敷地周囲には建物が建ち並ぶことが予想されるなかで、プライバシーが保ちやすいのではないか、と考えたからです。 敷地は変形地。その形状にならって三角形の建物としました。建物内部からは、敷地北側の高台を望めます。 1階には子供室、寝室、洗面、浴室、2階にはLDKを配置し、ダイニングとリビングからは、大きな窓から北側の眺望が望めます。3階には和室の客間があり、建築後、寝室やリビングとしても活用されています。 キッチンは、L字配置のオープンキッチン。キッチンにはこだわりがあり、比較的大きなキッチンとなっています。景色を見ながら調理を楽しんだり、家族と会話しながら調理をしたり、友人を招いて一緒にキッチンを使ったりと、家の中心にキッチンがある。そのような住まいとなっています。 用途:専用住宅 構造:木造3階建 家族構成:夫婦+子供2人 場所:兵庫県神戸市 敷地面積:244.60㎡(74.6坪) 建築面積:42.37㎡(12.8坪) 延床面積:97.64㎡(29.5坪) 竣工年:2014年
神戸北の家
敷地はある分譲地の端に位置しています。土地探しからのお付き合いで、分譲地の数ある候補の中から、敷地を選んでいきました。この敷地の利点として、建物北側に比較的建物が建ちにくい状況で、街区の中で敷地が高い場所に位置しているということでした。将来、敷地周囲には建物が建ち並ぶことが予想されるなかで、プライバシーが保ちやすいのではないか、と考えたからです。 敷地は変形地。その形状にならって三角形の建物としました。建物内部からは、敷地北側の高台を望めます。 1階には子供室、寝室、洗面、浴室、2階にはLDKを配置し、ダイニングとリビングからは、大きな窓から北側の眺望が望めます。3階には和室の客間があり、建築後、寝室やリビングとしても活用されています。 キッチンは、L字配置のオープンキッチン。キッチンにはこだわりがあり、比較的大きなキッチンとなっています。景色を見ながら調理を楽しんだり、家族と会話しながら調理をしたり、友人を招いて一緒にキッチンを使ったりと、家の中心にキッチンがある。そのような住まいとなっています。 用途:専用住宅 構造:木造3階建 家族構成:夫婦+子供2人 場所:兵庫県神戸市 敷地面積:244.60㎡(74.6坪) 建築面積:42.37㎡(12.8坪) 延床面積:97.64㎡(29.5坪) 竣工年:2014年
猫住まうマンション
本計画は、琵琶湖が望めるマンションの一室のリノベーションです。家具が好きなご主人・植物が好きな奥様と猫2匹が一緒に暮らすご家族。お子さんの誕生を機に新しい住まいへという思いから始まったプロジェクトです。今回プランを考えるに当たり“猫と家具と植栽”をコンセプトとしました。 私たちは猫と人が共に豊かに暮らす空間を家具を使いゆるやかに繋げる空間を考えました。 “猫の目線”からの空間を考え壁面に家具を配置し、その家具を縫うように猫の動線 を設けます。そこに人が使用する収納空間や植栽を配置することにより猫と人との目線 を繋げたり、人、猫のそれぞれの居場所を作り、人と猫の気配を感じあったりできる空間となるデザインとしました。 フロア上では人が生活し、人の手が届きにくい上部や床面付近の余白空間で猫が生活します。収納家具のデザインは、置き家具や家電がぴったり納まるような配置として計画しています。余白空間をうまく利用し設計を行い。収納家具とキャットウォークの2つの要素が合わさることで、人にとっても猫にとっても素敵な空間へと変化させました。
作品名 | におの浜のマンションリノベーション |
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ジャンル | マンション・アパート,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 滋賀県大津市におの浜 |
猫住まうマンション
本計画は、琵琶湖が望めるマンションの一室のリノベーションです。家具が好きなご主人・植物が好きな奥様と猫2匹が一緒に暮らすご家族。お子さんの誕生を機に新しい住まいへという思いから始まったプロジェクトです。今回プランを考えるに当たり“猫と家具と植栽”をコンセプトとしました。 私たちは猫と人が共に豊かに暮らす空間を家具を使いゆるやかに繋げる空間を考えました。 “猫の目線”からの空間を考え壁面に家具を配置し、その家具を縫うように猫の動線 を設けます。そこに人が使用する収納空間や植栽を配置することにより猫と人との目線 を繋げたり、人、猫のそれぞれの居場所を作り、人と猫の気配を感じあったりできる空間となるデザインとしました。 フロア上では人が生活し、人の手が届きにくい上部や床面付近の余白空間で猫が生活します。収納家具のデザインは、置き家具や家電がぴったり納まるような配置として計画しています。余白空間をうまく利用し設計を行い。収納家具とキャットウォークの2つの要素が合わさることで、人にとっても猫にとっても素敵な空間へと変化させました。
作品名 | におの浜のマンションリノベーション |
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ジャンル | マンション・アパート,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 滋賀県大津市におの浜 |
徳島の家
敷地は郊外にあり、建築主は夫婦と子供2人が住めて、オフィススペースがある建物を希望された。 隣地には、大型施設の計画があり、南面には車の通りが多い幹線道路がある。 そのような状況の中で、将来にわたって、プライバシーを確保しながら、採光と通風を得られる空間構成を考えた。 幹線道路側に残土を利用した築山をつくることで、道路からの視線や音を遮っている。 屋根部分から2階の各部屋を飛び出させることで、各居室に南からの採光を確保し、プライバシーを守りながらも、採光と通風に優れた計画としている。 建物内部は、建物中央にスキップフロアのリビングダイニングを設けている。そこを通じて寝室や子供室、水周り、書斎へと繋がるようになっている。 徳島の家 用途:木造2階建 家族構成:夫婦+子供2人 場所:徳島県 敷地面積: 661.04㎡(199.56坪) 建築面積: 111.92㎡(33.78坪) 延床面積: 158.91㎡(47.97坪)
徳島の家
敷地は郊外にあり、建築主は夫婦と子供2人が住めて、オフィススペースがある建物を希望された。 隣地には、大型施設の計画があり、南面には車の通りが多い幹線道路がある。 そのような状況の中で、将来にわたって、プライバシーを確保しながら、採光と通風を得られる空間構成を考えた。 幹線道路側に残土を利用した築山をつくることで、道路からの視線や音を遮っている。 屋根部分から2階の各部屋を飛び出させることで、各居室に南からの採光を確保し、プライバシーを守りながらも、採光と通風に優れた計画としている。 建物内部は、建物中央にスキップフロアのリビングダイニングを設けている。そこを通じて寝室や子供室、水周り、書斎へと繋がるようになっている。 徳島の家 用途:木造2階建 家族構成:夫婦+子供2人 場所:徳島県 敷地面積: 661.04㎡(199.56坪) 建築面積: 111.92㎡(33.78坪) 延床面積: 158.91㎡(47.97坪)
徳島の家
敷地は郊外にあり、建築主は夫婦と子供2人が住めて、オフィススペースがある建物を希望された。 隣地には、大型施設の計画があり、南面には車の通りが多い幹線道路がある。 そのような状況の中で、将来にわたって、プライバシーを確保しながら、採光と通風を得られる空間構成を考えた。 幹線道路側に残土を利用した築山をつくることで、道路からの視線や音を遮っている。 屋根部分から2階の各部屋を飛び出させることで、各居室に南からの採光を確保し、プライバシーを守りながらも、採光と通風に優れた計画としている。 建物内部は、建物中央にスキップフロアのリビングダイニングを設けている。そこを通じて寝室や子供室、水周り、書斎へと繋がるようになっている。 徳島の家 用途:木造2階建 家族構成:夫婦+子供2人 場所:徳島県 敷地面積: 661.04㎡(199.56坪) 建築面積: 111.92㎡(33.78坪) 延床面積: 158.91㎡(47.97坪)
徳島の家
敷地は郊外にあり、建築主は夫婦と子供2人が住めて、オフィススペースがある建物を希望された。 隣地には、大型施設の計画があり、南面には車の通りが多い幹線道路がある。 そのような状況の中で、将来にわたって、プライバシーを確保しながら、採光と通風を得られる空間構成を考えた。 幹線道路側に残土を利用した築山をつくることで、道路からの視線や音を遮っている。 屋根部分から2階の各部屋を飛び出させることで、各居室に南からの採光を確保し、プライバシーを守りながらも、採光と通風に優れた計画としている。 建物内部は、建物中央にスキップフロアのリビングダイニングを設けている。そこを通じて寝室や子供室、水周り、書斎へと繋がるようになっている。 徳島の家 用途:木造2階建 家族構成:夫婦+子供2人 場所:徳島県 敷地面積: 661.04㎡(199.56坪) 建築面積: 111.92㎡(33.78坪) 延床面積: 158.91㎡(47.97坪)
東京の木でつくる都市型二世帯住宅
敷地は郊外の住宅街にあり幹線道路に面する。道路は南側と西側の2面だが騒音や埃の影響を受けやすくプライバシーの確保も難しい為、全体を壁で囲い中心に10畳の広さに相当するライトコートを設け中に開く平面形状にした。ライトコートの中心にはシンボルツリーとしてカツラを植え、両世帯の2階リビングから緑を楽しめるよう演出した。 西側の道路から正面奥に見えるシンボルツリーであるカツラを目指し桧の5寸角が8本並ぶアプローチを通り各世帯の玄関へ導く。 共有部分のアトリエ、スタジオは各世帯の廊下からの出入りとアプローチ左右の駐車場から直接出入りが出来るよう配置。 その他1階は寝室等のプライベートな部屋を設けた。 階段を上るとリビングが広がる。高断熱・高気密であるこの家は玄関からリビングまでの間に扉は無い。 リビングは子供部屋、水廻り、外部のデッキ(アウターリビング)の中心に配置。各世帯のリビングはライトコートを中心にデッキ、子供部屋で繋がる。 子供部屋は広い空間を本棚で仕切り図書館の様な空間を演出、将来の家族形態の変化に対応できるよう計画した。 構造材は多摩産材の杉、桧を使用、天井材は多摩産材の杉板張り、ダイニングテーブル、リビングテーブル、子供部屋の家具、棚等は多摩産材の杉の集成材を使い製作した。
作品名 | 萩山W邸(都市型二世帯住宅) |
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ジャンル | 二世帯住宅,都市型住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 東京都東村山市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | 3LDK+2LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 左官仕上げ |
屋根の形 | 陸屋根+勾配屋根 |
壁 | クロス |
床 | フローリング |
構造 | 木造軸組 |
敷地面積 | 288.23平方メートル |
延床面積 | 297.71平方メートル |
所在地 | 東京都東村山市 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 自社 |
狭小敷地に建つ、光溢れる家
狭小な間口で奥に長い敷地。 縦列ですが、2台の駐車場を確保。しかも、屋根がかかっているので、濡れずに家へアプローチできます。 駐車場を確保しながらも、構造設計者との綿密な打ち合わせによって、耐震等級をしっかりと確保した安全な家を実現しています。 道路以外の三方周囲を家に囲まれた状況の中でも、光が差し込む道を探しだし、ハイサイド窓やトップライトを通して、家の中に光をふんだんに取り入れることに成功しています。 明るく開放的な家を実現しています。
作品名 | 狭小敷地に建つ、光溢れる家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,旗竿・狭小住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 愛知県名古屋市 |
間取り | 4LDK |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | ジョリパット |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ビニルクロス |
床 | フローリング |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 80㎡ |
延床面積 | 156㎡ |
ロケーション | 住宅密集地 |
施工者 | 八原建設株式会社 |
緑豊かな公園に隣接|プライバシーを守りながら開放的に住まう
緑豊かな公園に面し,左右で少し高低差のあるY字路が魅力的な場所です. 三角形の変形敷地という不安があるなか,施主様が選ばれた立地条件を最大限取り込む計画としました.また,角地という場所性から敷地境界を閉ざさず住まいとしての機能確保を課題とし,町並みにも配慮しました. 様々な方位から入る光の表情の変化と景色が楽しめるお住まいです.
緑豊かな公園に隣接|プライバシーを守りながら開放的に住まう
緑豊かな公園に面し,左右で少し高低差のあるY字路が魅力的な場所です. 三角形の変形敷地という不安があるなか,施主様が選ばれた立地条件を最大限取り込む計画としました.また,角地という場所性から敷地境界を閉ざさず住まいとしての機能確保を課題とし,町並みにも配慮しました. 様々な方位から入る光の表情の変化と景色が楽しめるお住まいです.
緑豊かな公園に隣接|プライバシーを守りながら開放的に住まう
緑豊かな公園に面し,左右で少し高低差のあるY字路が魅力的な場所です. 三角形の変形敷地という不安があるなか,施主様が選ばれた立地条件を最大限取り込む計画としました.また,角地という場所性から敷地境界を閉ざさず住まいとしての機能確保を課題とし,町並みにも配慮しました. 様々な方位から入る光の表情の変化と景色が楽しめるお住まいです.
市街地に立つ小さな平屋。リビングを中心に多様で居心地の良い居場所を持つ豊かな平屋。
伝統工法で焼かれた焼杉による深みの黒 外壁に焼杉を使用。伝統工法で焼かれた本物の焼杉。焼の深さが風雨に耐え多様な表情を見せる。 凛とした平屋 低く構えた軒の深い方形屋根。夏の陽射しは遮り、冬の陽射しは奥深く受け入れる。 居場所は自在、リビングを中心に多様で居心地の良い居場所。 リビングを中心に、食事をしたり、本を読んだり、音楽を聴いたり、時には微睡んだり。家族の気配を感じながら居心地の良い居場所をつくる。
ビフォーアフターで放映された和モダンリノベーション
朝日放送の「大改造!!劇的ビフォーアフター」から依頼を受けて設計した住宅です。敷地は山の中腹にあって、急勾配の細い坂道を上ってアプローチします。敷地にたどり着くのは大変ですが、風がよく通り、眺めがとても良い敷地でした。 既存の住宅は、築50年。木造の平屋で床の間の付いた続き間の横に、縁側が付いている昔ながらの住宅でした。広さも十分でしたが、老朽化により雨漏りや隙間風が発生していました。また、間取りの古さが今の生活に合わなくなっているというプラン上の問題も抱えていました。 現代のライフスタイルに合わなくなった住宅を、土間などの日本の空間や漆喰などの日本の素材を使って、再生することにしました。まず、南側の続き間と無駄のある縁側を一つの部屋としました。さらに、天井裏の古い梁や垂木も天井を撤去して、室内に見せる事にし、開放的なワンルームの大きな空間をつくりました。床は厚さ2センチのパイン材のフローリングを使用し、壁は漆喰にするなど自然素材を全面的に使用しました。居間の上部にはロフトスペースを設け横長の窓を取り付けまた。夏場居間やロフトに溜まった熱い空気を外へ排気し、家の各窓からは、涼しい風を取り入れます。つまり、この窓が、換気塔としての役割をはたしています。すこし床の高さが下がったキッチンは、居間と一体としました。オリジナルデザインによるキッチンカウンターと一体となったテーブルは、居間側からは座って使用し、キッチン側からは立って使用します。キッチンに立つと南側の大きな庭とキッチンの裏の坪庭の両方が見え、家事中でも孤立することがなく、快適な空間となっています。またキッチンの壁は、伝統工芸品である江戸唐紙を貼りその上にガラスをはめ込みました。リビングの南側には以前使用していた障子を再利用しました。裏庭に面した浴室は、ユニットバスにはせずに、在来工法で作りひのき材の壁、御影石の床を用いました。 耐震補強に関しては、地盤が不安な場所は家自体をジャッキで持ち上げて基礎を作り直しました。それ以外の基礎は、鉄のプレートをギブスの様に基礎の側面に取り付けて補強しています。既存の建物の南側は、開口部が多すぎたので耐震壁を作ってバランスを良くしています。
作品名 | TV番組の依頼を受けて設計した和モダンリノベーション/重くて遠い家 |
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ジャンル | 和風建築 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
基礎 | 基礎補強 |
外壁 | サイディングの上吹付一部焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 漆喰塗 |
床 | ムクフローリング |
構造 | 在来木造 |
敷地面積 | 325.42㎡ |
延床面積 | 87.45㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
施工者 | 田中工務店 |
外装 | サイディングの上吹付一部焼杉貼 |
内装 | 漆喰塗り |
写真の撮影者 | morimura atsushi |
ビフォーアフターで放映された和モダンリノベーション
朝日放送の「大改造!!劇的ビフォーアフター」から依頼を受けて設計した住宅です。敷地は山の中腹にあって、急勾配の細い坂道を上ってアプローチします。敷地にたどり着くのは大変ですが、風がよく通り、眺めがとても良い敷地でした。 既存の住宅は、築50年。木造の平屋で床の間の付いた続き間の横に、縁側が付いている昔ながらの住宅でした。広さも十分でしたが、老朽化により雨漏りや隙間風が発生していました。また、間取りの古さが今の生活に合わなくなっているというプラン上の問題も抱えていました。 現代のライフスタイルに合わなくなった住宅を、土間などの日本の空間や漆喰などの日本の素材を使って、再生することにしました。まず、南側の続き間と無駄のある縁側を一つの部屋としました。さらに、天井裏の古い梁や垂木も天井を撤去して、室内に見せる事にし、開放的なワンルームの大きな空間をつくりました。床は厚さ2センチのパイン材のフローリングを使用し、壁は漆喰にするなど自然素材を全面的に使用しました。居間の上部にはロフトスペースを設け横長の窓を取り付けまた。夏場居間やロフトに溜まった熱い空気を外へ排気し、家の各窓からは、涼しい風を取り入れます。つまり、この窓が、換気塔としての役割をはたしています。すこし床の高さが下がったキッチンは、居間と一体としました。オリジナルデザインによるキッチンカウンターと一体となったテーブルは、居間側からは座って使用し、キッチン側からは立って使用します。キッチンに立つと南側の大きな庭とキッチンの裏の坪庭の両方が見え、家事中でも孤立することがなく、快適な空間となっています。またキッチンの壁は、伝統工芸品である江戸唐紙を貼りその上にガラスをはめ込みました。リビングの南側には以前使用していた障子を再利用しました。裏庭に面した浴室は、ユニットバスにはせずに、在来工法で作りひのき材の壁、御影石の床を用いました。 耐震補強に関しては、地盤が不安な場所は家自体をジャッキで持ち上げて基礎を作り直しました。それ以外の基礎は、鉄のプレートをギブスの様に基礎の側面に取り付けて補強しています。既存の建物の南側は、開口部が多すぎたので耐震壁を作ってバランスを良くしています。
作品名 | TV番組の依頼を受けて設計した和モダンリノベーション/重くて遠い家 |
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ジャンル | 和風建築 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
基礎 | 基礎補強 |
外壁 | サイディングの上吹付一部焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 漆喰塗 |
床 | ムクフローリング |
構造 | 在来木造 |
敷地面積 | 325.42㎡ |
延床面積 | 87.45㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
施工者 | 田中工務店 |
外装 | サイディングの上吹付一部焼杉貼 |
内装 | 漆喰塗り |
写真の撮影者 | morimura atsushi |
ビフォーアフターで放映された和モダンリノベーション
朝日放送の「大改造!!劇的ビフォーアフター」から依頼を受けて設計した住宅です。敷地は山の中腹にあって、急勾配の細い坂道を上ってアプローチします。敷地にたどり着くのは大変ですが、風がよく通り、眺めがとても良い敷地でした。 既存の住宅は、築50年。木造の平屋で床の間の付いた続き間の横に、縁側が付いている昔ながらの住宅でした。広さも十分でしたが、老朽化により雨漏りや隙間風が発生していました。また、間取りの古さが今の生活に合わなくなっているというプラン上の問題も抱えていました。 現代のライフスタイルに合わなくなった住宅を、土間などの日本の空間や漆喰などの日本の素材を使って、再生することにしました。まず、南側の続き間と無駄のある縁側を一つの部屋としました。さらに、天井裏の古い梁や垂木も天井を撤去して、室内に見せる事にし、開放的なワンルームの大きな空間をつくりました。床は厚さ2センチのパイン材のフローリングを使用し、壁は漆喰にするなど自然素材を全面的に使用しました。居間の上部にはロフトスペースを設け横長の窓を取り付けまた。夏場居間やロフトに溜まった熱い空気を外へ排気し、家の各窓からは、涼しい風を取り入れます。つまり、この窓が、換気塔としての役割をはたしています。すこし床の高さが下がったキッチンは、居間と一体としました。オリジナルデザインによるキッチンカウンターと一体となったテーブルは、居間側からは座って使用し、キッチン側からは立って使用します。キッチンに立つと南側の大きな庭とキッチンの裏の坪庭の両方が見え、家事中でも孤立することがなく、快適な空間となっています。またキッチンの壁は、伝統工芸品である江戸唐紙を貼りその上にガラスをはめ込みました。リビングの南側には以前使用していた障子を再利用しました。裏庭に面した浴室は、ユニットバスにはせずに、在来工法で作りひのき材の壁、御影石の床を用いました。 耐震補強に関しては、地盤が不安な場所は家自体をジャッキで持ち上げて基礎を作り直しました。それ以外の基礎は、鉄のプレートをギブスの様に基礎の側面に取り付けて補強しています。既存の建物の南側は、開口部が多すぎたので耐震壁を作ってバランスを良くしています。
作品名 | TV番組の依頼を受けて設計した和モダンリノベーション/重くて遠い家 |
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ジャンル | 和風建築 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
基礎 | 基礎補強 |
外壁 | サイディングの上吹付一部焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 漆喰塗 |
床 | ムクフローリング |
構造 | 在来木造 |
敷地面積 | 325.42㎡ |
延床面積 | 87.45㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
施工者 | 田中工務店 |
外装 | サイディングの上吹付一部焼杉貼 |
内装 | 漆喰塗り |
写真の撮影者 | morimura atsushi |
外構と建物の狭間
敷地は、東海道が通りかつてお店を営んでいたとわかる建物が建ち並ぶ旧市街地です。依頼主の先代も昔、たばこ屋と営んでおられました。今回のプロジェクトはそんな建物を取り壊し、新しく子世帯が親世帯と共に暮らす2世帯住宅の計画です。 昔の建物と新しい建物をどのように共存させることを考えました。 そこで、外構のあり方に着目しました。 外構のフェンスや柵といった工作物というものは、敷地と道路をはっきり分け、プライバシーを守るために設けられます。 そこで、道路と外構と建物を緩やかに分け、緩やかに繋ぐ工夫をほどこしました。 塀のような外壁のような建物のような外構が、敷地境界から徐々にボリュームが変化し既存の建物に寄り添い、いつの間にか、機能を持ち建物として存在していきます。 このように流動性を感じる空間をつくることで、完全に外と内を隔てるのではなく、あいまいな場所を生み出し、その空間が豊かさを感じる場所になります。 また、外からこの空間を見る人々は、建物が徐々に外へと溶け込んでいるような不思議な感覚を感じることができるのではないでしょうか。
作品名 | 城東の家リノベーション |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,二世帯住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 滋賀県甲賀市水口町 |
外構と建物の狭間
敷地は、東海道が通りかつてお店を営んでいたとわかる建物が建ち並ぶ旧市街地です。依頼主の先代も昔、たばこ屋と営んでおられました。今回のプロジェクトはそんな建物を取り壊し、新しく子世帯が親世帯と共に暮らす2世帯住宅の計画です。 昔の建物と新しい建物をどのように共存させることを考えました。 そこで、外構のあり方に着目しました。 外構のフェンスや柵といった工作物というものは、敷地と道路をはっきり分け、プライバシーを守るために設けられます。 そこで、道路と外構と建物を緩やかに分け、緩やかに繋ぐ工夫をほどこしました。 塀のような外壁のような建物のような外構が、敷地境界から徐々にボリュームが変化し既存の建物に寄り添い、いつの間にか、機能を持ち建物として存在していきます。 このように流動性を感じる空間をつくることで、完全に外と内を隔てるのではなく、あいまいな場所を生み出し、その空間が豊かさを感じる場所になります。 また、外からこの空間を見る人々は、建物が徐々に外へと溶け込んでいるような不思議な感覚を感じることができるのではないでしょうか。
作品名 | 城東の家リノベーション |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,二世帯住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 滋賀県甲賀市水口町 |
ガルバリウム鋼板で囲まれたコンパクトなコートハウス(中庭のある家)
4人家族の新しい生活のための住宅である。 計画地は比較的新しい住宅地の中にあり、北側の道路に面し、その他の3方は隣接する住宅が敷地境界線近くまで接近しているという環境である。敷地面積は都市部でよくみられるような一般的な広さでした。 クライアントからの主な要望は極力すっきりとした心地よい空間にしたいということでした。 まず周辺環境や、立地条件からして周辺の外部に対して開口部を開くメリットを見出せなかったこと、またプライバシーを保護するという観点から、中央に中庭を配置するコートハウス型の平面計画としてスタートしました 。 LDK、水廻り、寝室などのは1階に集中し、コンパクトながらも、中庭を中心とした明るく拡がりのある贅沢な空間となっております。子供室のみ2階に上げられております。 外壁はガルバリウム鋼板の一文字葺を採用しておりますが、一部を凹凸とし、また貼る壁の角度にも変化をつけることで、シャープでエッジの効いた個性的な外観としました。 また周辺外部に対して開口部をほとんど持たないため、外から中がうかがい知れることもありません。 外壁の黒鉄色とは対象的に内部空間は白を基調とし、極力無駄な線やディテールを消すことですっきりとさせています。 洗面、浴室と続く奥にも小さなライトコートとしての坪庭を設けております。 また浴室も極力すっきりとさせるため既製の浴槽等は使用せず、FRP防水を使うことで、浴槽と床壁とを一体型に成形しました。
作品名 | 池田のコートハウス |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 大阪府池田市 |
設計から完成迄の期間 | 10ヶ月 |
間取り | 2LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ビニールクロス / FRP防水 |
床 | タイル / FRP防水 / CFシート |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 122㎡ |
延床面積 | 89㎡ |
所在地 | 大阪府池田市 |
ロケーション | 住宅街 |
写真の撮影者 | 真銅祥一朗 |
ガルバリウム鋼板で囲まれたコンパクトなコートハウス(中庭のある家)
4人家族の新しい生活のための住宅である。 計画地は比較的新しい住宅地の中にあり、北側の道路に面し、その他の3方は隣接する住宅が敷地境界線近くまで接近しているという環境である。敷地面積は都市部でよくみられるような一般的な広さでした。 クライアントからの主な要望は極力すっきりとした心地よい空間にしたいということでした。 まず周辺環境や、立地条件からして周辺の外部に対して開口部を開くメリットを見出せなかったこと、またプライバシーを保護するという観点から、中央に中庭を配置するコートハウス型の平面計画としてスタートしました 。 LDK、水廻り、寝室などのは1階に集中し、コンパクトながらも、中庭を中心とした明るく拡がりのある贅沢な空間となっております。子供室のみ2階に上げられております。 外壁はガルバリウム鋼板の一文字葺を採用しておりますが、一部を凹凸とし、また貼る壁の角度にも変化をつけることで、シャープでエッジの効いた個性的な外観としました。 また周辺外部に対して開口部をほとんど持たないため、外から中がうかがい知れることもありません。 外壁の黒鉄色とは対象的に内部空間は白を基調とし、極力無駄な線やディテールを消すことですっきりとさせています。 洗面、浴室と続く奥にも小さなライトコートとしての坪庭を設けております。 また浴室も極力すっきりとさせるため既製の浴槽等は使用せず、FRP防水を使うことで、浴槽と床壁とを一体型に成形しました。
作品名 | 池田のコートハウス |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 大阪府池田市 |
設計から完成迄の期間 | 10ヶ月 |
間取り | 2LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ビニールクロス / FRP防水 |
床 | タイル / FRP防水 / CFシート |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 122㎡ |
延床面積 | 89㎡ |
所在地 | 大阪府池田市 |
ロケーション | 住宅街 |
写真の撮影者 | 真銅祥一朗 |
無垢材で囲まれた中庭を持つ落ち着きある和モダン邸宅
4人家族のための住宅です。 計画地は古い日本家屋が立ち並ぶ、どことなく懐かしい情緒漂う町並みの中に位置し、北西と北東の2方向に道路に接する角地に位置します。 クライアントからの要望は、計画地周辺の環境をよく理解した上で、その町並みに自然と溶け込むようなたたずまいでありたいということ。またクライアント自身も古き良き日本家屋で育たれたという経緯もあり、内部空間にもそういったどことなく落ち着けるような雰囲気をもとめられておりました。 全体の計画は中央に配置された中庭を囲むように、北西側の主要道路に面する部分を2階建てとし、その他を平屋とするコートハウス型となっております。 建物の高さは周辺の町並みを考慮し軒のラインが馴染むように調整しまた、軒先の水平ラインを意識するように心がけています。 光や風、そして緑は勿論のこと、より心地よく色気のある空間とするため、使用する材料は経年変化時の美しさを考慮し、実に様々な材料が使用されることとなりました。 それぞれの持つ質感や色調を、美しく調和させるため、組み合わせは慎重に行いました。 その中心となる中庭には、煉瓦、コールテン鋼、木列柱、玄昌石などが面的に構成され、その中央には季節の移り変わりを感じられるよう紅葉が植えられています。 この国にはこの国独自の気候や歴史、風土や風景があるわけですが、生み出される建築もまた、そこに似合う自然体としての存在の仕方や形態があるのではないかと思っております。 そして可能な限りの持続性と普遍性を持ち、経年するにあたりその時々の美しさを携え、そして建築もまた記憶の中で愛され続けて欲しいと願います。
作品名 | 府中町のコートハウス |
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ジャンル | 和風建築,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,無垢・自然素材 |
所在地 | 大阪府 |
設計から完成迄の期間 | 27ヶ月 |
間取り | 4LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | リシン吹付 / レンガブロック / コールテン鋼 / 木 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 吹付 / EP塗装 |
床 | ナラ三層フローリング着色塗装 / 畳 |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 220㎡ |
延床面積 | 116㎡ |
所在地 | 大阪府 |
ロケーション | 旧市街 |
写真の撮影者 | 真銅祥一朗 |
テラスから富士山が見えます。
切り妻の屋根をのせたシンプルな住宅です。
テラスから富士山が見えます。
切り妻の屋根をのせたシンプルな住宅です。
テラスから富士山が見えます。
切り妻の屋根をのせたシンプルな住宅です。
テラスから富士山が見えます。
切り妻の屋根をのせたシンプルな住宅です。
シンプルモダン ビンテージ
■間取り 1階は 玄関に併設するシューズインクローゼット、リビング、ダイニング/キッチン そして洗面所・浴室、トイレ(1) という、空間構成です。 リビング、ダイニング/キッチンは仕切りのないワンルームでまとめています。 玄関からキッチン/ダイニングへは、段差なく、土間コンクリートの床でつながります。 リビングはダイニング/キッチンから10センチ程高い床レベルで、 オーク無垢フローリング(ビンテージ加工品)で仕上げています。 2階は 主寝室+ウォークインクローゼット、子供室×2、納戸、トイレ(2) という、空間構成です。 主寝室と子供室の間には廊下を配置。 そして、2つの子供室の間に納戸を配置することで、家族間での 音の問題に配慮しています。 ■仕上げ 1階 黒革仕上げのスチール製小窓、 そしてスチール製階段 インドの古材枕木を利用した引戸 真鍮製のペンダントライト ビンテージ加工を施したオーク無垢フローリング 古材足場板を利用した洗面鏡など 素材感の強い材料を使用し、 若いお施主さまのイメージに合わせて内装をデザインしました。 床はオーク無垢フローリング(ビンテージ加工品) 壁・天井はペンキ塗(白)/トイレ壁は青緑色 2階 1階と対照的に、全体的に白を基調としたプレーンな印象でまとめ、 落ち着きのあるデザインとし、 空間の質を変えています。 2階廊下は、大きく吹き抜けた空間とし、ペンダントライトが象徴的に垂れ下がります。 床はオーク無垢フローリング(オイル仕上) 壁・天井はペンキ塗(白)/主寝室一面・トイレ壁は青緑色
狭小地の余白のある家
古くからの家が立ち並ぶ住宅地の建替えのプロジェクトです。 計画地は、敷地面積104.81㎡(31坪)の低層地域で斜線制限や景観法が定められた条件に制限がある狭小敷地です。 そのため、周辺の住宅は敷地いっぱいに家が建ち、京都ならではの狭小住宅が密集しているため庭や緑地といった、自然を感じることが難しくなっています そんな中で、必要な部屋数を確保しつつ、空間に余裕を持たせた家づくりが出来ないかと考えました。 そこで、今回は狭小敷地にあえて余白をつくることにしました。 敷地内に3つのボリュームの箱をもうけ、それぞれに角度をつけていきます。 角度を与えることによって生まれた余白空間を敷地内につくりだしていきます。 この余白部分に緑を設け、どの部屋にいても外部を感じることができるようになっています。建物を1つの大きなボリュームと考えず、いくつかの小さなボリュームをまとめ、繋ぐことで狭小な空間でありながらも緑を敷地内に点在させ、建物内に外部を取り込み、最小限の空間を豊かな空間に変えることを可能にしています。 また、角地であることを利用し、フェンス等を設けず開放することでより一層緑の豊かさを感じることができるでしょう。
洋館風のモダンな家
四角い箱型と片流れの屋根を組み合わせたモダンな形状に、お施主様の希望である洋館風のデザインを取り入れた飽きの来ない雰囲気の住宅に仕上げています。敷地の西側には池を湛えた緑豊かな公園が有り、それを借景としてリビングや中庭に取り入れています。また、ビルトイン車庫内や屋根裏、1階や2階との間の空間には物が部屋に溢れないように充分な収納を確保しています。
坂のある街に建つコンクリート打ち放し住宅
30代のクライアントは、はたと困ったそうだ。「私達は何処に住みたいの?」。 様々な敷地を見て、ようやく坂のある街が好きだと気付いたという。台風の多い沖縄は、RCの住宅も多い。学生時代を沖縄で過ごした夫は、RC打ち放しのマンションで暮らした。光が壁に当たる様をみて、その美しさを知ったそうだ。この2つのが、この計画の両輪となっている。 敷地は昭和47年に開発された南向きの山腹にある。開発の際は切土盛土を繰り返すのが一般的だが、最上部に近い為か全てが非常に硬い岩盤だった。東には3~4mの段差があり、特に南東の景色が素晴らしかった。 1階は各個室と水回り、そしてダイニング・キッチンのみとした。2階はプライバシーを確保するため、出来るだけ北側に寄せ、北は閉じている。1階のキューブに対して1.2m北にずれ、庇を1.2m跳ね出し、その下に駐車場を確保した。 南東の景色を望むなら、限界まで東へも寄りたい。東の擁壁には荷重を掛けず、階段部分を宙に浮かすことを考えた。街の傾斜にそって、コンクリートキューブを北に、東にずらし、慎重に積み上げたのだ。 2階には、用途を限定しない空間がある。P室と名付けられたが、ここにはテレビを置かない。その存在感に支配されない為である。柔らかな日差しの下で本を読んだり、雨だれを眺めながら音楽を聞いたりする空間だ。 バルコニーにでれば、コンクリート壁に穿たれた開口から素晴らしい眺望を得ることができ、更に、外からの視線を気にせず、自然を感じることが出来る。また、深い庇は、夏の直射を防ぎ、冬の陽光は遮らないよう設計されている。言わばコンクリートの縁側。 庇の作り出す中間領域が豊かな内部空間を生む。これは日本古来からの手法である。西隣にある視聴覚室は、映画を観たりする部屋で、東にはピアノ室。常に用途が明確になっているのだ。 効率、便利が求められる世の中である。建築も勿論類に漏れない。しかし、決めると言う事は、他の可能性を捨てる事である。住まい手の「豊か」と「大切」を見つけ出し、空間化出来たのではないかと思っている。
作品名 | 高台の家 -坂のある街- |
---|---|
ジャンル | 郊外住宅,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 兵庫県 |
坂のある街に建つコンクリート打ち放し住宅
30代のクライアントは、はたと困ったそうだ。「私達は何処に住みたいの?」。 様々な敷地を見て、ようやく坂のある街が好きだと気付いたという。台風の多い沖縄は、RCの住宅も多い。学生時代を沖縄で過ごした夫は、RC打ち放しのマンションで暮らした。光が壁に当たる様をみて、その美しさを知ったそうだ。この2つのが、この計画の両輪となっている。 敷地は昭和47年に開発された南向きの山腹にある。開発の際は切土盛土を繰り返すのが一般的だが、最上部に近い為か全てが非常に硬い岩盤だった。東には3~4mの段差があり、特に南東の景色が素晴らしかった。 1階は各個室と水回り、そしてダイニング・キッチンのみとした。2階はプライバシーを確保するため、出来るだけ北側に寄せ、北は閉じている。1階のキューブに対して1.2m北にずれ、庇を1.2m跳ね出し、その下に駐車場を確保した。 南東の景色を望むなら、限界まで東へも寄りたい。東の擁壁には荷重を掛けず、階段部分を宙に浮かすことを考えた。街の傾斜にそって、コンクリートキューブを北に、東にずらし、慎重に積み上げたのだ。 2階には、用途を限定しない空間がある。P室と名付けられたが、ここにはテレビを置かない。その存在感に支配されない為である。柔らかな日差しの下で本を読んだり、雨だれを眺めながら音楽を聞いたりする空間だ。 バルコニーにでれば、コンクリート壁に穿たれた開口から素晴らしい眺望を得ることができ、更に、外からの視線を気にせず、自然を感じることが出来る。また、深い庇は、夏の直射を防ぎ、冬の陽光は遮らないよう設計されている。言わばコンクリートの縁側。 庇の作り出す中間領域が豊かな内部空間を生む。これは日本古来からの手法である。西隣にある視聴覚室は、映画を観たりする部屋で、東にはピアノ室。常に用途が明確になっているのだ。 効率、便利が求められる世の中である。建築も勿論類に漏れない。しかし、決めると言う事は、他の可能性を捨てる事である。住まい手の「豊か」と「大切」を見つけ出し、空間化出来たのではないかと思っている。
作品名 | 高台の家 -坂のある街- |
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ジャンル | 郊外住宅,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 兵庫県 |
坂のある街に建つコンクリート打ち放し住宅
30代のクライアントは、はたと困ったそうだ。「私達は何処に住みたいの?」。 様々な敷地を見て、ようやく坂のある街が好きだと気付いたという。台風の多い沖縄は、RCの住宅も多い。学生時代を沖縄で過ごした夫は、RC打ち放しのマンションで暮らした。光が壁に当たる様をみて、その美しさを知ったそうだ。この2つのが、この計画の両輪となっている。 敷地は昭和47年に開発された南向きの山腹にある。開発の際は切土盛土を繰り返すのが一般的だが、最上部に近い為か全てが非常に硬い岩盤だった。東には3~4mの段差があり、特に南東の景色が素晴らしかった。 1階は各個室と水回り、そしてダイニング・キッチンのみとした。2階はプライバシーを確保するため、出来るだけ北側に寄せ、北は閉じている。1階のキューブに対して1.2m北にずれ、庇を1.2m跳ね出し、その下に駐車場を確保した。 南東の景色を望むなら、限界まで東へも寄りたい。東の擁壁には荷重を掛けず、階段部分を宙に浮かすことを考えた。街の傾斜にそって、コンクリートキューブを北に、東にずらし、慎重に積み上げたのだ。 2階には、用途を限定しない空間がある。P室と名付けられたが、ここにはテレビを置かない。その存在感に支配されない為である。柔らかな日差しの下で本を読んだり、雨だれを眺めながら音楽を聞いたりする空間だ。 バルコニーにでれば、コンクリート壁に穿たれた開口から素晴らしい眺望を得ることができ、更に、外からの視線を気にせず、自然を感じることが出来る。また、深い庇は、夏の直射を防ぎ、冬の陽光は遮らないよう設計されている。言わばコンクリートの縁側。 庇の作り出す中間領域が豊かな内部空間を生む。これは日本古来からの手法である。西隣にある視聴覚室は、映画を観たりする部屋で、東にはピアノ室。常に用途が明確になっているのだ。 効率、便利が求められる世の中である。建築も勿論類に漏れない。しかし、決めると言う事は、他の可能性を捨てる事である。住まい手の「豊か」と「大切」を見つけ出し、空間化出来たのではないかと思っている。
作品名 | 高台の家 -坂のある街- |
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ジャンル | 郊外住宅,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 兵庫県 |
坂のある街に建つコンクリート打ち放し住宅
30代のクライアントは、はたと困ったそうだ。「私達は何処に住みたいの?」。 様々な敷地を見て、ようやく坂のある街が好きだと気付いたという。台風の多い沖縄は、RCの住宅も多い。学生時代を沖縄で過ごした夫は、RC打ち放しのマンションで暮らした。光が壁に当たる様をみて、その美しさを知ったそうだ。この2つのが、この計画の両輪となっている。 敷地は昭和47年に開発された南向きの山腹にある。開発の際は切土盛土を繰り返すのが一般的だが、最上部に近い為か全てが非常に硬い岩盤だった。東には3~4mの段差があり、特に南東の景色が素晴らしかった。 1階は各個室と水回り、そしてダイニング・キッチンのみとした。2階はプライバシーを確保するため、出来るだけ北側に寄せ、北は閉じている。1階のキューブに対して1.2m北にずれ、庇を1.2m跳ね出し、その下に駐車場を確保した。 南東の景色を望むなら、限界まで東へも寄りたい。東の擁壁には荷重を掛けず、階段部分を宙に浮かすことを考えた。街の傾斜にそって、コンクリートキューブを北に、東にずらし、慎重に積み上げたのだ。 2階には、用途を限定しない空間がある。P室と名付けられたが、ここにはテレビを置かない。その存在感に支配されない為である。柔らかな日差しの下で本を読んだり、雨だれを眺めながら音楽を聞いたりする空間だ。 バルコニーにでれば、コンクリート壁に穿たれた開口から素晴らしい眺望を得ることができ、更に、外からの視線を気にせず、自然を感じることが出来る。また、深い庇は、夏の直射を防ぎ、冬の陽光は遮らないよう設計されている。言わばコンクリートの縁側。 庇の作り出す中間領域が豊かな内部空間を生む。これは日本古来からの手法である。西隣にある視聴覚室は、映画を観たりする部屋で、東にはピアノ室。常に用途が明確になっているのだ。 効率、便利が求められる世の中である。建築も勿論類に漏れない。しかし、決めると言う事は、他の可能性を捨てる事である。住まい手の「豊か」と「大切」を見つけ出し、空間化出来たのではないかと思っている。
作品名 | 高台の家 -坂のある街- |
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ジャンル | 郊外住宅,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 兵庫県 |
坂のある街に建つコンクリート打ち放し住宅
30代のクライアントは、はたと困ったそうだ。「私達は何処に住みたいの?」。 様々な敷地を見て、ようやく坂のある街が好きだと気付いたという。台風の多い沖縄は、RCの住宅も多い。学生時代を沖縄で過ごした夫は、RC打ち放しのマンションで暮らした。光が壁に当たる様をみて、その美しさを知ったそうだ。この2つのが、この計画の両輪となっている。 敷地は昭和47年に開発された南向きの山腹にある。開発の際は切土盛土を繰り返すのが一般的だが、最上部に近い為か全てが非常に硬い岩盤だった。東には3~4mの段差があり、特に南東の景色が素晴らしかった。 1階は各個室と水回り、そしてダイニング・キッチンのみとした。2階はプライバシーを確保するため、出来るだけ北側に寄せ、北は閉じている。1階のキューブに対して1.2m北にずれ、庇を1.2m跳ね出し、その下に駐車場を確保した。 南東の景色を望むなら、限界まで東へも寄りたい。東の擁壁には荷重を掛けず、階段部分を宙に浮かすことを考えた。街の傾斜にそって、コンクリートキューブを北に、東にずらし、慎重に積み上げたのだ。 2階には、用途を限定しない空間がある。P室と名付けられたが、ここにはテレビを置かない。その存在感に支配されない為である。柔らかな日差しの下で本を読んだり、雨だれを眺めながら音楽を聞いたりする空間だ。 バルコニーにでれば、コンクリート壁に穿たれた開口から素晴らしい眺望を得ることができ、更に、外からの視線を気にせず、自然を感じることが出来る。また、深い庇は、夏の直射を防ぎ、冬の陽光は遮らないよう設計されている。言わばコンクリートの縁側。 庇の作り出す中間領域が豊かな内部空間を生む。これは日本古来からの手法である。西隣にある視聴覚室は、映画を観たりする部屋で、東にはピアノ室。常に用途が明確になっているのだ。 効率、便利が求められる世の中である。建築も勿論類に漏れない。しかし、決めると言う事は、他の可能性を捨てる事である。住まい手の「豊か」と「大切」を見つけ出し、空間化出来たのではないかと思っている。
作品名 | 高台の家 -坂のある街- |
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ジャンル | 郊外住宅,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 兵庫県 |
異なる5つの中庭を持つコテージハウス
この住宅は周辺環境からの恩恵を感じつつ、自らがそれを制御する事で周辺に依存した環境と周辺から自立した環境の両方の性質を持つ。 変形八角形の居間に接続させるように各個室をそれぞれ8畳分のボリュームの中に納める。その時に生まれた隙間通しを格子でつなぐことで各個室のそれぞれの中庭を作り出すことができる。 その中庭があることでそれぞれの用途を持ち合わせることができ、中庭に面する部分に窓を設け、対角に風を抜くことができる。さらに格子は外部とのつながりを閉ざすことなく、防犯性に優れている。
作品名 | 開花の家 |
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ジャンル | 郊外住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,無垢・自然素材 |
所在地 | 愛知県稲沢市 |
軽井沢の森に佇む山荘です。
軽井沢の森に佇む山荘です。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! http://ameblo.jp/atelier137/theme-10085018782.html
作品名 | 041軽井沢Mさんの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,平屋,別荘 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 236m2 |
軽井沢の森に佇む山荘です。
軽井沢の森に佇む山荘です。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! http://ameblo.jp/atelier137/theme-10085018782.html
作品名 | 041軽井沢Mさんの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,平屋,別荘 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 236m2 |
角地に向かって開きつつ、ルーバーでプライバシーは確保
約80m2(24坪)の土地に、駐車スペースも確保しなければならない厳しい敷地条件の中、 南側の角地方向に開くことで光や風を取り入れ、ルーバーによってアイレベルの視線はブロック。角地に対して、“遮りつつ開く”表情を持った住宅です。 テラスは、外部にあるもうひとつの居間。車は屋根無しで道路に対して平行駐車とし、小さいながらも囲われたテラスを取ることが出来ました。 全体のフォルムは、斜線制限に沿って上がっていく片流れの屋根。最も高くなる部分はロフトとして有効活用。内部は構造あらわしとして、天井高を出来るだけ高く確保しつつ、床懐を最小限に抑え、厳しい斜線制限もクリアしています。無駄は徹底的に排除していますが、単にコンパクトに空間を詰め込むだけでは息苦しくなってしまうので、細長いスリット状の吹抜やナナメの天井により、空間的な“ゆとり”の部分も生み出しています。 また、1階は収納やカウンターなどのしつらえを細かく考えた設計としていますが、2階は対照的にフリースペースとし、家族構成の変化に対応出来るプランとしています。
作品名 | 綱島FS邸<角地に開いたコンパクトな家> |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,シンプル・ミニマル,無垢・自然素材 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
設計から完成迄の期間 | 1年半 |
間取り | 2LDK+ロフト |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 塗装ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | 珪藻漆喰土 |
床 | フローリング |
構造 | 木造在来工法 |
敷地面積 | 約80m2 (24坪) |
延床面積 | 約77m2(23坪)+ロフト約9m2(3坪) |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
ロケーション | 住宅街 |
構造設計 | SIGLO建築構造事務所 |
施工者 | 栄港建設 |
写真の撮影者 | 設計者 |
角地に向かって開きつつ、ルーバーでプライバシーは確保
約80m2(24坪)の土地に、駐車スペースも確保しなければならない厳しい敷地条件の中、 南側の角地方向に開くことで光や風を取り入れ、ルーバーによってアイレベルの視線はブロック。角地に対して、“遮りつつ開く”表情を持った住宅です。 テラスは、外部にあるもうひとつの居間。車は屋根無しで道路に対して平行駐車とし、小さいながらも囲われたテラスを取ることが出来ました。 全体のフォルムは、斜線制限に沿って上がっていく片流れの屋根。最も高くなる部分はロフトとして有効活用。内部は構造あらわしとして、天井高を出来るだけ高く確保しつつ、床懐を最小限に抑え、厳しい斜線制限もクリアしています。無駄は徹底的に排除していますが、単にコンパクトに空間を詰め込むだけでは息苦しくなってしまうので、細長いスリット状の吹抜やナナメの天井により、空間的な“ゆとり”の部分も生み出しています。 また、1階は収納やカウンターなどのしつらえを細かく考えた設計としていますが、2階は対照的にフリースペースとし、家族構成の変化に対応出来るプランとしています。
作品名 | 綱島FS邸<角地に開いたコンパクトな家> |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,シンプル・ミニマル,無垢・自然素材 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
設計から完成迄の期間 | 1年半 |
間取り | 2LDK+ロフト |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 塗装ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | 珪藻漆喰土 |
床 | フローリング |
構造 | 木造在来工法 |
敷地面積 | 約80m2 (24坪) |
延床面積 | 約77m2(23坪)+ロフト約9m2(3坪) |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
ロケーション | 住宅街 |
構造設計 | SIGLO建築構造事務所 |
施工者 | 栄港建設 |
写真の撮影者 | 設計者 |
向洋の家
広島市郊外の住宅街に建つ平屋の住まいです。 建築主は仕事の引退を機会に、畑として利用していた土地に、老後の住まいを建てることに。 住まいの希望としては、夫婦2人が暮らせ、植栽を育てることを楽しめる家としたい。 将来雑貨屋にもなり、ギャラリーやワークショップができる大きな空間があり、大きなテーブルを家の真ん中に置きたい、ということでした。 そのような希望から、住まいの外に並木道がある家を提案しました。 建物の外に、家と繋がる幅広い土間をつくり、その土間の中や周囲に草花や木を植えることで、小さな並木道がある住まいです。 並木道は住まいと円形に繋がっています。 また、元々あったミモザの木に愛着があるとのことで、それを生かした計画としています。 敷地の道路側に広がる眺望、南面からの採光と、隣地からのプライバシーのバランスを考え、建物配置を少し斜めに配置しています。 人が集まることを考え、キッチンはオープンに。 書斎も建具を開けるとリビングダイニングと一体になり、広く使えるようになっています。 建築後、近くに住む建築主の父や母、お子さんなど、皆が集う家となっているそうです。 これから、植物の成長とともに、住まいの様子も変化することを楽しみにしています。
向洋の家
広島市郊外の住宅街に建つ平屋の住まいです。 建築主は仕事の引退を機会に、畑として利用していた土地に、老後の住まいを建てることに。 住まいの希望としては、夫婦2人が暮らせ、植栽を育てることを楽しめる家としたい。 将来雑貨屋にもなり、ギャラリーやワークショップができる大きな空間があり、大きなテーブルを家の真ん中に置きたい、ということでした。 そのような希望から、住まいの外に並木道がある家を提案しました。 建物の外に、家と繋がる幅広い土間をつくり、その土間の中や周囲に草花や木を植えることで、小さな並木道がある住まいです。 並木道は住まいと円形に繋がっています。 また、元々あったミモザの木に愛着があるとのことで、それを生かした計画としています。 敷地の道路側に広がる眺望、南面からの採光と、隣地からのプライバシーのバランスを考え、建物配置を少し斜めに配置しています。 人が集まることを考え、キッチンはオープンに。 書斎も建具を開けるとリビングダイニングと一体になり、広く使えるようになっています。 建築後、近くに住む建築主の父や母、お子さんなど、皆が集う家となっているそうです。 これから、植物の成長とともに、住まいの様子も変化することを楽しみにしています。
片側採光のテナントリノベーション
本計画は、片側採光のオフィステンナントビルの3階 の改修です。 オフィステナントビルでは、よくある道路面に対して のみ開口部がある片側採光のテナントです。 このテナントの中で、打ち合わせ室や、事務室などの 区画割すると、どうしても、奥の部屋は採光が得られず 暗くなってしまいます。 そこで、頻繁には使用されない打ち合わせ室をトンネルの ようなデザインとして光のトンネルを作くりました。 このことにより、奥の部屋まで自然光ととりいれるとともに 打ち合わせ室そのものが、印象的なモニュメントとなります。 採光ととりつつ、オフィスでありながらオフィスの概念を 取りはらう内装デザインは働くスタッフも来店されるお客様の 心を豊かにするでしょう。
作品名 | 草津のオフィス |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,オフィス,医院・クリニック |
所在地 | 滋賀県草津市 |
やわらかな曲線をつかった家
~やわらかな家~ 本計画は、新しく開発された分譲地の計画で、周囲は新しく 建てられた住宅が立ち並ぶ区画です。 計画段階からクライアントとの打ち合わせを繰り返していく中 で感じたキーワードは『やわらかな光につつまれた空間』でした。 そこで、光を柔らかく取り入れ、曲線を多用し光に包まれるよう な空間ができないかと考えました。 空間を単調に区画割し、薄壁で間仕切られた開口部はアーチ型に することで視線の抜けや軽快でリズムカルになるような空間とし ています。入隅や出隅などに曲線を用い縦に伸びた大開口窓から 差し込む光は空間をやわらかく包み込んでくれます。 新しく建ち並んだ分譲地にひっそりとたたずむ建物は、時間と共 に変化する光とアクセントの曲線がふれあうことで独特な陰影を つくりだし、アーチ型の開口をくぐり抜けると、非日常空間へと 導いてくれるでしょう。
やわらかな曲線をつかった家
~やわらかな家~ 本計画は、新しく開発された分譲地の計画で、周囲は新しく 建てられた住宅が立ち並ぶ区画です。 計画段階からクライアントとの打ち合わせを繰り返していく中 で感じたキーワードは『やわらかな光につつまれた空間』でした。 そこで、光を柔らかく取り入れ、曲線を多用し光に包まれるよう な空間ができないかと考えました。 空間を単調に区画割し、薄壁で間仕切られた開口部はアーチ型に することで視線の抜けや軽快でリズムカルになるような空間とし ています。入隅や出隅などに曲線を用い縦に伸びた大開口窓から 差し込む光は空間をやわらかく包み込んでくれます。 新しく建ち並んだ分譲地にひっそりとたたずむ建物は、時間と共 に変化する光とアクセントの曲線がふれあうことで独特な陰影を つくりだし、アーチ型の開口をくぐり抜けると、非日常空間へと 導いてくれるでしょう。